風まかせ~

自分で歩いて得た季節のきまぐれ情報です。気が向いたときに写真付きで時々出します。

北本自然観察公園周辺の野草と花(9)

2018-04-27 | 自然
ニセアカシア(ハリエンジュ) マメ科ハリエンジュ属の落葉低木。明治期に輸入された当時はアカシアと呼んでいました。後に本来のアカシア(ネムノキ亜科アカシア属)の仲間が輸入され、区別するためにニセアカシアと呼ぶようになりました。繁殖力が旺盛で植生を変えてしまうことから環境省の特別要注意外来植物に指定されています。   よく似た花ホウチャクソウとアマドコロ、ナルコユリ ホウチャ . . . 本文を読む

北本自然観察公園周辺の野草と花(8)

2018-04-26 | 自然
       ヤマフジ(野フジ)    フジ(ノダフジ)とヤマフジの違いは蔓の巻き方にあるようです。フジが右巻きに対してヤマフジは木などに左巻きで絡みます。      キンラン、ギンラン、ササバギンラン    これ等のランは生育にはラン菌の存在が必要条件です。ラン菌がないと衰弱していつかは枯れて無くなってしまいます。    ラン菌の発生環境は良くわかっていないらし . . . 本文を読む

なんじゃもんじゃの木(ヒトツバタゴ)

2018-04-25 | 自然
鴻巣市原馬室(北本市高尾との境界付近)にまるで雪が降り積もったように白い花が咲いているなんじゃもんじゃの木がありました。 モクセイ科ヒトツバタゴ属の木です。同じモクセイ科のトネリコ(別名タゴ)に似ていますが、トネリコが複葉に対しこの木は単葉なので「一ッ葉タゴ」と呼ばれています。 別名「なんじゃもんじゃの木」ですが「なんじゃもんじゃ」と名付けられた植物には他にニレ、クスノキ,イヌザクラ、ボダイジ . . . 本文を読む

北本自然観察公園周辺の野草と花(7)

2018-04-24 | 自然
     ミズキ    小さい花が扇状に広がる雑木林でひときわ目につく白い花。春先に枝を切ると水が滴り落ちる様子が名前の由来らしいです。          ハナイカダ    北海道南部~九州の丘陵から山地の林内や湿地に生育する葉の葉脈に花をつける珍しい木です。      コマユミ    ニシキギに花も実もそっくりなコマユミ。ニシキギとの見分け方は枝にコル . . . 本文を読む

牡丹(ボタン)

2018-04-23 | 自然
中国が原産の牡丹は日本をはじめとしたアジア地域では古くから「花の王様」と呼ばれ親しまれてきました。 原産国の中国では紀元前2世紀頃から薬用として栽培されていました。その後、5世紀頃から花が観賞されるようになり日本へは空海によって平安時代にもたらされたとされています。 ボタン科ボタン属の落葉低木です。よく似た花にシャクヤクがありますが、シャクヤクはボタン科の多年草です。 西新井大師牡丹園に . . . 本文を読む