足利織姫神社は栃木県足利市に鎮座する縁結びの神様として知られているパワースポットです。
足利は中世(鎌倉・室町時代)に活躍した源氏系のあしかがしょう「足利荘」です。古代末には藤原秀郷系の足利氏も活躍していました。足利尊氏は室町時代に京都に室町幕府を開き日本を治め、また幕府は「足利学校」を興隆に導きました。
古代の足利は東大寺や伊勢神宮へ織物を納めていたという記録もあります。中世後半では足利織物の生産量は鎌倉の関東公方家、三河の足利一族、京都の足利将軍家の需要を背景に高まり、江戸時代には「足利織」として全国に知れ渡り、明治中期以降は絹織物が盛んになり世界に輸出される様になりました。昭和戦前期に絹紡糸を入れた柄模様の「足利本銘仙」が日本中の女性を魅了したそうです。国登録有形文化財「織姫神社」の社殿はこの時期(1937年)に建てられました。
1200年の機場としての歴史を持つ足利に機織りの神社がない事に気づいた当時の足我が藩主・戸田忠利が伊勢神宮が管轄していた神社の織師と織姫の二神を八雲神社に合祀しました。その後遷宮を重ね昭和12年5月に新社殿が現在地に完成、平成16年に国登録有形文化財に指定されました。
神社第一鳥居
正面 男坂229の階段の先に本殿があります。
国指定有形文化財の社殿
愛の鐘(二人で鐘くと幸せになるとか)
足利市街地の展望
男坂を上から見る
縁結び坂(女坂) 七色の鳥居が有ります。七つの縁を結ぶ道です。
紫色 経営の縁
赤色 人の縁
若草色 学業の縁
緑色 知恵の縁
黄色 健康の縁
青色 人生の縁
朱色 仕事の縁
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