似たような花で白い花のシロツメクサと赤い花のアカツメクサ(ムラサキツメクサ)が有ります。
どちらもマメ科トリフォリウム属の植物です。
でも、ツメクサは花の色だけで区別するような単純な違いではありません。
シロツメクサは花の塊の下に長い柄があるのに対し、アカツメクサは花の塊の下にすぐ葉があります。
稀にアカツメクサの中に白い花が混じっているようですがこれは「シロツメクサ」では . . . 本文を読む
ヘクソカズラ(屁糞葛)はアカネ科ヘクソカズラ属の蔓性の多年草で至る所に生えている雑草です。
葉や茎に悪臭があることから付けられた名前で平安時代から「糞カズラ」と呼ばれていたようです。
別名に「サオトメバナ(早乙女花)」があります。早乙女の傘に見立てたもので、匂いがなければきっとこの名前が正式になっていたことでしょう。
よく見ると名前とはかけ離れたかわいい花だと思いますが・・・ . . . 本文を読む
クサギ
2018-07-25 | 自然
クサギ(臭木)はクマツヅラ科クサギ属の落葉低高木です。
木や葉の薬品臭から臭い木→臭木の名前が付きました。花からも匂いが出るようでこの暑い時期、花の咲いている周りは独特の香りでむせ返ります。
特に今年は酷暑が続いていてその傾向が著しいようです。
暑くなった時期が早いせいか花の咲き方も、早くも盛期が過ぎているようです。
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アキノタムラソウは草丈30~50cmのシソ科アキギリ属の多年草です。
タムラソウの名前の由来はよく判らない様です。「秋の」が付いていますが梅雨時から初秋迄咲いています。
同属に「ハルノタムラソウ」や「ナツノタムラソウ」などがあり紛らわしい植物といえます。
春や夏のタムラソウは関東地方では分布していない様ですが、以前武蔵丘陵森林公園の林の中で珍しい「ケナツアキノキリンソウ」が自 . . . 本文を読む
キツリフネはツリフネソウ科ツリフネソウ属の植物です。
夏から秋にかけて咲く花は花弁状の愕と唇形の花びらを持ち距が長く筒状なっているツリフネソウに似ていますが、黄色い花と後ろに伸びた距の先が巻かずに垂れることと葉の下から細い花序が伸びて黄色い花が吊り下がるように咲くことがツリフネソウとの明確な相違点です。
水辺などのやや湿ったところの湿地帯に群生します。
現在、 . . . 本文を読む