稲田 多佳子 (著) “何度でも食べたい、ずっと作り続けたい”まいにちの焼き菓子と特別な日のケーキ より。
稲田氏の本は 主婦と生活社から2004年4月から2006年5月の間に出た 同じように(だが違う)長いタイトルのもの3冊を持っている。
先日「レモンアニスクッキー」を作ったのだが、それにはレモンの皮を半分しか使わなかった。レモンに傷をつけてしまったので傷むまえに使いたい。それで残りの皮半分と果汁を使うべく選んだのがこのレシピ。レシピにレモンの皮は入っていなかったけれど、クリームに入れちゃいました。
瓶入りのレモン果汁と違い、もったいないからとごりごり搾った果汁には果肉も混じって、とても爽やかなクリームになった。クリームはカスタードクリームにレモン果汁を加えさらに泡立てた生クリームを混ぜるレシピだ。なんちゃってじゃないほんまもんのカスタードクリームです。そう、卵黄。
余った卵白はどうなったのか?というと、それはスポンジ生地に加えてあるところが使いきり仕様で嬉しい。ちょっとスポンジが白っぽいのはそういう理由です。
このスポンジ生地はビスキュイ(別立て)だ。卵黄と砂糖を泡立て、牛乳とサラダ油を混ぜてから薄力粉を混ぜる。そこに別のボウルで泡立てたメレンゲを加えて均一にしたら型に流して焼く、というもの。
過日は稲田氏の別の本から「緑茶スフレロール」を作ったけど、それはスフレ生地だ。メレンゲを混ぜるのは同じだけれど、卵黄や薄力粉の扱いが違う。色々あるもんです。
カスタードクリームにレモン果汁を加えたら緩くなったうえに、生クリームの泡立ても緩めになってしまい、ゆるゆるのロールケーキになってしまった。
美味しいけどね!
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