本高砂屋のどら焼きや金鍔・銀鍔をいただいた。 たいそうおいしかった。
しかし今日の本題はその包装紙。
篆書? レトロで洒落たデザインだ。
ちょっと調べてみたら、本高砂屋のHPに説明があった。 → ★
綿貫宏介氏のデザインなんだそうだ。
書が特徴かと思いきや、洋菓子用にはアルファベットをデザインしたパッケージもあるし、
和風だけでなくいろいろできる方なんだ、と感心する。
本高砂屋では何種類かの包装紙を用意してあるそうだ。 これは和菓子用とか。 → ★
綿貫氏が手広く仕事をしておられる方だというのは検索をかけたらすぐに分かることなのだが、
氏自身のHPが見当たらないのが、ちょっと残念。
それで、とにかく心に引っかかるのは、この包装紙に書かれていることが読めそうで
読めなかったりするところなのだ。
わたしには書に対する素養が大いに足らない。
手持ちで読んだことのあるのは、白川静氏著書数冊と、落合淳思『甲骨文字の読み方』。
今回 甲骨文字の本をつい真剣に再読してしまって、少しは読めるようになったような気にはなったが、
しかしこれは甲骨文字の本で、読みたい文字とは少々違う。
それでも甲骨文字の本と照らし合わせてこの包装紙の字のいくつかは解読できたと思うのだが、
まだ読めないものがいくつもある。
家にある図録に散氏盤の写真が載っていて 現在の漢字に書き下したものも載っているので見てみたが、
これは金文で、甲骨文字ともこの包装紙の字とも少し違う。
こうなると、少なくとも包装紙の字だけでもどうしても読めるようになりたくなってくる。
そのためには篆書の本をいくつか読まなければだめだ、と思った。
↑ 庭のリコリス‘ホウディシェリー’。 秋ですなぁ。
閑話休題、
それで、どの本を読んでちゃんと読めるようになった、とかいう話をアップできれば
よかったのだが、まだ本も頼んでいない、という。
すみません。