風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

個人練習

2017年12月13日 | 詩吟
月に1回の個人練習は、これで三度目。

個人宅を提供していただいて、男女一人ずつの二人のお稽古は、超初心者なので、本当は、同性同士のほうが音が取りやすいのだけれど、それは、仕方がない。

今日は、男性の音の高さについて、試行錯誤をしました。

かなり低音なので、オクターブ高い音ということを承知で、練習です。

それまでは、うかうかとご本人の申告通りの音程で、やっていると、何か違うと感じました。

音程が取りにくいのは、初心者だからではなく、オクターブの違いを耳で感じていたからかもしれません。
なんだか、こそばゆいような齟齬感があったようです。
言われるままに行動しながらも、ちょっとしたことを、感じ取る力があったということ。



オクターブ下の音を出して、高さ調べをすると、面白いことがわかってきました。
どうも、違うなぁ。。。と、あれやこれやと試しました。
時間切れになったので、次回は、徹底的に高さを探さねば。
最初にすべきことだったのに。


それにしても、ご自身は「低い声で、音感がよくない」と思いこんでいるのに、今日は、大山の七の高い音が出しやすくなったのが、収穫です。

低いと思いこんでいる人は、「七」のおとをだすのに、喉を締めがちで、伸びやかに出ない人が多いのに。

その代わり、男性なのに、低音が出しにくいのは、やはり、音の高さの特定を急がねば。

音感が良くても、自分の高さでは無い音程で、初めて、詩吟を習うのは、やはり、かなり難しい。
ある程度掴むまでに、悪い癖が付いてしまいそうです。
危ういところで、SOSを発信して、個人練習の道を試みようとされたのは、正解だったと思います。

私自身も、宿題として、あれこれ試してみたいことが出てきました。

さて、次回は、もう年が明けています。

来年は、自作の俳句の吟詠にも、女性のほうは、挑戦です。わくわく。




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