風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

語学研修

2005年11月30日 | チンゲル亭裏日記

サラン先生、チメグバータル先生ご夫妻は、モンゴル語を通じて知り合いになった方たちです。
日本にいるとき、サラン先生の今すぐに使える楽しい授業をしていただきました。その方法は、SAVE THE CHILDRENで子どもたちと接しているときに同じようにしていることに気が付きました。

チメグバータル先生は、週に1回モンゴル語を教えていただいていますが、分かりやすく今、先生たちが会話で使っている言葉を教えてくださいます。

今、モンゴルで生活する人にとって、文法よりも余分な単語の数を増やすことより、少ない単語で生活に必要な表現を今覚えて今使うことが大切です。

次に配属される方たちが、このような先生に教えていただくことがどれだけ力になるかを考えたら、得がたい先生だと思います。
わたしの立場で、推薦しモンゴルJICAがそれを受けて教師の選択に動くかどうかは分かりませんが、ぜひ、お願いしたい。
といっても、わたしには配属直前のオリエンテーリングに続く、語学研修は関係が無いのですが。。。

多分このような教え方は、報告書にするとしたら、簡単に少ないページで終わるでしょう。
わたしたちが、この春受けた研修は、モンゴル語をこの先も勉強するものにとっては基礎をしっかり固めるものだったかもしれません。
そして報告書にするとしたら、字数も稼げるし、数字であらわすにしても良い結果が出ることでしょう。
それは、教える側にとって良い評価を得る報告書を書くための教え方であり、現場にいなくて体温を感じていない人には、目を引くものになるでしょう。
これから街に出て生活をする者にとっては、果たしてどうなのでしょうか。

今ここにいる私たちには関係の無いことですが、次に来る人たちへ、直ぐに使えるモンゴル語の会話を教えてくれる先生をどうか選んであげてください。
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