風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

第5回グローバル全国吟詠コンクール大会

2013年07月21日 | 詩吟
第5回グローバル全国吟詠コンクール大会 第2回関東地区予選

三鷹駅前の武蔵野券\劇場にて開催されました。

東京芦孝会からも多数エントリーして、優秀な成績を収めました。

壮年の部では、優勝 他入賞多数 
成年の部では、準優勝 入賞1名
和歌の部では、準優勝、三位



 

    東京芦孝会ここにあり!でした。




さて、わが夢組の期待の新人は、惜しくも入賞を逃しました。


彼女の不安、興奮が私のかつての経験から手に取るようにわかるので、今日は、一日付き添い役をすると決めていました。

案の定、一足先に着いていた彼女は、芦孝会会員同胞の情報を得たのは良いのですが、じたばたが始まっていました。

あれだけ、完璧に覚えて不安なく吟詠できていたのに、詩のメモをもって登壇するとテキストをもってもがいていたのです。

あれこれ、話をしながら、コピーを取りに行きかけたりしたのですが、コンビニが少々遠いと聞いて、どうしようと迷うくらいでしたから、持たない方向で話を進めました。

あれだけ練習したのだから、自分を信じていきましょうよ、と。
そして、練習場で、コンダクターではなく伴奏曲の出だしだけを聞いて、練習をしました。
一度は、突っかかりながら、いつもの彼女でした。

大丈夫、大丈夫と言い続けて、投げかけられた波紋を収めました。

発表される壮年の部の吟を聞きながら、不安と闘っている彼女は、それでも、何とかメモを持たないで、吟じると思いを定めました。

主婦をしながら、がけっぷちに立たされることはあったでしょうから、持ち前の、頑固さと真っ正直さと、決めたら素直に応じるという面白い性格が、功を奏したのかな。

開会から3時間ほどで、やっと、彼女の番が来ました。休憩の後の1番目だったので、マイクの位置の確認をコンクールに数多くエントリーし、今日は、エントリーしながら、会場係りをこなしているお仲間でマイクに慣れた方に助言を受けることができました。
それだけでもちょっと気持ちを軽くしての吟詠でした。

初めてのコンクールに、予想以上の吟をなさいました。カンペを持たないで、頑張ったことが、これから先どれだけの自信につながるのか計り知れないものがあります。

優勝狙いの人が持つカンペと、初めて出場の初心者が持つカンペとは、大きな隔たりがあり、受ける印象も違います。
その緊張のプレッシャーに、よくつぶされなかったと、我が夢組の娘ながら、誇りに思いました。

なかなか、練習通りの吟をするのは難しいのです。

            よかった、よかった




今日の経験を踏まえて、これからの彼女は詩吟への取り組みをどう組み立てていくのかなぁ?










会のあとは、大会役員を除いたメンバーで、優勝者の祝勝会へと、酒好きと酒の雰囲気好きが集まって、近くのレストランへ。

今日は、イタリアンだったので、あろうことかケーキなどを注文したりして、居酒屋とは違った雰囲気の祝勝会でした。

今日は、とても気分が良くて、ソフトドリンク派の私でも、ちょっとだけワインを頂きました。
ソフトドリンクだけでも、口は滑らかになる私ですが、飲む人から見ると有りえないほどほんのちょっとのアルコールでも、さらに滑らかになり、言いたい放題でした。
ご勘弁。

それぞれが、それぞれの立場で、苦労を強いられていますが、そのことを酒が入るとどうしても愚痴として出てしまうようです。

それをなだめるのも、増長するのも酒でありました。

言いたい放題を黙って許してくださる方たちへありがとう!



             ~乾 杯~


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