風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

お母さん、まっててください

2006年03月06日 | チンゲル亭裏日記

今週末、長女がおばあちゃんに彼と一緒に会いに行ってくれます。
やさしい彼の配慮と、私の心配とそれ以上に長女自身の心配とで、おばあちゃんに会いに行くことになりました。

レンタカーも、セール期間中ということで、思ったよりずいぶん安く借りれたよ!とメールが来ました。

おばあちゃんは、元気なんだから来なくていいと固辞したそうです。
それでも、やはり孫の気持ちには負けたようで、しかも、こんなことが有ったときだからこそ、顔が見たいという長女の言葉にほだされたそうです。

私たちが、モンゴルにいることで、長女に負担をかけたくはないと思いつつ、何かと、頼りにしているのを申し訳ないと思う反面、どんどん心に力をつけていっている娘のことを頼もしく思います。

けれど、頼もしく思う反面、もっと頼りなくていいのよ、彼に彼女は大丈夫と思わせないで欲しいとも思うのです。
俺がいなくちゃと思わせなきゃというところもなくてはと思うのです。
親には見せないところで、あるのでしょうけれど。。。
駆け引きの出来ない娘のことだから、いろんな面で、損をしているのではないかと感じる今日この頃でした。

それにしても、夫は、このことを聞いてどんなにか安心することでしょう。
今にも飛んで帰りたい気持ちを抑えるのに、苦労をしているようです。
夢を見て、うなされたり、とんでもない時間に目が覚めて台所にいるらしい明かりが漏れてきたりしています。
急に、ザザのことを思い出して、「どこに寝ていたっけ?」などとたずねてみたり、「甲斐、ア、いないんだよなぁ。」と、つぶやいてみたり。

いつもと違う行動や、言葉をつぶやく夫を、黙ってみているしかありません。
息子の、母への思いは、どのようなものなのかなぁ。。。
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