10月は,夢松風のメンバーのはじめての昇段試験がやってきます。
入会1年で昇段の資格ありですから、今春の受験でも良かったのですが、夢青葉のときの受験タイミングと同じにしました。
松風は、月に2回の練習をしているのですから、夢組として同じに合わせる必要はなかったのですが、先輩に合わせて秋の受験としました。
締め切りは9月の中央会ですから、まだまだ先なのですが、申し込み用紙を受け取ったので、さっそく、記入してもらいました。
きっちりと保管しておきます。
今日の課題は、芳野懐古 河野鉄塔作 転句の切り回し揺りは、二回目なので、前ほどには手こずりませんでした。
一度ならった記憶は、ちゃんと身の内に残っているものです。
教室を続け練習をを重ねねることで、一つ一つの吟法を柔軟に乗り越えるようになりました。
切り回し揺りのように、松風さんには、覚えにくいものは、無理をせず保留という形が取れるようになったのも、おさらいの仕上がりに完璧をのぞまなくなったということでしょうか。
これは、将来的にどう影響が出てくるのか、わかりません。
未熟のうちに、きっちりとおぼえこませる方式は、拘ってきた割には、結果が出てない気がしてきました。
緩く覚えておいて、次の機会にランクアップする方式は、他の教室で行っている方式。
さて、昇段試験の練習は、それぞれが選んだ詩は、「半夜」と「芳野懐古」
両方とも、平引き揺り上げの吟法があるので、ちょっと挑戦です。二人一緒におさらいができるので、練習には、もってこいでした。
もう一人のメンバーは、最近仕事が始まったので、お休みしています。
お休みに入る前に、1年を経過していましたから、受験資格は、あります。ぶっつけ本番にならない程度に練習ができれば、一緒に試験を受けられるのですが。
仕事は、何よりも優先せねばなりませんから、こればかりは、ご本人のお考え次第です。
今日の、練習はメンバーの都合で、30分遅く始まることがずいぶん前からわかっていました。
それで、ちょっと苦戦をしている、女性にその30分を提供して個人レッスンに充てさせてもらいました。
30分で効果を上げるには、考えました。一つの吟法に焦点を当てて練習をすれば、はっきりと効果のあると感じられる練習になったことでしょうが、まず独吟をしてもらって、今の彼女に必要なことは何かと聞いたら、それよりも、必要なことが見えてきました。
姿勢をただして、腹に力を入れること。しゃべる声は力強く大きい声なのに、それが、吟詠になるとどこかへ行ってしまうのです。
30分では絶対に足りない。わかっているのに、そこに手をつけなければ始まらない私でした。
そして、時間になって到着した松風さんは、ご一緒に練習をなさればと言っていただいたのですが、一緒に練習をしてしまうと、今言ったことを忘れてしまうから、せっかくのお誘いでしたが、お断りして、先に帰ってもらいました。
時間数にしたら、長く練習をしていても、指摘されたことを、反芻する機会を持たないと、自己満足に陥ります。
お仲間と一緒に声を出していると、また、悪い癖に戻ってしまって、頑張っている割には、伸びないのです。
そのことを十分に説明できなかったので、たった30分では、何も得られなかったという思いで帰って行ったかもしれません。
ここが私の柔軟でないところです。
困ったもんだ。せっかく誘っていただいたのだから、残って参加していたら、練習したという満足感はあったでしょうに。
彼女の、上達したいという欲求に見合っただけの練習を一度でもよいから、経験させてあげたいとは思うのだが、個人レッスンには、何かと制約があって、実現していないのです。
まして、夢組メンバーでない人にどれだけ、口を挟んで良い物か、親師範や諸先輩への配慮を欠くことになりはしないかと懸念があります。
何か良い方法は、ないものか。
松風が順調に進んでいるので、つい、余計なことを考えてしまう。
これは、危険。まだ、ゆとりがあるところまでは言ってないんだからね。要注意だよ!
入会1年で昇段の資格ありですから、今春の受験でも良かったのですが、夢青葉のときの受験タイミングと同じにしました。
松風は、月に2回の練習をしているのですから、夢組として同じに合わせる必要はなかったのですが、先輩に合わせて秋の受験としました。
締め切りは9月の中央会ですから、まだまだ先なのですが、申し込み用紙を受け取ったので、さっそく、記入してもらいました。
きっちりと保管しておきます。
今日の課題は、芳野懐古 河野鉄塔作 転句の切り回し揺りは、二回目なので、前ほどには手こずりませんでした。
一度ならった記憶は、ちゃんと身の内に残っているものです。
教室を続け練習をを重ねねることで、一つ一つの吟法を柔軟に乗り越えるようになりました。
切り回し揺りのように、松風さんには、覚えにくいものは、無理をせず保留という形が取れるようになったのも、おさらいの仕上がりに完璧をのぞまなくなったということでしょうか。
これは、将来的にどう影響が出てくるのか、わかりません。
未熟のうちに、きっちりとおぼえこませる方式は、拘ってきた割には、結果が出てない気がしてきました。
緩く覚えておいて、次の機会にランクアップする方式は、他の教室で行っている方式。
さて、昇段試験の練習は、それぞれが選んだ詩は、「半夜」と「芳野懐古」
両方とも、平引き揺り上げの吟法があるので、ちょっと挑戦です。二人一緒におさらいができるので、練習には、もってこいでした。
もう一人のメンバーは、最近仕事が始まったので、お休みしています。
お休みに入る前に、1年を経過していましたから、受験資格は、あります。ぶっつけ本番にならない程度に練習ができれば、一緒に試験を受けられるのですが。
仕事は、何よりも優先せねばなりませんから、こればかりは、ご本人のお考え次第です。
今日の、練習はメンバーの都合で、30分遅く始まることがずいぶん前からわかっていました。
それで、ちょっと苦戦をしている、女性にその30分を提供して個人レッスンに充てさせてもらいました。
30分で効果を上げるには、考えました。一つの吟法に焦点を当てて練習をすれば、はっきりと効果のあると感じられる練習になったことでしょうが、まず独吟をしてもらって、今の彼女に必要なことは何かと聞いたら、それよりも、必要なことが見えてきました。
姿勢をただして、腹に力を入れること。しゃべる声は力強く大きい声なのに、それが、吟詠になるとどこかへ行ってしまうのです。
30分では絶対に足りない。わかっているのに、そこに手をつけなければ始まらない私でした。
そして、時間になって到着した松風さんは、ご一緒に練習をなさればと言っていただいたのですが、一緒に練習をしてしまうと、今言ったことを忘れてしまうから、せっかくのお誘いでしたが、お断りして、先に帰ってもらいました。
時間数にしたら、長く練習をしていても、指摘されたことを、反芻する機会を持たないと、自己満足に陥ります。
お仲間と一緒に声を出していると、また、悪い癖に戻ってしまって、頑張っている割には、伸びないのです。
そのことを十分に説明できなかったので、たった30分では、何も得られなかったという思いで帰って行ったかもしれません。
ここが私の柔軟でないところです。
困ったもんだ。せっかく誘っていただいたのだから、残って参加していたら、練習したという満足感はあったでしょうに。
彼女の、上達したいという欲求に見合っただけの練習を一度でもよいから、経験させてあげたいとは思うのだが、個人レッスンには、何かと制約があって、実現していないのです。
まして、夢組メンバーでない人にどれだけ、口を挟んで良い物か、親師範や諸先輩への配慮を欠くことになりはしないかと懸念があります。
何か良い方法は、ないものか。
松風が順調に進んでいるので、つい、余計なことを考えてしまう。
これは、危険。まだ、ゆとりがあるところまでは言ってないんだからね。要注意だよ!