風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

西方へ

2017年06月01日 | 徒然に日々のことを
6月1日(木)11時半より 同窓会 幹事さんの御尽力により14年ぶりに開催、住所不明の方の探索も大変な労力をもって、行われ、100人の内30人余りの出席で、大盛会のうちに終わりました。

面影のある方、しばらくお話をしてやっと、思いだす方、それぞれでしたが、緩やかに盛り上がりを見せて、皆、満面の笑みでした。

五似ん会のメンバーは、3人の出席、お二人は、それぞれの仕事とお役目で、出席が叶いませんでしたが、夕刻には駆けつけてきて、夕飯を共にしました。

短時間でもやはり、盛り上がったのは、言うまでもなく五似ん会の方です。
それぞれの思いを語りあって、なるほどとひざを打ち、やっぱりこの五人ならではだなぁ。
互いを思いやりながら、厳しい指摘も、暖かい理解もしあいました。
「同朋友有自ずから相親しむ」

思いがけず、川べりの草むらにゆるりと飛ぶ蛍も見ることができました。





もう一つの大きなイベントは、平安神宮の「薪能」鑑賞。
さすが京都、6月というのに、夕暮れになるとダウンを着ていても、冷え込みが厳しかった。
薪の火が、風に吹かれてほんの少しの温かみが届くだけでも、ほっとするくらいでした。

一つの演目ごとに、狂言師がMCの如く登場する初めての方式で、面白おかしく、来年はもう一枚着てご来場をと言っていました。

  今日の演目は、
観世流能  「渠ェ幡」
観世流能  「野宮」合掌留  
大蔵流狂言 「鬮罪人」 
金剛流能  「小鍛冶」




三時には、行列が始まりました。
5時会場の時には、何列にも折り重なった待つ人の列が、整然とゆったりと動きだし、走る人は一人もいなくて、並んだとおりの順番で、席が確保されていきました。
友人の尽力のおかげで、二列目の真ん中の席に座れました。

おかげで、たまさか風の向きで、薪の暖かさを感じ、薪の燃えるかおりがして、情緒たっぷり。



鑑賞後は、友人宅に泊まって、深夜まで、とりとめもなくしゃべり続け、心の洗濯をして、翌日、それぞれ、岡山、東京へと散りました。
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