風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

コンポステラ

2015年05月13日 | 好きなこと
思いついて、「コンポステラ」をブログ内検索してみたら、コンポステラという言葉が入っている日記があっという間に30件も並べられます。
その一番最初の記事は2009年8月9日のライブの記事になっています。

帰国後休止中のブログを再開して間もないころで、いきなりのライブ情報です。
ライブのなかった時期から行っていたはずだから、始めて、この店を見つけたのは、いつのことだったろう?
始めて、お店に行ったときの優しい奥様の姿はすぐに思い出すけれど、いつ?というのがわからない。

行きはじめたころズタボロ状態だった。
奥様の気取らない自然な応対が、いい感じだった。
そして、この店とオーガニック料理と生の音楽がどれだけ、力をくれたことか。
どれだけ、励まされたことか。
オーガニック料理には、やはり何かの力があると思う。

そのころから、この店のファンが増えたらいいなぁと書いてある。



あれやこれやあって、なかなか、お店に行けなくなる時期もあったけど、久し振りに訪れても、ちっとも変りなく接してくれるマスター夫婦に、安堵を覚えたものです。


その、好きが高じて、ある一時期(23年9月から一年間月に1回)は、空き時間に教室として使わせて頂いたことがあります。
これは、秘密練習だったので、ブログでは公開はしていません。
ノートのメモには残っていますが、非公開ページにでも残しておけば良かったなぁ。残念!


コンャXテラのHPをちゃんと見ると、「レンタルスペースとして」の表示があることに気づく。
ライブ情報を確かめるために見ることがあっても、表のページをゆっくり見なかったなぁ。
この表示が始まったのは、いつのことだろう。


詩吟は、声をまき散らすから、あの頃、本当は迷惑をかけていたのかしら。
ちょうど1年で、その教室がおしまいになったとき、実は、マスターたちは、静かになると、ほっとしていたのかもねぇ。
客という立場になると、そのつもりはなくてもいつしか、強気になっていものなのだ。
それを、ゆるりと受けてゆるりとのがしてくれるから、本当のところを取り逃がしているのかもしれない。


あ、そうそう、ライブがお気に入りになって、友達を5人も誘ったのに(トリスタン ホンジンガーと向島ゆり子)、本人が風邪をひいてしまって、初めての人たちだけで参加させてしまって、ご案内もできなかったことがあったなぁ。

それからは、お誘いはしないで、ブログで告知をするだけに変わりました。

この告知を、どれだけの人が見て、感心を持ってくれているのだろうと思って、アクセス解析なるものを珍しく開いてみた。
訪れる人がほんとに少ない(ほぼ一桁、珍しく20人というのが数回、ゼロという日もある)この数では、体制に影響はないね。



一人では寂しいこともあるけれど、お世話下手の私には、自分のペースでのんびり楽しめるのがいい。

そんな場所が、自宅から徒歩圏内にある。贅沢なことだ。



別に頼まれたわけでもないのに、マスターのオーガニック料理を大事にする気持ちを、どう伝えたらよいのかと思う。
世の中、客に媚びる店主が多い中で、黙って、作り続けるマスターの心のうちは、どうなのだろう。


なかなか、一介の客に胸のうちを開いて見せるほど、軟な人ではない。
年代も違うから、余計に感覚が違うだろうし、会話の弾む時は最近、稀にしかない。
口数の少ない、もう少しおしゃべりしようよと思うくらいだ、そこがまた、魅力でもある。


熱く語りすぎる自分とは、対極にいるご夫妻だから、思いをはかりにくい。
私にとって、ある意味ミステリーなお二人なのだ。


それでも、それだから、やはり、また、行きたくなる店だ。





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