風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

今日もゲスト

2017年08月12日 | 詩吟
練習時間を短縮しての、納涼会。
ここでも昇段試験の練習真っ盛り。

いつもながらの、指導者先生の熱心で、緻密なご指導が、続きました。

ここまで、丁寧に指導をなさっても、まだまだ足りない方もいて、延々と特訓が続きました。

私としては、もう十分と思えるその先まで、妥協を許さないご指導には、頭が下がりました。

その会員さんの様子がわかったつもりでいましたが、ここまで、食い下がってやれば短時間でもできるのですねぇ。
もっともその会員さんだからであって、他の方だったら、ここまで食い下がらないと、思います。

それぞれの持前があって、それぞれのノウハウがあって、どなたがいても、すべてつまびらかにする指導法は、あっけらかんとして、潔い。

また、あらたな学びがありました。

「ここまで」と、決める線引きは、それぞれのできる範囲で、それぞれの個性で、また、受ける側の考え方、受け取り方によって、違うのだと思いました。
今日の受ける側は、誰のせいにも、何かのせいにもしない、強さがあり、いつまでもあきらめないところがあり、つい、ほだされて、手助けをしてしまうというところがあります。

それで、一応の成果が得られるまで、時間を延長しながら、特訓が行われました。

先生もご本人も、お疲れ様でした。
それをそばで、見ていて、すっきり納得し、清々しい思いで、帰路に着きました。

あきらめない、きちんと責任を持つという先生と会員さんでした。



体の芯が太くなり、こだわりを捨てて、しなやかになると、もっと、手に入れることのできるものが、増えるなぁ。

足の裏全体で、立つこと、何時も山田先生に言われること。それは、たやすいことでは無いのですが、それができるということは、芯がしっかりしてきたということなのです。

しっかりと大地を捕まえて、すっくと立ち、揺るがない。理想の形、理想の心境。



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