風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ホ<~ー

2004年06月19日 | チンゲル亭過去日記

モンゴル・日本人材開発センター2周年記念事業の公開講座「日本人のためのモンゴル民族音楽講座~ホーミー」に出席しました。

文化大学のオドスレン先生によると、ホーミーは健康によく、決して血圧が上がるようなことはありません。
肺の悪い人は治る。喉の肉がなくなる。ということでした。
夫の、いびきに効くかもしれないなぁ。

そして、更に良いことは、性格を穏やかにやさしく変えることが出来、心を制御できるようになる。感動しながら唄うと更に上達し更に深い感動を味わえるということでした。
驚いたことには、女性もホーミーを歌えるということでした。

ほーみーは、発声の方法により、12種類のかたちがあります。

発声の仕方も教えていただきましたが、丹田に力を入れるということだけが具体的な指示で、あとは、このようにと実例を示されるだけなのです。

そうしたら、隣からホーミーの声がする。マドーチンさんは、ホーミーの声が出るのです。
日本にいたときに、日本人(現在3人が唄える)に教えてもらったとのこと。
驚いた!
彼女は、今馬頭琴も習っているのです。

馬に、ホーミーに、馬頭琴、まるで牧民だと思ったら、実際に草原のゲルに住む友達の仕事の手伝いもやっているというのです。
料理といったものではなく、放牧した馬を集めることができるのです。
そして、よく手伝ってくれるからといって、彼女専用の馬も、あちこちの知り合いのところに用意されているのでした。

マドーチン(馬使い)というニックネームは、まごうことのないものでした!

彼女は、娘の日本での知り合いということでしたから、特別かもしれませんが、お目にかかって、3回目にして家に泊まりに来ませんかとお誘いしたのです。
日本では、ありえないことですから、これはモンゴル・マジックでしょうか。

講座に偶然ご一緒した、日本人のお二人も誘って、家で夕食をすることになりました。

夫がいないのを幸いに、女4人のおしゃべりが延々と続きました。
久しぶりの、女だけのおしゃべりを堪能し、やがて、マドーチンさんと二人に。
またまた、話が盛り上がって、何時だったのだろう眠りに落ちたのは。

しゃべるというのは、私にとって大事な仕事だと思ったことでした。
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