怨因徳彰。 怨みは徳に因りて彰わる。
故使人徳我、 故に人をして我を徳とせしむるは、
不若徳怨之両忘。 徳怨のふたつながら忘るるにしかず。
仇因恩立。 仇は恩によりて立つ。
故使人知恩、 故に人をして恩を知らしむるは、
不若恩仇之倶泯。 仇恩のともに泯(ほろ)ぶるにしかず。
「感謝も怨みも受けぬがいちばん。」
そうは言っても、人を喜ばせたいと思うのです。
それで、一人を喜ばせると、他の人は、怨みを抱くもの。
だから、感謝も怨みも、共に忘れてもらうのが一番だ。
洪自誠は、そう言うけれど、怨みはいらないが、感謝はされたいなぁ。
故使人徳我、 故に人をして我を徳とせしむるは、
不若徳怨之両忘。 徳怨のふたつながら忘るるにしかず。
仇因恩立。 仇は恩によりて立つ。
故使人知恩、 故に人をして恩を知らしむるは、
不若恩仇之倶泯。 仇恩のともに泯(ほろ)ぶるにしかず。
「感謝も怨みも受けぬがいちばん。」
そうは言っても、人を喜ばせたいと思うのです。
それで、一人を喜ばせると、他の人は、怨みを抱くもの。
だから、感謝も怨みも、共に忘れてもらうのが一番だ。
洪自誠は、そう言うけれど、怨みはいらないが、感謝はされたいなぁ。