草上 仁作 「ウンディ」
ウンディとは、異性生物が楽器として使われている世界を舞台にした極上の音楽SF.
生物が楽器?と疑問を持ちながら、読み進むと、こたろうをイメージしてきました。
こたろうは、ひざのうえで、「うんなぁー」と鳴いて、喉をゴロゴロ鳴らすくらいだけれど、ウンディは、人間の手によって、極上の音楽を奏でる。
その結節とは、こたろうの背骨のようなものだろうか。
主人公シロウの持つウンディは、五段階の下から二番目の楽器なのだそうだ。
オーディションに出るとしたら、せめて下から三番目(イレブン)の楽器を使うのだが、シロウの使っているウンディは、下から二番目のセブン(結節の数)は入門用なのだ。
そんな導入部から、引きこまれて、最後まで一気に読んでしまったけれど、伝説のウンディ弾きが出てきて、ラストに至る流れは、圧巻。
体を楽器と言っている私に取っては、私は、ウンディだろうか、それとも奏者だろうかと思いながら、読み進んでいった。
この話、最後にとても上等なオチがある。
ウンディとは、異性生物が楽器として使われている世界を舞台にした極上の音楽SF.
生物が楽器?と疑問を持ちながら、読み進むと、こたろうをイメージしてきました。
こたろうは、ひざのうえで、「うんなぁー」と鳴いて、喉をゴロゴロ鳴らすくらいだけれど、ウンディは、人間の手によって、極上の音楽を奏でる。
その結節とは、こたろうの背骨のようなものだろうか。
主人公シロウの持つウンディは、五段階の下から二番目の楽器なのだそうだ。
オーディションに出るとしたら、せめて下から三番目(イレブン)の楽器を使うのだが、シロウの使っているウンディは、下から二番目のセブン(結節の数)は入門用なのだ。
そんな導入部から、引きこまれて、最後まで一気に読んでしまったけれど、伝説のウンディ弾きが出てきて、ラストに至る流れは、圧巻。
体を楽器と言っている私に取っては、私は、ウンディだろうか、それとも奏者だろうかと思いながら、読み進んでいった。
この話、最後にとても上等なオチがある。