風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

詩吟体操

2021年11月24日 | 詩吟
練習が始まる前に詩吟体操について。

簡単なのですが、奥の深い体操です。
こんなちょっとの体操が、何の意味があるのか、きっといまだにわかっていない人が多いと思っていました。
それでも、すみこがやれっていうもんだから、悪いものではないだろうな。
というくらいの思いなのではないかなぁ。
それでも、やり続けることが、大事であると私は、分かっているから、続いています。

長年にわたって、少しずつ積み重ねてきて、「はい、体操から」と言われるままに、真似をして来て、今になって「だいじなのかも」感じるようになってきたらしい言葉を聞くことが出来ました。
それは、今日の夢松風でのことです。単純にうれしい。

この体操の一番わかりやすいところは、肩甲骨を寄せること。
その次に胸を開くこと。
最後に、分かりにくいのは、ろっ骨を上げること。
ことばではわかっても、いざ、実行するには、とりとめなくて、実感しにくい動きです。

この三点が、詩吟体操をすることで、確実に動いて、腰椎三番に向かって、力が集まっていくことが、大事です。

この表現で、人体力学的に合っているかどうかわかりませんが、私なりに感じた表現です。

私も、少しずつ積み上げてきて、「何だ、これかぁ、簡単じゃない」と思ったことがありました。
ほかにも、「だったら最初からここに持って来てと言ってくれればよかったのに、こんな回り道をさせて」と思いました。
でもね、直接そこに持っていくことはできないのです。

回り道であっても、一定の筋道を通ってこそ、目的地点に至り届くのですよってことが、最近ようやくわかってきました。

今日、体操をしながら、何だ簡単じゃんと思ったことでしょうが、それは、簡単なことを勿体つけて教えてあげなかったのではなく、そのように経てこなければ、実感できなかった。というただそれだけのことです。

今日の巻頭言は、とても声に張りがあって、滑らかに唱和できていました。
コロナ前に、迫力が増してきたと喜んだことがありました。
途端に、コロナでお休み続きで、折角の進歩が、後ろ向きになってしまいました。

けれど、今日、取り戻した感がありました。

それぞれの思考の経過で学んだものと、私自身が、身につけたこととが、相乗しました。

おかげ様。
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