風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

譜№10番 段下がり

2017年09月09日 | 詩吟
段下がりについて、思うことがたくさんあるのですが、もう少しこなれてから、文字にしないと、届かないなぁ。

絶句の中に必ず2回出てくる段下がりは、大山のように、工夫をされる機会のない、地味な吟法です。

二度出てくるので、比べてしまうのですが、二度目のほうが大体出来が悪い。
かわいそうな吟法だなぁと思う。

合吟の場合よくわかるのですが、1回目は、そろっているのに、二回目の転句で出てくる10番は、大体そろってないことが多いのです。

一回目で、そろったのだから、2回目に出てきたときに揃わないわけはないのにねぇ。

きっと、転句の高い音程や、難しい音階をこなして、次の大山を合わそうと頑張って、疲れ果ててしまう。
低い音程の比較的簡単な音階だから、脱力あるいは集中が途切れるのかなぁと思います。

しかも、結句に向けて、盛り上げる方へ気が向いているから、そのつもりはなくても、ちょっと、10番への愛が欠如するんだなぁ。

「段下がり」がんばれ!



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