人有字の書を読むことを解して
無字の書を読むことを解せず。
有絃の琴を弾ずるを知って、無絃の琴を弾ずることを知らず。
迹(せき)を以て用い、神(しん)を以て用いず、
何を以てか琴書の趣を得ん。 ≪菜根譚 後集 161≫
「無絃の琴」についての私感をお聞きしたあと、T 先生による「飲酒 陶淵明」をご披露いただきました。
皆感動をもって、吟詠を聞きました。
陶淵明は、無絃の琴を携え、酔えば、その琴を愛撫して、心の中で演奏を楽しんだという逸話があります。
文字や言葉で遊んでいるうちは、人まねであって、物事を本当に会得することはなかなかできるものではない。
日頃、言葉を多用している私には、耳の痛い言葉である。
「天籟」に続いて、「無絃の琴」は私の、いまだわからずの単語帳に登録あいなりました。
無字の書を読むことを解せず。
有絃の琴を弾ずるを知って、無絃の琴を弾ずることを知らず。
迹(せき)を以て用い、神(しん)を以て用いず、
何を以てか琴書の趣を得ん。 ≪菜根譚 後集 161≫
「無絃の琴」についての私感をお聞きしたあと、T 先生による「飲酒 陶淵明」をご披露いただきました。
皆感動をもって、吟詠を聞きました。
陶淵明は、無絃の琴を携え、酔えば、その琴を愛撫して、心の中で演奏を楽しんだという逸話があります。
文字や言葉で遊んでいるうちは、人まねであって、物事を本当に会得することはなかなかできるものではない。
日頃、言葉を多用している私には、耳の痛い言葉である。
「天籟」に続いて、「無絃の琴」は私の、いまだわからずの単語帳に登録あいなりました。