風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

関東地区高校同窓会

2012年03月18日 | 徒然に日々のことを
年に一度の高校の同窓会。
場所は、会員制のメンズクラブ。日曜日を特別にあけてもらっての、開催。
支部長と幹事が交代すると、イメージが変わるものだねぇ。

この日は、近くに住んでいるのになかなか会えない一回り上の親戚のお姉さんに会える日でもある。この日を指折り数えて待っていてくれている。
受付を済ませて、入り口を眺めていると、よく似た人が背の高い男性と一緒に入ってきた。

息子さんだと言う。去年、電車の中で押されて転唐オ骨折したとの事で、一人で出かけるのを家族が(多分ご主人でしょう)心配なさるので、優しい息子さんが付き添ってこられたのです。
「今は、パソコンで仕事が出来るからね、近くで仕事をしながら会が終わるのを待っててくれてるの」と、うれしそうに告げた顔。

どんなことがあっても、何があっても出鰍ッたい、会いたい人が居るのは、命のためのエネルギーということをよく理解なさっている息子さんでした。
今日がたとえ平日でも、休暇をとってでも連れてくると、そして、そんな時にこそ休みが取れるように、まじめに働いているのだからと、おっしゃった。

今年は、ゆっくり座れるソファタイプの椅子で、4人一テーブルのくつろぎの会場でした。
彼女にとってはことのほかリラックスできたようで、今までで一番楽しかったとの感想だった。
おかげで、どっかりと座ってしまって、席を回って親交を深めることがおろそかになってしまった。
吟詩部時代の後輩のご主人が出席なさっているので、奥様の近況などお聞きしたいと思いつつ、遠くから目礼したので終わって、それだけは残念だった。


昨年度の同窓会新聞に、詩吟教室(夢青葉)の記事が出たので、新しく関東支部長を引き継がれた方の配慮ではないかと思われるのですが、詩吟をと所望されていました。

今日の会は、震災のためもあって例年11月ごろに開催されるのが、いまの時期になったということで、最初お話があったときに決めていた吟題ではない「富士山」に変更しました。

下を向かないで、上を見てごらん、いつも冨士はそこに有り、美しく、どっしりと私たちを見守って居るのだから。

お一人被災された方もいらっしゃたので、あぁ、やはり富士山にして良かったと思ったのでした。

その方が、詩吟の後で、すぐに私の席に来て、お礼を下さったのには、驚きました。
そして、何人かは、詩吟に事寄せて、お話に来てくださり、詩吟の効用ここにありでした。

そうだ、皆さんが次々に来てくださったので、それで、立って他の席に行くひまがなかったのと、料理がおいしくて、何度もお皿を変えてパクついていたせいでもあるのだった。

さて、母校の近況はというと、在籍のときは、普通科だけだったのが、今は理数科が創設されスーパーサイエンス校の指定をうけ、ますます発展しているようで、心強い限り。

今日は、数年先輩の息子さんの参加もあり、年を重ねたことを驚き、新メンバーの参加を喜び合いました。

来年も、3月に行われるようです。お姉さんとその他の人たちとも再会を約して、お開き。

いつものように、二次会、三次会へと流れ、久しぶりの深夜帰宅。

三次会は7人で、カラオケ。最近になって、何とかカラオケも苦痛ではなくなってきた。
そして、とくに、このふるさとメンバーとは、好みの唄も似通っていて、何をどんなに歌おうとやんやの喝采が来るのが、心地よい。

そして、同窓生であり、夢青葉のメンバーである転勤さんは、送別会をするひまが無いのとまだ全員に知らせてないというので、お開きのときに「元二を送る」を送別の言葉に代えて、一吟させていただきました。
それまで、散々唄って喉の調子が整っていたので、いい吟が出来たと思う。

これだけリラックスをして、発声もたくさんして、吟じることって、学生時代以来かも、いえ、学生時代はリラックスしていないから、生まれて初めてかもしれないなぁ。
呼吸方とリラックスが頭から離れない私には、良い経験をしました。

何はともあれ、何処に行っても、行かなくても、元気で居ましょうね。



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