風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

関吟東京支部 昇段試験

2011年10月24日 | 詩吟
秋の昇段試験が行われました。

夢青葉の三人が、始めて試験に臨みました。

幹事として、開会前後の会議に出席するため、三人のお世話が出来ず、自立して、受験してもらうしかないことになったのですが、仲良し自立三人組なので、手取り足取りしなくても、無事乗り切ってくれました。

予想通り、高評価を得て合格しました。


         初段合格おめでとう!

何よりもうれしかったのは、三人とも姿勢が良いという評価です。

  正しい姿勢 ⇒ 正しい発声 ⇒ 正確な発声 ⇒ 正確な詩吟

大事にしてきたことが、漏れなく三人の身体の上に現れ、それが、画一的ではなく、詩吟の上にその人らしさを表現できていました。

初段で、これだけできれば、上出来と思います。
そして、その評価をほとんどの試験官から得ることが出来ました。


全て終わって、最寄の駅に先生やその他の幹事さんたちと向かっているとき、また、その話題が出たとき、「すみこ先生のこどもたち・・・」と表現してくださった方が居ました。

暖かく、和やかな、時としてキャンキャンと叱る私の夢青葉の有り様を言い得て妙と、感動。
何よりの褒美と受け取りました。


一夜あけて、今朝は感動も新たにこれを書いていますが、初段を頂いた頃の私はどうであったろうと思い返しています。

吟詩部OGとして、鈴木先生に教えられた通りを、後輩に伝えねばと躍起となっていました。

あの頃、2年の活動で、他の四大の先輩諸氏と同じように指導しようとしていた無理が、沢山あちこちに有ったことを今頃、わかるのです。

あのときから、結婚出産を経て、ちょっぴり大人になりました。
ふるさとから遠くに離れ、関吟としては僻地であったことと、自由に泳がせてくださった野田 芦孝先生のおかげで、ちょっとしたゆとりを持ち、ともに喜び合える教室を実現できたことを、心からうれしく思います。

来月の夢青葉が楽しみです。
その前に、整体のセミナーを二日間受けます。
そのテーマの中に、整体の山田先生によると、私の最も学びたい、そして、今一番習って欲しい呼吸法があるそうです。

その成果を持って、次の夢青葉で何処まで実践できるか、楽しみです。

知りたいときは、知ればよい。
知りたいのに、どうせ私は、、、と考えるのは、やすむににたりです。

年を重ねると、望みと反比例して、実現しない恐れが膨らみます。

望みは、叶えようとしなければ叶わない。
あがくのは良いけれど、あがく振りをするのは、よそう。


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