来年は、錬成会ではなく、本部からの招待客に今の東京支部の実力のほどをお見せする(顕示する?)大きな目的がありますから、それなりの格式のある着物でなくてはならないことになるのでしょう。
今から気の張ることばかりが目に付いて、緊張を増すことばかり。
晴れの舞台ですから、そして、10年の歩みを知らしめる場で巣から、先生始め、理事の皆さんの気遣いは並大抵のことではないでしょう。
気楽にぽんと言うわけには、、、いかないなぁ。。。。。
私の着た着物は、母が縫い花嫁道具に入れてくれたものでした。
一度も手を通すことがなく、今回始めて、しつけを解いたのです。
母の縫う着物は着易いと評判でした。遠くから、人が反物を持って依頼に来ていたようです。
そういう母に、反抗していたのか、着物を着ることは5本の指でも余るほどしかなかったのです。
娘の手によって着せ付けられていると、むかーしむかし、着たときの紐の苦しさを思い出しました。
娘の着付けは、ちっとも苦しくなく心地よいのです。
好きで自分で着るようになり、母にも着せ付けられる孫の姿は、亡き母にとって心からうれしいことでしょう。
多聞、そのあたりで、見守ってくれていたことでしょう。
母ちゃん、着物着たよ。
これは、無理やり呉服屋さんに連れて行かれ、あれだったら着てもいいと指差したのを覚えています。
それは、母の予算をオーバーしていたのでしょう、それから、しばらくして忘れた頃に我が家に届けられました。
そして、あっという間に縫い上げられて、40年近く経ちました。
罰当たりなことに、生前一度も手を通すことなく、衣装缶の中にしまわれていました。
これだったら、詩吟の会に着て行きたいと思ったのです。
一つ紋の色無地は、会にふさわしい格のものとは、乏しい知識の中から知ってはいましたが、候補から降りました。
来年は、気に入らなくてもこの色無地を着ることになることでしょう。
悩まなくて済むのは、来年は、11月ですから、ひとえの着物はいくらなんでも着ることは出来ません。
正しい知識って何だろうね。
いまどき、暖房も効いているから11月でもひとえの着物でも寒くは無いし、ゆかたでなければ良いんじゃない?なんて考えは、ぶっ飛びすぎているのだね。
10周年大会は、錬成会ではないのだから、お祭りを盛り上げるのには、常識を重んじることが大切なのだろう。
今から気の張ることばかりが目に付いて、緊張を増すことばかり。
晴れの舞台ですから、そして、10年の歩みを知らしめる場で巣から、先生始め、理事の皆さんの気遣いは並大抵のことではないでしょう。
気楽にぽんと言うわけには、、、いかないなぁ。。。。。
私の着た着物は、母が縫い花嫁道具に入れてくれたものでした。
一度も手を通すことがなく、今回始めて、しつけを解いたのです。
母の縫う着物は着易いと評判でした。遠くから、人が反物を持って依頼に来ていたようです。
そういう母に、反抗していたのか、着物を着ることは5本の指でも余るほどしかなかったのです。
娘の手によって着せ付けられていると、むかーしむかし、着たときの紐の苦しさを思い出しました。
娘の着付けは、ちっとも苦しくなく心地よいのです。
好きで自分で着るようになり、母にも着せ付けられる孫の姿は、亡き母にとって心からうれしいことでしょう。
多聞、そのあたりで、見守ってくれていたことでしょう。
母ちゃん、着物着たよ。
これは、無理やり呉服屋さんに連れて行かれ、あれだったら着てもいいと指差したのを覚えています。
それは、母の予算をオーバーしていたのでしょう、それから、しばらくして忘れた頃に我が家に届けられました。
そして、あっという間に縫い上げられて、40年近く経ちました。
罰当たりなことに、生前一度も手を通すことなく、衣装缶の中にしまわれていました。
これだったら、詩吟の会に着て行きたいと思ったのです。
一つ紋の色無地は、会にふさわしい格のものとは、乏しい知識の中から知ってはいましたが、候補から降りました。
来年は、気に入らなくてもこの色無地を着ることになることでしょう。
悩まなくて済むのは、来年は、11月ですから、ひとえの着物はいくらなんでも着ることは出来ません。
正しい知識って何だろうね。
いまどき、暖房も効いているから11月でもひとえの着物でも寒くは無いし、ゆかたでなければ良いんじゃない?なんて考えは、ぶっ飛びすぎているのだね。
10周年大会は、錬成会ではないのだから、お祭りを盛り上げるのには、常識を重んじることが大切なのだろう。