風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

あっという間に

2008年04月08日 | 風のこたろう裏日記
早、4月。
長いコートとおさらばして、寒さ対策をしなくてよくなるこのごろ、一番体を冷やしてしまうのもこの時期。

整体とは未だ縁が切れていませんが、普段どおりの生活に戻り、高いところ、低いところ自在に動ける幸せを感じているこのごろです。

娘の予定日もあと10日ほどに迫り、ますますせり出してくるお腹に語りかけています。

始めは、そんな娘を避けて逃げていた鼓太郎が突然、娘の膝の上に静かに優しく乗ってきて、お腹と腕の間に頭をうずめて静かに静かにしたときは、驚きでした。
間もなく、生まれてくるということで、男同士で会話があったのかもしれません。

家の中心に居て、大事にされてきた鼓太郎にとって、次の主役に取って代わられるのは、どんな反応を示すのか、興味深いところです。

さて、娘の予定日は、姉の13回忌の法事と重なりました。
さぁ、出席できるや否や。
昨日久しぶりにあった義姉は、お姉さんが守ってくれてるのだから、法事には無理をしないようにと、言っていました。

義兄も同じ気持ちで居てくれるはずです。

私が長女出産のときは、入院することになったら、母が上京する手はずでしたが、父の介護を代わってくれるはずだった亡姉がぎっくり腰になって、こられなくなりました。
出産経験の無いお隣さんが急遽面唐ゥてくれることになったので、事なきを得ました。

陣痛も退院後の夜の世話も一人でがんばりました。そのとき主人は出張中。
今、娘が里帰りをして日に日にお腹が大きくなるのを喜んで眺めながら、母と私はこの一大イベントを共有できなかったのだなぁと、感じ入るのでした。

母に世話をしてもらえなかったと同時に、母も娘の世話をしてやることが出来なかったわけです。
他の姉たちは、母に世話を受けたのに、母の最期を看取ったのは私だけ。
なんて、因果なことだろう。

娘には、少し冷静すぎるかも知れないと感じつつ、ホットになれないのはなぜかなぁ。
二度目の出産は父の病状が思わしくなくて、母に父のそばを離れさせるわけには行かなかったからです。
それでも、何とか、ヘルパーさんを頼んで、ほんの少しでも孫の世話をしてもらえばよかった、させてあげたかったと思うのは、今だからのこと。

出産は自然の営みであること、あまりに防御しすぎるのは、どうかと思ってしまうのは、私の経験から出てくる言葉なのだろう。
でもねぇ。。。
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