風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

先生の日のお祭り

2007年02月08日 | SAVE THE CHILDREN




今日はSAVE THE CHILDREN UKで、先生に感謝する会を開いてくれました。

朝、突然今日3時からと知らされるのは、モンゴルではありふれてあることです。
午後の予定がない私は、そのまま居残って、参加することにしました。
今日は、遅れてくるトゥールさんは、その時はまだそれを知りません。

しかも、3時半までの授業のはずが、3時まででおわって、その会があることも知りません!!!

子供たちが、秘密で準備していたのは、
 ① 詩の朗読
 ② 昔話の朗読
 ③ 寸劇 
 ④ 一人ミュージカル
 ⑤ 合唱
 ⑥ 記念品贈呈

と、盛りだくさんの1時間のセレモニーでした。

子供たちは、とても多彩で、将来その道に進むかと思える子供も居ました。
サインザヤの心のこもったメッセージ付きのお人形、ザナバザルの絵葉書の裏に思い思いに書いてくれたメッセージは、私の子供からの思いがけない贈り物でした。

嬉しく頂きました。
そのほかは、今日始めて会った子供からの、剥製と絵のプレゼントには、驚きました。
これは、もしかしたら、今日欠席のドヤー先生への贈り物だったのかもしれません。

サインザヤのハートのチョコは、バレンタインのプレゼントだといって、他の職員さんたちが、やんやと私をはやし立てました。
昼食だけは一緒に食べたドヤー先生は、サインザヤの手紙は、私が訳すよりトゥールさんが来てから訳してもらってください、ほんとにすばらしい言葉です。と言いました。
 
こんなに喜んでもらって、ほんとに嬉しい。
メッセージの中に、私の名前だけは、日本語で書いてくれているのが、胸にしっかりと食い込みました。

みんな、ありがとう!
私の頑張りが、こんなに喜ばれているとは、思っても無くて、ほんとに良い土産が出来ました。




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先生の日

2007年02月01日 | SAVE THE CHILDREN
今日は、モンゴルでは先生の日です。
3年前1月に来たばかりのとき、1月の最終土曜日だったと思うのですが、夫の所属学部では、バスを仕立てて、ピクニックでした。
真っ白の世界に向かってバスはひた走り、山のふもとの宿泊施設で、教授以下先生たちが、粉雪をけって、サッカーをしたり、紐で丸く土俵を作って日本式の相撲をしたり、その合間には、食べて飲んで気炎を上げたのでした。
その経験から先生の日は、先生自らが楽しむ日と思っていたのです。

今日は、2重ドアを開けて入っていったら、トゥールさんと私に生徒の一人が、チョコレートを贈ってくれました。
そして、来週には、先生のためになにやら計画があるそうで、楽しみです。
先生の日過ごし方も、先生自ら楽しむ方法と先生を楽しませてくれる方法と両方あるようです。

さて、久しぶりの日本語教室は、またまた大盛況で、20人の出席。椅子が足りません。
新人さんが7人。延べ人数にすると一体何人になるやら。
去年秋の新学期から、順調に進んできた会話の授業がここに来て、足踏み状態です。
一人でも多くの子供にと言うことですから、それも、仕方がないのです。
長く通ってきている子供が、同じことを繰り返しても、新人さんの世話で授業が進まなくても、楽しんできているので、助かります。

折り紙は難しいのと、簡単なのにとメリハリつけて、不得意な子供をがっかりさせないようにと思って考えています。
がっかりしていると思うのは、私だけでのようで、子供たちにとって、不出来とかわからないとか、そういう感情は無い様です。
出来ないのは、自分のせいではないと、何とも屈託のない子供たちです。

先週は、トゥールさんに恐竜の折り方を指導してもらった乾燥は、少し難しかったようでした。
黄金の豚年にちなんで黄色い折り紙で猪と超簡単ピンクの折り紙で豚を準備しましたが、今日は豚を折ることにしました。
(写真のサインザヤの名まえは後からの貼り付けです。)
「わたしのぶた」と自分でかける子供は、半数以下なので、私が書いてあげました。
今のところ、平かなは早い子で、は行、遅い子は今日からあいうえおスタートです。

サインザヤはこのところずっとお休みでした。聞くところによると、留守番がいないと、出かけられないそうです。
今日は、かなり遅れましたが、息を切らせてやってきました。

ニュ<tェイス


まんなかの写真の白いブラウスは、サインザヤです。
一人だけもう1年近く通ってきています。このところの、同じことの繰り返しが多い授業でも、なぜか来たくてしょうがないようです。
つたない私の授業でも、こうして、楽しみにして通ってきてくれるのを知り、うれしいと同時に、もっと何かしてあげることはないかと思うのですが。
毎時間毎時間を、懸命に過ごすしか、今の私には出来ることがないようです。



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先週の課題 その2

2007年01月24日 | SAVE THE CHILDREN





それぞれが、どんな顔をして書いていたのか、想像しながら、一枚一枚眺めています。
私のことを、よく観察してくれているなぁと思います。
自分の顔より、私の顔のほうが良くかけているのは、あまり鏡を見ることがないのかもしれません。
私が描いたサンプルと同じ顔を欠いた子も居ます。そして、自分の名前のところにも、私のサンプルの通りに書いてしまった子供もいて、おかしいなぁと一人で噴出しています。

初めての参加で、私の顔を知らない子供は、自分の好きな絵を、顔はかけないと言う子供は、自分の好きなものを描いてくれました。
大きな紙にはかけないから、4分の一に切ってかきました。
それぞれ、自由に楽しく書いてくれました。

五十音がどのくらい頭に入っているのか、「あ」はやはり難しいと言うことも、意図していなかったのですが、いろいろと分かりました。

明日も、トゥールさんに任せますが、恐竜の折り紙は、どんな風に出来るでしょうか。
楽しみです。
国歌の、歌詞カードは、狼の絵の封筒を描いてくれたガンボルトの封筒に一緒に入れてくれていたものです。
立派な、歌詞カードがモンゴルにはあるのですねぇ。

いつもと違うことをしたときに、知らなかったことや見えなかったことが見えるものと思いました。


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先週の課題

2007年01月24日 | SAVE THE CHILDREN







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先週の授業

2007年01月24日 | SAVE THE CHILDREN
SAVE THE CHILDRENの先週の授業の様子を伝えてもらいました。

A4の用紙に、自分の顔と先生の顔を書いてもらいました。
そして、それぞれの名前を下に記入して、空いたところに、自分の覚えた文字を書く。
時間の余った人は、裏に、できるだけたくさんのひらがなを書く。
と言う課題を出しました。
子供たちは、絵を描くのがとても好きです。
私の絵を書くのは子供にとって、とてもうれしい作業だったことが良く分かります。(^^♪
私の絵の下に、モンゴル語でメッセージを書き、それをトゥール先生に日本語に訳してもらうなどとしゃれたことをする子が居ました。
未だに、恥ずかしげにしていますが、授業が終わるととんでもないいたずらっ子の側面も見せる子供です。(写真の顔を見てやってください。授業中のつつましく恥ずかしげな様子とはうって変わって、驚きました。エルデントヤです。この写真が撮れていてよかった!)

そして、うれしかったのは、手紙を書いてくれた子供が3人居ました。
授業をお休みするので、出席する子供に頼んでくれたのでした。
手紙には、「い、う、え」の文字を教えてくれてありがとう。折り紙を教えてくれて感謝を持って喜んでいます。とそれぞれが書いてくれていました。


とても正確な美しい字を書いているので、トゥールさんにこれは子ども自身が書いたの?と尋ねましたら、「写真にあるような、文字の右下に「”」の印を描くのは、今の小中学生に教えています。高校生は知らない。ですから、子供が自分で書いたと思います」とのことでした。




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おりがみ

2007年01月24日 | SAVE THE CHILDREN
「高井くんの おりがみ教室」 =ベビーアパトサウルス=
     http://www.asahi-net.or.jp/~uz4s-mrym/page/origami0.html

明日の授業に着いて、トゥールさんに家に来てもらって、打ち合わせをしました。
明日は、インターネットで折り紙を検索して、上記のサイトを見つけました。
高井氏のご厚意によって折り方が詳細に説明されていました。
ありがたく利用させていただきます。 

トゥールさんが新聞で折ってみると、『難しいです。』と一言。
今日は、帰ってから風邪引きのニコと留守番だそうですから、たっぷりの時間をニコと新聞もたっぷり渡しましたから、折り紙三昧をして予習しますと言うことでした。

たぶん、生徒も多いので、通常の30分では難しいので、1時間を見込んで教えますといっていました。
明日は、折り紙を先にして、残りの時間を、挨拶の練習に当ててもらいます。




      


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お休み

2007年01月19日 | SAVE THE CHILDREN
昨日は、喉嗄れで声が出せませんでした。
SAVE THE CHILDRENの授業は、トゥールさんに、頼みました。
お絵かきと、新聞紙で自分がかぶれる大きさのかぶとを指導してもらいます。
一昨日、トゥールさんに家に来てもらって、打ち合わせをしました。

心配なく預けられそうです。
来週までに、この声と涙目を何とか治さなくてはなりません。
オルティンドーの練習も、先生が帰国なさったので、始められると言うのに。。。

 
そして、今週末の予定

   土曜日 安全対策会議
   日曜日 今月UBに赴任してきた人たちの歓迎会

よって、写真、記事の更新は出来ません。どうかご心配なく。

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Tuulさんの授業

2007年01月11日 | SAVE THE CHILDREN




今日は、トゥールさんが私に代わって日本語の授業をしました。
私は、助手を務めたあと、折り紙を担当したのです。

トゥールさんは、午後2時からの授業の先生として、SAVE THE CHILDRENのドヤーさんにスカウトされました。
そのため、授業の練習をしたのです。

私と同じような授業をしたいと、先週から、日本センターに絵本を探しに行ったり、あれこれと準備に頑張りました。
4年生の授業では、大学生に教える実習はありましたが、子供たちに教えるのは初めてです。

滑り出しは快調、ところが、途中から生徒がしかも新人ばかりがどやどやと入ってきて、全部で21人になったときは、さすがに上ずってきましたが、いつの間にかペースと取り戻していました。

最後は、彼女が選んで借りてきた『お月様はどんな味?』と言う絵本を読んで、モンゴル語に末オて終わりました。
ご苦労様。
次の授業は、大丈夫です。頑張ってね。私は、見学をしないで、いつもどおり、ニコと一緒に先に帰りました。

良い先生を得て、SAVE THE CHILDRENの方たちもほっとしたことでしょう。

私もすっかり今日で授業が終わるような錯覚にとらわれて、ちょっぴり寂しい気分でした。


SAVE THE CHILDREN 第2会場では、日本語を教えているのは、私しかいませんでした。
3月いっぱいで、やめなければなりませんから、ほかの先生を探す必要があったのです。日本人の先生を探すことについて、いろいろと方法はありますが、なかなか難しい状況です。

それで、いつも私の通訳として付いてきているトゥールさんに目をつけたと言うことのようです。

彼女は、9月からドイツで日本語の勉強をすることになっていますから、ボランティアをすることや、日本語にかかわっていることが、無駄にはならないのです。

その上、ここで、日本語を指導していると言うことになれば、日本センターで本を借りるについても私の手助けを必要としなくなります。

さて、2時からの授業は、どんな守備だったのでしょう。
明日、借りた本を返すために日本センターで会うことになっていますから、様子を聞いてみることにしましょう。
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新人が13人

2007年01月04日 | SAVE THE CHILDREN
昨日の暖かさが、雪をもたらしたようで、カーテンを開けたら、真っ白の世界。
車が来てくれるか知らんと心配していたら、10分遅れで着てくれました。
徐行運転でハイリャスへ、交差点で事故車がふさいでいます。
それでも、何とか時間前にSAVE THE CHILDRENへ到着。

新しい生徒が13人! 合計17人での授業でした。
13人の名前カードを作り、「あ、い、う、え、お」の書き方、1行ずつの宿題を出します。
4人は、飽きもせず静かにその様子を見守ってくれていました。
彼らには、ぎゃぎゅぎょなどの音の書き写しをしてもらいました。

ちょっと冒険でしたが、「かめさんとさるさんのとってください」絵本で、単語とシンプルバージョンのせりふを教えて、いきなり、会話を前に出て、やってもらいました!

けっこう、やるじゃなーい。
利発な子供が多かった。初めての日本語でも、いきなりでも、ちゃんと付いてくる。
目が輝いている。
13人も来たにしては、ずいぶんとまとまりがよく、それだけの大人数とは感じませんでした。

ニコが知ったかぶりをするけれど、それで、へこむ子が居なかったし。
来週はトゥールさんが、午後2時からの教室を担当することになりました。
そのため、授業の実習をすることになっているのだけれど、この子達だったら、大丈夫かな?
トゥール山が自信を持つような授業になると良いのだけれど。

今日の、折り紙は、前回のツリーの折り方を発展させて、祝い鶴のつもりでしたが、初めての子供たちには難しいので、急遽馬を折ることにしました。
馬ははさみを入れて折るので、最初からはさみの必要な折り紙をしたくなかったのです。古い子供たちが作ってないもので簡単なものは馬しか思いつかなかったのです。

今日は、新年初めての授業と言うことで、ニコは正装でやってきました。
こんなのモンゴルでは、有りなのだそうです。






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はて、どうする?

2006年12月21日 | SAVE THE CHILDREN
今日は、新人の子供が増えるかもしれないので、その人数が多いときは、先週と同じツリーを作って、先週参加した子供たちに教えてもらう方式をとることにしましょう。
そして、その前に、赤い折り紙の星を作った残りで、もう一つの星が出来るかどうか考えてもらおうと思いました。

今日は、まったくの新人さんが一人、しばらくぶりの子供が3人。
6人対4人。
これでは、ツリーの折り方を応用した祝い鶴(今日の折り紙の予定)は、ちょっと難しいと判断して、「もう一度ツリーを折ります。」といったら、みんな喜んでいました。

まず、星の工夫、考えている間に、4人の子供たちに、緑色の折り紙の裏の白いほうに好きな色で丸く塗りましょうと指示しました。
ツリーが出来て先端を折り返すと星型になるのですが、色を塗っていると星が映えるからです。

先週来た子供たちは、一生懸命考えます。
ヒントは、残りの形から、三角形を二つ切り取り、正三角形に重ねてみる。
意外にも、二つの直角三角形を貼り付けないでも、星型を作った子が一人()トプシントル。
それを見て、やはり、つなげないままで作った子が一人居ました(サインザヤ)。
トプシントルは、切り取った長四角から小さい紙を切り取って、二つのパーツが離れないように糊で裏打ちをしていました。へぇーーー、やるじゃない。

その説明に時間を取りすぎて、ツリーの折り方を説明する時間がなくなりそうでしたが、やはり、トプシントルとサインザヤは上手に、パートナーにツリーの折り方を教え終わりました。

最後の仕上げに、時間が足りなくなって、今日はじめて作った4人には、申し訳なかったのですが、二度目の6人のうち5人は、大いに満足でした。
エルデントヤは、折り紙が苦手で、なかなか出来上がらないのですが、いつも熱心に折り続けます。
先週は、真ん中の色は茶色を選んだのですが、今日は、オレンジ色を選びました。
先週は好きな色を選びなさいと言ったのです。何が出来るか知らないままです。
さすがに今日は、そこに塗る色が星の色になることが、6人とも分かっていたからです。(^^♪






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