![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/72/72deb08a0744b822955666b315f6e53c.jpg)
特殊目のバリエーションについて
ガンダイスのゲーム上でも重要な骰子の出目「特殊目」には、いくつかのバリエーションがある。
初期の試作品以外で、実際に商品化された物を紹介する。
※この種類で全てとは限らないのでご注意いただきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/8e/3307a6fae9a20bc0c4589634a30d28ab.jpg)
ブースター3に収録されている魔眼/輪眼・凶鎌手の背面の眼。
正面が通常デザインの特殊目であり、両面が特殊目という強力なダイスである。
凶鎌手はキャラ設定含め、かなり特別なキャラなので、この特殊目についても公表されなかった設定が存在する可能性がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ed/b65f7add4b81e3e846321c69efb9f27a.jpg)
同じくブースター3のレアダイスである金色の呪斑虎。
ブースター3には、他にレアダイスとして「金色の大力王」と「金色の南蛮天狗」があるが、未入手の為、この特殊目デザインになっているのかは不明である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/dc/da34cc0602c59fdea0e19c92a7903dbf.jpg)
ガンダイス核(コア)で使われている特殊目デザイン。
闇ダイス以外の彩色版、銀版ではこのデザインが使われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/30/ab2957de9cf2b82445eebdb58ffbe1ff.jpg)
スターター龍馬覚醒の章に収録されている超眼・氷帝龍馬と超眼・炎帝龍馬。
ブースター4の銀帝騎士も同じ特殊目デザインとなっているので、2体合体の超眼専用の特殊目デザインのようだ。
素性不明のダイスについて
ガンダイスは今となっては謎な要素が非常に多いが、その中でも特に不明なダイス。
恐らくは中国の工場からの試作品流出だと思われるが、ファンメイドの可能性も捨てきれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/04/7deaa4bde931d3e3c0517b4ffdf60b35.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/d0/50158e42b874eafb89832398486df384.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/47/1d14a9567e783fe8b69d0497dc4150d1.jpg)
目全体が赤っぽい武具・通。
たくお氏(@Takuo_Justice)のガンダイス分解の情報より、目は印刷した紙に透明レンズパーツを嵌めている仕様であるとの事なので、おそらく中の眼の印刷用紙そのものに色が付いていると思われる。
虹彩のデザインからJAGUN FIGHTERS版と思われるので、目の印刷のテストピースでは無いかと思われる。
底面に何か文字が書かれているが、経年劣化でインクが薄くなり読み取ることが難しい。
特殊目のデザインがガンダイス核バージョンなのも気になるポイントである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/94/8bb7ae5b56e7d3cff669673149c2dc2a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/43/6e58b2708febd15fdf79fd3e92e9744d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/72/3129fefe1e921abf4841529248040b5d.jpg)
こちらも上記と同じく、目の全体に色が付いているギダン。
ケーイチ氏からお譲り頂いた物。
特殊目のデザインは超眼バージョン。
さらに底面を見ると「進化4」のダイスである。
4勝もしなければ使えないダイスなのに、裏面の出目が3というのは非常にバランスが悪い。
やはり何かの試作品、テストピースと考えるのが自然だろう。
参考記事:BANDAI 眼魔伝「ガンダイス」 パート17
以下のダイスも、同じくケーイチ氏より譲り受けた物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c0/22fa22b7e98e1679bcda8b05e18cb805.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/c4/e50fd4dd18b0cce8a90c30c1f96287eb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/34/2858d20379a9b8c72d9899503b9bc819.jpg)
両面が特殊目の闇丸。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/6d/6bd4514872c96cc47ca47537824bbb59.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/5d/0f38e19c2a94b0c9f554fd890581b79b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/a9/eaff017de3eedc8300c1016d57026d08.jpg)
2面に特殊目を持つ水書童児。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c9/3025d5d707bbfe1b7dceeb0f03c3bbb0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/34/6a9e9aea1712c28e8434769230c4de06.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ae/c7770812767679452949bf5180f1d36a.jpg)
1の目が二面、5の目があるというインパクトタイプの鉄人歯車。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ed/b502d9f520c232b18c3ff4afd1beb552.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/f7/7b4f66170c75a087090f679d9724349e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/27/39b6838768e9384dcf8be345cd6d8853.jpg)
4の目を二つ持つ武具・通。
以前の考察で「ブースター3の黒赤の試作品か?」と推測した。
参考記事:BANDAI 眼魔伝「ガンダイス」 パート23
しかし、ブースター3の販売は2002年11月で、海外展開が始まったのは2003年7月である。
さすがに時期が合わない。
どのような経緯と、何のための試作だったのかも不明である。
超眼・魔斑狼について
超眼・皇帝龍馬のライバルポジション的にコロコロコミックで取り上げられたものの、何らかの理由で発売中止となった「幻のガンダイス」
2002年9月号
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c1/b27681102961ba2face9487b008d85e3.jpg)
皇帝龍馬と共に、超眼種として取り上げられた。
2002年10月号
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/19/5fae46a9aa0bb4501838cc4154556a4e.jpg)
ギミックの解説。
背中にハサミパーツを背負い、そのハサミにも目が付いている。
ゲームでの使い方などは不明だが、呪術ダイス、武具ダイス的に自前のハサミを使うルールだったのでは無いだろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/c5/c97366c1cec96631fb7721bab79377bc.jpg)
スターター 新章~龍馬覚醒の章~に付属する説明書の一部。
龍馬皇帝のゲームルール記載部分だが、よく見ると「ダイスの種類」の所、キャラダイスの説明に使われているイラストが超眼・魔斑狼である。
これが発売中止となり、ギミックを進化させたガンダイス核へ移った経緯も、今となっては謎である。
ガンダイスには何に使う予定だったか分からない設定も多く、こうした試作品なども山のように存在したと思われる。
国内展開が終了した2003年以降も、海外版JAGUN FIGHTERSに合わせ新商品が開発されていた形跡もあり、全容はもはや誰にも分からない物になっている。
以下に、たくお氏(@Takuo_Justice)から頂いたガンダイスを紹介する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/7a/5fecb489365a70a923dc9123a4cdfa19.jpg)
左:武具・祖
右:大力王・魔
こちらは氏がオリジナルで制作、リペイントされた品である。
過去にもたくお氏は単色ダイスを彩色版をベースにしたオリジナルリペイントに変更されていたが、今回は完全オリジナルカラーの大力王と、コロコロ紙面には載っていたものの、発売されるに至らなかった武具ダイスの新規造形である。
氏の過去作品はこちらをご参照頂きたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/27/40d5427c158bd8ffc62cef7f1493bd82.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/56/a8511bc3e39ce2cbafc6019314948f2b.jpg)
武具・祖
こちらは正式な名称では無く、自分が付けた名である。
水滴のような雫型に、四隅の足を持つ武具ダイスである。
たくお氏の独特なメタリックカラーが、一層のミステリアスさを演出している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0d/8db7d26490ea76139d89704632fed061.jpg)
コロコロコミック2002年12月号で、初めてガンダイスが紙面を飾った際、トップで使われたのがこのダイスである。
能力も名前も不明のダイスだが、たくお氏はこの1カットのみで再現した。
一番最初に世に出たガンダイスなので、名前は「祖」と命名させて頂いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/4b/2e7c936d0aa1e9da2c99f024d6c97215.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/5d/15baf5cc173d76465fe5daf90ed4a07d.jpg)
大力王・魔
たくお氏いわく、大力王のキャラ設定からパワー系をイメージしたカラーリングとの事。
深みのある複雑なメタリックカラーに加え、パワーキャラとしての「力押し」を表すため、表裏共に特殊目を持たないダイスとしている。
まとめ一覧へ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/bc/b0292748c51d849739a8658a840c50eb.jpg)
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