眠れぬ夜

　リハーサルから帰った夜は寝付けない。体は疲れているのに、神経が昂ぶっているからだ。元々、３０秒もあればどこででもすぐ眠れるというタイプではないから、不眠症ではないけれど、体内時計もおかしいし、眠るのに苦労することが多い。
　ここでもよく書くけれど、作業部屋で作詞作曲作業をしている時や、CDを聴いている時が一番自然に眠れる（困る話だが）。ただし、録音作業は駄目。肉体と頭が忙しく動いてるから全く眠くならない。

　何もせずただ眠ろうとすると、枕を抱え、のた打ち回って時計を見る・・「ああもうこんな時間だ・・」こればかり。「眠ること」に気を取られないで眠るしかない。痩せ体質も含め、これは死んだ親父譲りだ。親父は、テレビか、好きな歴史関係のカセットをイヤホンで聴きながらか自然に眠りに落ちるのが習慣だった。見てないからテレビを消そうとすると、「まだ見てる」と言い張る（これはどこのオヤジもそうかもしれないな）。僕もまったくそうだ。面倒なものばかり譲り受けてしまったな。

さて、明日金曜は赤坂グラフィティで小池雄治ライヴのゲストだ。