こはる日

ウクレレ シンガーソングライター
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ゴメスザヒットマン ライブ

2006-10-14 | ライブ
吉祥寺Star Pine's Cafeでゴメス・ザ・ヒットマン
のワンマンライブを見た。

8月に、アップルストアでのライブを見て、
すごくいい、と思って、また見に来たのです。

椅子ありの会場だったので、ゆっくり見れてよかった。
ゴメスは、立ち上がって、手を振り上げてノリノリで聴く、
というバンドではないので。

開演前、一緒に行った友達に、「1曲目、なんだろうね」と
問われ「サテライトじゃないの?」と予想。
実際に予想が当たったので驚き。
フロッグスリープにもサテライトという曲があります。
もちろん、ゴメスの曲を知る前に作ったんだけど。
ゴメスのサテライトという曲も、もしかしたら
私と同じような意味でサテライトという言葉を
使っているのかもしれない、と思いました。
(実際はどうなのか知りません)
そんなところでも、心情的に近いものを感じるゴメスです。

さて、ライブの内容は、というとですね、
アップルストアの時も感じたんですけど、
CDよりも、声がきれいだし、歌詞がよく聞こえてくるんです。
時々目を閉じてじっくり聞き込んでしまいました。
それに、歌詞から、風景、情景が浮かんで、広がってくるんです。
山田君は、頭の中や紙の上で言葉を並べて歌詞を作るのではなく、
描こうとする風景や考えを、表現する言葉を選んでつむぎあげて
いくタイプだと思います。

世の中には、「夢を見ようぜ」「愛してる」「前向きにがんばろう」みたいな
ストレートな言葉を、キャッチーに載せていく歌が多い中で、
風景や情景を、ありふれていない、でも飾っていない、
大和言葉的な柔らかい言葉で歌っていく、そんなさりげない歌が、
確かな演奏と、透き通るようなきれいな声で歌われていく。
そういう、すごーく普通な音楽が、こうやって成立していて
多くの人々をひきつけているっていうことに、すごく
励まされました。

ちょっと、私たちの目指したい方向ってこうなのかも、って
ヒントになったと思います。

透き通る声 風景の広がる歌・・・


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