金曜の夜に、作りかけだった曲のデモを仕上げた。
今回は、リズムマシン、ベース(キーボードで音出した)、
ナチュラルな音のウクレレ、エフェクターかけたウクレレ、
歌、という5トラック。
で、うちのMTRは4チャンしかないので、初めて
ピンポン録音っていうのを試してみた。
説明書見ながらやったら、何ということはなく、簡単にできた。
できたデモは、メンバーに渡すため、MDに出力する。
MTRからMDプレイヤー、そしてそこからヘッドホンで音を聞きつつ、
各トラックのバランスを調整しながら録音。
これが難しいのです。
自分がウクレレ弾く時に、1曲通して録らないで、8小節くらいずつ
パンチイン・アウトしてるものだから、音量が1曲通して一定していない。
それに、Aメロ、Bメロ、サビ、大サビ、それぞれで、2本のウクレレの
バランスを変えて、聞かせるべきフレーズやコードを聞かせなきゃいけない。
なので、何回か、聞きながら調整して録音、それを聞いては
改善し録音、というのを繰り返した。
ところが。
MDウォークマンで聞くと、バッチリだった音のバランスが
ステレオで聞くと、ウクレレの音が小さすぎだったり、
ベース大きすぎたり。
それでまた調整してみたら、今度はベースとドラムが聞こえなかったり。
と、思ったら、室内の少しスピーカーから離れた場所に行くと
ベースはよく響いていたりする。
再生する装置と、聞く人の位置によってこんなに聞こえ方が違う!
ということで、プロのミキシングエンジニアさんの技術っていうのが
すごいものだということが少し分かった気がしました。