指摘より効果的！それは・・・

うまくいかない状態があったとき、
うまくいかないことを指摘するよりも、
うまくいく方向付けをするほうがはるかに効果的である。

うまくいかないことを人に指摘されたときはどんな気分になるだろうか？
「できなかった、自分はだめだ」などと感じてしまうかもしれない。

モチベーションが下がる。

しかし、その人のやりたいことがはっきりし、
その目的（成果）をあげられるようなよい方法があれば、
人は喜んで新しい方法を行うようになる。

新しい提案をしても、相手に受け入れられない場合は
今までの方法よりも新しい提案のほうが魅力がないのだ。
であるから今までに状態を変えたくない。

結果変わらないということである。

コーチとして大切なことは、
「その人が喜んで手に入れたいこと」を引き出すこと。
そしてそのために役に立つことをサポートすること。

自分が相手に手に入れさせたいことを提供するのではない。

セールスでもそうだ。

相手が手に入れたい望ましい状態になるように
自分のアイディアの提案をする。

そこには柔軟性が求められる。

どうもうまくいかないというときは
自分が今までのやり方に固執しているのではないだろうか。
今までうまく言った方法のいいところを残してさらに成果の上がる方法を探究することがとても役に立つ。
（今までやってきたことのうまく言ったところまで変える必要は当然ない！！
　　やくにたつことはのこしておこう！！）