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Fly to the BLUE

2006.7.13 更新終了

城ヶ崎海岸

2006-05-03 | 
2日目はあまり走らないので、朝はゆっくりできる。
7時過ぎに起きて、窓から外を見ると気持ちいい青空とずっと遠くに海が見える。

朝食には宿自家製のパンが出てきて、これがおいしい。
宿泊者のツーリング夫婦はすぐ岐阜に帰っちゃうとか。
せっかく伊豆まで来たのにほとんど何も見てないよーと嘆いていた。
そして外国人の人たちは今日は名古屋まで行くという。
なかなか忙しいですな。

朝食後9時に出発である。
写真撮影した後、各々旅路に着いた。


同室の人と外国人、ペアレント奥さん

ペアレントさん夫婦、お世話になりました。

青い風入り口

宿概観、青い屋根が明るいですね。

奥さん自慢のハーブガーデン

ハーブその1

ハーブその2

昨日もらったカンガルーの人形は、このままにしてたらどこかに飛んでいってしまいました。
写真に残ったから、まいいか。

妙にテンション高いノリノリの変な人

高原から海岸に向かって一気に下る。
下りは楽と思いきや実はそうではない。
下り坂でブレーキをかけながら走ると、想像以上に握力を消耗することを知る。
非常に勾配が急だというのもあるのだが、完全停止はまず不可能なほどだ。
入り組んだ住宅の小道を抜けて城ヶ崎海岸に到着。
つり橋と断崖絶壁を見て楽しむ。
(昔家族で来たことがあるらしいが記憶にない)


つり橋のまわりには人がいっぱい

よくヒーローものの特撮のロケに使われるらしい

伊豆の地震が頻発してた頃なので、ちょっと冷や冷や

橋の裏側は岩が波で削られた模様

ざっぱーん

ざっぱっぱーん

どうしてこんな模様ができるんでしょ

岩場を登って菜の花発見

ざっぱぱぱーん

伊豆半島へ突入!

2006-05-02 | 
10時になり、マックのすぐ近くの風呂屋が開店した。
風呂屋で冷え切った体を温める。
露天風呂もあるのだが、土砂降りの雨のせいで冷たいシャワーを浴びてるよう。
サウナにはテレビがあった。
ドラマを放送してたのだが、成り行きでラブシーンに突入!
おっとっと…。
そして風呂から上がって本当に風邪を引いていることに気づく。
鼻水が止まりません!
そんなこんなで11時には雨が小雨になり、出発した。

11時に開店した小田原を中心にチェーン展開している有名な回転寿司「すし兵衛」で昼飯。
ネタが多きく、なかなか安いくておいしいのだが、特にアジとアナゴは格別であった。
ちょっと寿司飯が固いような気もしたが。

雨は止み、小田原から伊豆半島へ。
伊豆半島を海岸沿いに走るといっても、町から町へ移動するには必ず峠を越えなくてはならない。
自転車で新しい町にたどり着くためには大変な労力が必要だということを予め理解して欲しい。

小田原ー湯河原:
有料道路までの海岸沿いの道は、車の切れ目がなく、左側に渡ることができないほど。
仕方なく道路の右側を走っていたが、これは非常に危険であった。
お情けのような歩道はほとんどが横からの草に覆われており、ほとんど車道を走っているようなもの。
車を運転している側から見たら大ひんしゅくもいいところである。
途中で海岸沿いの有料道路の道と、山に入って峠を越える道に枝分かれするのだが、自転車は当然山に入らざるを得ない。
まあ、この峠は序の口であった。
楽勝、楽勝!

湯河原ー熱海:
湯河原のお土産屋センターみたいなところでインターバルを取る。
あまりゆっくりしている時間はないので、すぐに出発。
ここでもまた、海岸沿い有料道路と山に入る道の2択である。
もちろん自転車は山に入るしかない。
ここの最初の上りは若干傾斜があり、少しペースダウン。
だが、軽いギアを使えばなんてことはない。
車の通りが少ないのでゆったり走ればよいのである。
それより坂の途中でサルの集団に遭遇した。
頭の上の電線とかを揺らしながら遊んでいて、これは結構怖かった。
坂道で自転車のスピードは遅いもんだから、襲われたらひとたまりもない。
できれば写真を撮りたかったのだが、残念ながらスルー。

峠を越えたあとの下り坂を自転車で滑り降りる快感に目覚め始めた。
自動車に比べると、自転車というのははるかにコーナリングが良い。
40キロオーバーできついコーナーを抜けるので、下りは自動車より早い。
といっても、車を抜かせるわけではないけれど。
堂々と道の真ん中を走りながら、一気に坂を駆け下りる快感は、それまでの上りがきつければきついほど大きいものだ。

熱海に到着して、駅の足湯で休憩。

熱海駅

駅前の足湯

熱海って人気の観光スポットだけど、あんまり見るとこないよね。
これで3回熱海に来たことになるのだが、特にこれといってすることがないのだ。
ということで、足湯後、すぐに出発した。

熱海ー伊東:
この日1番距離の長い峠。
ここから伊東方面に行く全ての車と同じ道を走るので、ばんばん車に抜かされる。
トンネルも多くなってきた。
自転車にとって1番怖い場所はトンネルだということを認識させられる。
道路が狭い上に逃げる場所がないからね。
このあたりで疲労がたまってきたのが徐々に感じられてくる。
すこしづつペースダウンしてきた。

伊東では道の駅でソフトクリームを食べる。
ベースをバニラかヨーグルトか選び、数あるフローズンなフルーツから3種選んで、その組み合わせでオリジナルなアイスを作ってもらうのだ。
僕は、ヨーグルトベースにバナナ、パイン、やまももで注文した。
ちなみに全30種から重複を許して3種選ぶので、アイスの作り方は
2×(30C3+30^2+30+1)=9982通り。
毎日1回食べても27年違う味を楽しむことができる。
この27年間というのはアンゴラの内戦期間に相当する。
それほどのバラエティを内包するアイスなのである。
計算のカッコ内第1項は3種違うものを選んだ場合。
第2項は2種選び、片方を重複させた場合。(例:やまもも、ぶどう、ぶどう)
第3項は1種のみを選んだ場合。(例:バナナ、バナナ、バナナ)
第4項は何も選ばなかった場合。(例:バニラの味だけ楽しみたい)
最初の2をかけているのは、ベースがバニラかヨーグルトかということを考慮した。
まるで電子のスピンを考慮するように…(もはや誰にも分からん)
アイスで回復してラストスパートである。

伊東ー伊豆高原:
伊東で100キロを超えてから、急に足が重くなりだした。
坂道で全然足が動かないのである。
しかも伊豆高原というだけあって、ほとんどが上り。
そんな中怪しい看板が。

非常に気になる。
が、足はそれどころではない。
持てるエネルギーを全て出し切ってなんとか宿へ夕食前に到着した。

本日の宿は「伊豆高原青い風ユースホステル」。
非常に清潔感のある小さなペンションのような趣の宿です。
先に風呂に入れてもらい軽くリフレッシュしてから夕食。
この宿の庭にはハーブ園があり、食事はそのハーブを使った手の込んだ料理が出てくる。
チキン南蛮には上品なハーブのタルタルソースがかかり、サーモンのマリネも家庭料理の域を超えていた味だった。
なんともフランス料理チックな高級感漂う夕食であった。

宿泊者は思ったよりも少なめ。
同室の男性は名古屋から来た早稲田OBで連泊。
この宿を基点に、伊豆をあちこち見て回ってきたようだ。
若い感じの夫婦は岐阜からバイクでツーリング。
ワインを開けて、皆に振舞ってくれたおやっさんは伊豆のユースの常連らしく、2年前から始まった伊豆全6のユース巡りスタンプラリーを唯一達成した人だった。
あさって、同じ宿に泊まるようだ。
他に外国人が数人いて、オーストラリアから来ているようだった。

食後、ペアレントさんが近くの温泉に案内してくれるようなので、おやっさんを以外全員で行くことにした。
温泉につかりながら外国人たちと話していたのだが、英会話はまだまだ厳しい。
なかなか聞き取りが上達しないものだ。

宿に帰ってきてからは食堂でハーブティー片手に談話。
外国人の一人が友好の印にと、カンガルーの小さな人形をくれる。
宿のおかみさんは自転車で日本を一周したことがあるらしく、いろいろとアドバイスを頂いた。
どうやら翌日、自転車で世界一周をした人が宿泊しに来るようで、その人は常連客なのだそうだ。
その世界一周の話を書いた本も出版されていて、少し興味をそそられた。

風邪引いたかも

2006-05-02 | 
5:23 自宅を出発

最初は江ノ島を目指す。
とにかく南下すれば江ノ島に着くのだが、
今回は境川自転車道という道を使ってみた。
自転車道というだけあって、歩行者と自転車しかいなく非常に走りやすい。

国道1号まであと1キロ

分かりにくいけど、小田急江ノ島線沿いの川沿いの道

約20キロの道路をあっという間に走り抜け、藤沢に着く。
そのまま南下して、江ノ島到着。
ここまで平均速度22.1km/h

6:55 江ノ島 31.2km


江ノ島側からの図

なにげに自転車初登場か

ここから湘南海岸沿いに西へ走る。
ここも10キロくらいの自転車道があり、利用してみた。
その道は海水浴場沿いの道で、サーファーは自転車の横にサーフボードを取り付けて走っていた。


サーファー仕様の自転車

天気は悪いが、海が適度に荒れているので、海には波を待つ多数のサーファーが浮かんでいた。

黒い点々がサーファー、バックは江ノ島

そんな景色を見ながら走るのだから、いい道と思われるかもしれない。
だが、道のところどころには砂浜からの砂の山ができていて、どうしてもその上を走らなければならない。
ロードレーサーにはちょいと厳しい道であった。
かばんに砂が入っちゃってるし。

ひたすら西へ走っていると、ついに雨が降ってきてしまった。
しかも、この雨強い!
びしょ濡れになっても気にせず、なんとか小田原に到着した。
体が冷えたから風呂に入りたいのだが、風呂屋は10時から。
てかまだ9時なのかい!
とりあえずマックに非難。
てかまだ朝マックなのかい!
9:00 小田原 68.1km

ツール・ド・伊豆

2006-05-01 | 
1ヶ月以上ほったらかしてましたが、久しぶりの更新です。

今回はこのゴールデンウィークを利用して旅に出ます。
自転車で伊豆半島一周です!
ロードレーサーでだいたい500キロ前後走ると思う。
とにかく、今年の1月に買った自転車にやっと活躍する場が与えられたわけだ。
買って即事故るなど、紆余曲折ありましたが…。

今回の旅はタイトなスケジュールなので計画はばっちり!

1日目 140キロロングランで夕食に間に合うのか!?(横浜-江ノ島-小田原-熱海-伊豆高原)
2日目 ゆったり散策&観光(伊豆高原-城ヶ島-河津)
3日目 アップダウン西海岸温泉巡り(河津-石廊崎-松崎-土肥)
4日目 箱根8里は馬でも越すが…チャリでは?(土肥-三島-芦ノ湖)
5日目 本当に厳しいのは上りより下りらしい(芦ノ湖-箱根ぶらぶら-帰る)

果たして疲労のたまった4日目にアップ850mの箱根峠にチャレンジしてよいのだろうか。
どっかで事故りそうですが、できるだけ安全運転を心がけますと一応言っておきましょう。

4泊5日ですが、荷物は最小限です。
普通の大きさのバックパックには
Tシャツ1枚、下ジャージ1枚、下着1枚、ソックス2枚、
ウインドブレーカー、長袖インナー、レインコート、折りたたみ傘、
タオル1枚、コンタクトセット、めがね、歯ブラシ、
地図、各種充電器。

ウエストバッグには
ガイドブック、デジカメ、電池、メモ帳、ボールペン、サインペン、お守り2つ。

要するに、毎回宿に着いたら、着ていたジャージを洗濯して翌朝着るわけだ。
最近は速乾性の衣類がなかなか安く出回っているので、そういうことが可能なのである。
ただ自転車にトラブルが起こったときの対処が少々心もとない。
もちろん、最低限の工具は自転車に積んであるのだけれども。

まあ心配するよりも、とにかくやってみれば何とかなるもんだ。
完走できるよう頑張りま~す!

帰路は中央本線

2006-03-19 | 
前回断念した中央本線で家に帰る。

14:03 名古屋発 中央本線
15:14 中津川着

名古屋で簡単に予定を変更したのが、ここで仇となった。
次の電車まで1時間20分待ち。
時間を潰せそうな場所も見つからず、外は寒い。
結局中津川の待合室で寝てました。

16:37 中津川発 中央本線
18:27 塩尻着

昨晩、京都の宿で松本のおいしいそばの店を紹介してもらっていて、本来ならば松本まで行くはずだったのだが、予定より大幅に遅くなったため断念。
代わりに、塩尻での待ち時間を使って、駅前のそば屋で手打ちそばを頂く。
それでも、ざるそば最高!って感じでおいしかったですよ。
電車の時間かなりぎりぎりでしたが。

18:53 塩尻発 中央本線
20:26 甲府着
20:58 甲府発 中央本線
22:30 高尾着
22:31 高尾発 中央線「快速」
22:37 八王子着
22:50 八王子発 横浜線

日付が変わりそうな時間に、やっとこさ自宅へと到着。
どっと疲れが出て、2日間動けませんでしたとさ。


:今回の旅で巡った都道府県:(括弧内は通過しただけ)
神奈川県-(静岡県)-(愛知県)-三重県-和歌山県-大阪府-(兵庫県)-徳島県-香川県-(岡山県)-広島県-愛媛県-大分県-熊本県-鹿児島県-宮崎県-大分県-(福岡県)-山口県-(島根県)-(鳥取県)-(兵庫県)-京都府-(岐阜県)-愛知県-(岐阜県)-長野県-(山梨県)-(神奈川県)-(東京都)-神奈川県

:宿泊地:
東海道線車内-伊勢志摩-串本-新大阪-高松-広島-松山-臼杵×2-阿蘇-鹿児島-屋久島×3-臼杵-萩-天橋立-京都


そろそろ電車は飽きました。
しばらく鉄道の旅はやりません。
次の旅はおそらく自転車でしょうね。
あまりに多くの自転車の旅人に出会いすぎた。
それではまた!

矢場とんでみそかつ

2006-03-19 | 
それでは帰りますよ~。

10:00 京都発 東海道本線 新快速
10:51 米原着
11:07 米原発 東海道本線 快速
12:10 名古屋着

この前と同じく名古屋で昼飯。
前回山本屋を探すため地下街を歩いた時、行列ができているみそかつ屋があり、気になっていた。
今回はそのみそかつ屋「矢場とん」で昼飯である。
阿蘇で会った自転車の大学生にもオススメされた店だ。

やはり今日も行列ができていたが、意外に早く中に案内される。
矢場トン名物という「わらじとんかつ」を注文。
その名の通りわらじ程ありそうな大きいとんかつで、みそだれがたっぷりとかかっている。
このみそだれが気に入ったので、お土産にみそだれを買った。
そして土産屋では伊勢で食べて気に入った赤福も買う。
これで帰る準備は整ったわけだ。

その後、電車の時間まで駅前のビックカメラのテレビ売り場でWBCの準決勝・韓国戦を見ていた。
先発の上原が絶好調でフォークがキレキレ。
だが、日本もなかなか点が入らず、電車の時間が過ぎても見入ってしまう。
電車を1時間遅らせて、とにかく点が入るのを見届けるまで見ていようと思ったのだ。
だが、あまりにテレビの観衆が増えすぎて、ビックカメラの店員が放送を止めてしまった。
そりゃないよと思いつつも、他にテレビが見れる場所を探して歩き回ったが見つからず、仕方がないので予定より1時間遅れの電車に乗った。

そして京都へ

2006-03-18 | 
宿に戻って荷物を整理し、宿を出発。
今度は船に乗って天橋立駅へ行く。
船は天橋立と平行に進む。
乗船時間は12分程度。


それではこの旅の最終宿泊地・京都目指して出発。
ちなみに今日からダイヤ改正で、使っていた時刻表と実際のダイヤでズレが出てくるので注意である。

09:13 天橋立発 北近畿タンゴ鉄道 宮津線
09:18 宮津着
09:23 宮津発 北近畿タンゴ鉄道 宮福線
10:13 福知山着
10:22 福知山発 山陰本線
11:37 園部着
11:39 園部発 嵯峨野線 快速
12:24 京都着

とりあえず、昼飯にラーメン。
駅ビルのラーメン街は非常に混雑してたので、適当に地下街のラーメン屋ですます。
そして、歩いて西本願寺に行く。
西本願寺はものすごい改装中で、あまり見所がよく分からなかった。
次は二条城。
二条城は、城ってよりも豪邸ってイメージだった。
あと庭の梅が印象に残った。

雨が強いもんで、観光するにはちょっと足取りが重く、これくらいで宿に向かうことにした。
もちろん、宿は年末年始に泊まった宇多野ユースホステルである。

どうやら今日は宿に小学生が多く泊まるようだ。
ガールスカウトとか、学童の体験学習など団体さんであふれていた。
う~ん、ちょっと落ち着かないかな。
だけど、スタッフには前回見た顔の人が何人かいるし、僕のことを覚えてくれていた人もいて、結構うれしかった。

夜のイベントは生八つ橋作りで、同室の人たちと一緒に作って食べる。
そして、酒を飲む。
深夜、てっちゃん(鉄道マニア)にからまれる。

日本三景制覇

2006-03-18 | 
2人ともしっかり5時に起きる。
さすがに雪がところどころにまだ残っている地方だけあって、ものすごい寒さである。
部屋のコタツでちょっとあったまってから、外に出た。

やはり寒いのであるが、傘松公園の展望台への何百段もの階段を上って行くうちに丁度良くなってきた。
傘松公園からの景色は、全てが霧の中に埋まっていて、遠くに山の輪郭が見えるだけ。
天橋立がどこにあるかすら分からない状況だった。


そのうちに朝日が昇ってきた。









そのまま7時過ぎまで粘り、霧の中から天橋立が浮かぶ姿も捉えることができた。



僕は日本三景を制覇したのだ。

天橋立を歩く

2006-03-17 | 
夕日は山に隠れてしまっていて、すぐにでも暗くなってしまいそうな時間。
帰るために駅に向かう観光者とすれ違いながら、天橋立へと歩いた。
店もほとんど閉まっていて、寂しい雰囲気である。
今日の宿、天橋立ユースホステルは駅から対岸のところにあるので船で渡ろうと思っていたのだが、もう船の営業は終わってしまっていた。
というわけで、僕は天橋立を歩いて渡ることにした。

天橋立は海にかかった橋のような陸地で、その長さは3キロに及ぶ。
その天橋立は松の林が茂っており、松の間の遊歩道を歩いて対岸に渡れるのだ。
松の間から内側の海と夕焼けを見ながら、急ぎ足で歩いた。



天橋立を渡りきったところでかなり暗くなっていたのではっきりとは分からないが、鶴だかコウノトリだか、大きめの鳥が水面を飛行していた。
もう黒い影にしか見えないのだが、風流心がくすぐられるね。
さすが日本三景。
一句ひねりたくなる気持ちも分かる。

天橋立ユースホステルに到着。
すぐ夕飯となった。
今日の宿泊者が今のところ4人のようで、全員食堂で卓を囲って夕飯を食べる。
一人は名古屋の大学4年生で卒業旅行。
自転車で一人旅をしているようだ。
他の2人は今年から大学生になる新1年生で卒業旅行。
う~ん、俺も順調だったらこれが卒業旅行だったのにね~。
どこの大学なのか話題になると、新1年生2人とも早稲田に進学するというミラクルが起こった。
つまり、宿泊者の3/4が早稲田である!
早稲田多すぎ!!!

ということで、先輩として酒の面倒を見なくてはなるまい!
いままで大事にとっておいた、鹿児島で買った芋焼酎を開けるときがきたようだ。
さすがに、一年生にはきついかもだが、お湯割りを作って全員に振舞う。
香りが強いが飲みやすい、なかなかおいしい焼酎であった。
名古屋の自転車君からも高評価。
一年生も酒に慣れてないにしては、割と口をつけているあたり飲みやすいのだろう。
大分から持ってきた臼杵せんべいも振舞う。
臼杵せんべいとは、焼いた八つ橋のような固さのしょうが味の丸いせんべいである。
小学生の時は変な食べ物だなあと苦手であったが、今食べてみると意外にイケル。
皆からも案外好評であった。
新たな宿泊者やアルバイトの高校生の女の子も加わって、わいわい盛り上がっていた。

どうやら翌朝はまだ雨が降らないようなので、早朝に展望台に上って日の出と天橋立を見ようと思う。
たまたま同じ部屋だった後輩も一緒に来たいようなので、2人で5時起きということになった。

丸1日の移動

2006-03-17 | 
山陰方面にはなかなか普段行く機会がないから、出雲大社とか鳥取砂丘とか前もって行きたい場所をリストアップしていた。
この旅でゆっくり見てまわろうと思っていたのだが、ここにきて選択を迫られることになる。
今日の天気は快晴。
明日の天気は雨。
予定だと明日天橋立を見に行くのだが、雨だとちょっとテンション下がる。
天橋立は日本三景の一つなのだ。
やっぱりいいコンディションで見たいじゃないか。
じゃあ予定を変更して、今日天橋立に行くことは可能か?
時刻表で調べると、東萩からの始発に乗れば日没ごろに天橋立に到着する。
天橋立に着いたときに完全に暗くなってしまったら元も子もないのだが、今日中に天橋立に行ってみることにした。

早朝5時に起き、すぐに宿を出る。
1時間近く歩いて東萩駅に到着した。

06:21 東萩発 山陰本線
07:35 益田着
07:45 益田発 山陰本線
11:22 米子着
11:35 米子発 山陰本線
12:42 倉吉着
12:55 倉吉発 山陰本線
13:58 鳥取着
14:24 鳥取発 山陰本線
15:06 浜坂着
15:12 浜坂発 山陰本線
16:24 豊岡着
16:41 豊岡発 北近畿タンゴ鉄道 宮津線 特急タンゴディスカバリー
17:44 天橋立着

山陰の観光地を全てすっとばして、夕方6時前に天橋立に着いた。
いったい今日1日何をやってたのか?って感じですよ。