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マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

思い切って処分すると、処分欲が出てくるという話

2020-03-17 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
不要品を処分し始めて、かれこれ20年弱。
え?そんなに時間かかるの?と思われるかもしれませんが、家族との意思統一から始めなければいけないので、説得するために軽く十何年もかかります(笑)
そして、自分もいつの間にか不要なモノを新たに購入していたりするので、出したり入れたりを繰り返していた分、処分の延べ年数が伸びていくのですね(苦笑)

最近の処分欲
昨日が捨て曜日だったので、不要品をごみ袋へ詰めるべく作業をしていたところ、有事の際に使用しようと取っておいたバスタオルの山(20枚位くらいあった?)が目に入り

 「す・て・た・い」

という衝動に駆られました(笑)
有事の際というのは、実は母の介護を想定していました。
現在子育て中の方や、自宅介護真っ最中の方、あるいはペットと暮らしている方は、なんとなく理解していただけるかもしれませんが、要するに食べ物などをこぼしたり、トイレを失敗した際に、使い捨て出来るタオルがあったら便利かな、と考えていたからです。
もちろん、使い捨て専用のウェットシートなども、今はさまざまな種類が売られていますから、何もタオルを取っておく必要もないのかもしれませんが、使わずに処分する罪悪感みたいな気持ちが過ると、なかなか処分できません(苦笑)

しかし、今回はやっと、今取っておいたところで、母が完全介護状態になるかどうかもわからないのだから、一度全部リセットしよう、という気持ちが湧いてきました。
もちろん、未使用のまま捨てる罪悪感はないとは言い切れませんが、今後活用するアイデアがないのであれば、処分することがベストだと思いました。
まだ、他にも布類が残っているのですが、今度の捨て曜日までに残す数を決めて、処分することに決めました。

また、音楽CDと音楽DVDの処分ですが、まだDVDを見終わっていないので、なかなか売却手続きまで進まないのですが、隙間時間をこれに費やして、消化していきたいです。

あと、壁に残していたディスプレイしている小物類を、少し処分します。
好きなモノだけを残していたので、なかなか思い切ることができないのですが、そろそろ手放しても大丈夫だと思えるモノが出てきたので、それを外してそっとサヨナラ袋へ。
サヨナラ袋というのは、小さい紙袋やショップの袋を用意し、その中に入れていき、捨て曜日にサヨナラするための袋。
普通のごみ袋へ入れないのは、好きなモノへ対する気遣い(笑)
まあ、自己満足ではあるのですが、ごみじゃないよ、手放すだけだよ、と自分自身に言い聞かせるための方法です(笑)

もし、手放してもいいような気もするけど、やはりなかなか捨てられない、処分できない、というような大好きなモノは、自分が納得できる名前を付けて、ごみ箱やごみ袋とは別の入れ物を用意するのも、手放すきっかけづくりになるとおもいますので、もしよかったら試してみてほしいです。

処分欲の出始め
いろいろな片付け動画やブログなどをみていると、何度か「捨てハイ」という言葉が出てきます。
つまり、片付けて処分し始めると、気持ちが処分することに向き始めて、他のいろいろなモノも次々と処分して、スッキリしたくなる高揚感のことのようです。
私が言う処分欲とは、この「捨てハイ」状態から、さらに先に進んだ状態ではないかと自己分析しています(笑)

処分することが欲になるまでには、かなりの処分作業を得てきたと思います。
最初は、とにかく自分のストレスの原因がモノにある、と言うところから始まり、目にするとイライラしたり不安感が湧いたりするモノを中心に、家具から雑貨から、処分しまくりました。
その後、家族の遺品整理をきっかけに、さらに処分を進めてきました。
故人の思い出は、モノの価値とは別のモノと考えたときに、モノを大切に取っておくことよりも、毎日思い出して手を合わせることができる余裕の方が、よほど大切だと考えるようになってからは、唯一残しておいた父の絵を、処分する方向で考えています。

最近になって、使っているモノでも、使っている最中に「す・て・た・い」と感じるようになってきました。
例えば、壊れかけているけどまだ使えるモノ、今の私で言うと取っ手にヒビの入ったミルクパンが例に挙げられますが、以前の私なら、それを補修してでも使い続けていたと思います。
しかし、今は調理中のリスクも高いことを意識しているため、すぐにでも捨てたいと考えました。
これが、私の持つ「処分欲」です。
対して、補修してでも使い続けようとするのは、広域の「物欲」だと思います。

以前の私は、この広域の「物欲」が非常に強かったと思います。
しかも、それは無意識のうちに募った欲でした。
ですから、そう簡単には弱めることができない面もあったと思います。
しかし、今はどちらかというと、今使っているこれを処分するには、どうしたらいいか?と考えるようになってきました。
具体例で言うと、食器乾燥機です。
これは、母のたっての希望で持ち続けているモノですが、私は処分したくて仕方ありません。
まあまあ大きな家電品なので、粗大ごみとして出すことになるのですが、毎日目にするたびに、自分で解体して家庭ごみに出してしまおうか、と考えたりしています(部品に分解してしまうと家庭ごみになります)

また、私が自室で過ごすときは、暇になれば処分できそうなモノを探している状態で、まるで不要品ハンターです(笑)
まだ、それほど処分することに意識が向いていなかったころだったら、むしろ自室に足りないモノを探していたと思うと、180度の変化ですよね(苦笑)

このように、常に処分する視点でモノを見ている状態は、「物欲」よりも「処分欲」の占める割合がほとんどを占めているのかな、と思っています。
この「処分欲」が非常に強くなってきたのは、やはり終活をしようと決めたあたりからだったと思います。

処分欲が強くなったら
常に処分すること前提で、モノを見ている毎日ですが、それでも「処分欲」が湧かない日もあります。
「食欲」が湧かないのと同じで、体調や環境の変化に影響されることも多いです。

昨日から本日の朝にかけては、この「処分欲」が旺盛でした(笑)
特に、今朝は昨日ごみ袋が足りなくなって、処分する用意ができなかった不要品があったため、スーパーの開店と同時に指定袋を買ってきました(笑)

そういえば、少し話が逸れますが、いつも午後に買い物へ行くと、ペーパー類が売り切れ状態なのですが、開店と同時に入店すると、通常どおりに商品が陳列されていました。
これ、きっと午前中に売り切れてしまうのだろうな、と思いながら、売り場を通り過ぎました(我が家はまだストックがあるので購入しませんでした)

話を戻します。
指定袋と他の買い物を済ませ、帰宅してから、急いで昨日袋に入れられなかった不要品を、ごみ袋へ詰めました(笑)
家庭ごみの日は、量が多いため回収が午後になることが多いです(出す時間は8時半まで)
私が買い物から帰宅したのが、午前11時ごろでしたので、まさに「捨てハイ」状態で不要品をごみ袋へ放り入れ、最終的に大サイズ3袋分を、追加で捨ててきました。
昨日用意できた分と合わせると、大サイズ5袋と中サイズ1袋(こちらはいつものごみ)の不要品を処分することができたので、非常に「処分欲」が満たされています(笑)

このように「処分欲」が強いときは、本当に片付けが捗るいいチャンスです。
私は、この自分の気持ちを逃さないように、いつも心がけています。
おかげで、思いきりが付かなかったモノに対しても、割と間をあけずに処分する気持ちを持つことができるようになり、少しずつですが、部屋の見通しがよくなってきました(笑)


本日は午前中に、買い物と処分するモノを追加する作業をしていたので、記事の更新が少し遅くなってしまいましたが、欲には勝てませんでした(笑)
明日は、なんとか午前中に記事が更新できるように、頑張ります。