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マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

母、小さくて着られなくなった服を捨てる(Short diary)

2021-12-09 | 母のこと
本日は、母の月1回の内科受診日。
午前中に行くか、午後に行くかと聞いてみたところ、午前中に行くというので支度を手伝いました。
手伝うと言っても、母は季節感がゼロなので「ちゃんとした冬服」を私が選ぶのですが、そういえばこの服しばらく着ていなかったな、というカットソーがあったのでそれを渡してみたところ......

「きつい......」

と(苦笑)
マジですか!?
この服が着られていた時よりも、太ったということですか?!

ということで、処分しました(苦笑)
少し抵抗するかな、と思いましたが結構あっさりOKが出たのは、この先痩せられる自信が本人になかったからでしょうね。
機会があったら、新しいカットソーかなにかを買い足しておこうと思います。

サイズアウトした服はあっさり処分できた母ですが、字を読むための虫メガネ(大きいモノが4つ)を1つに絞ってくれと頼んだところ、

「使うからダメ」
「高かったから捨てたらダメ!」

え~......虫メガネ4つも要らないじゃない。
見やすいモノが1つあれば十分じゃない。
そもそも高かったからと言って、換金できない(リサイクルショップなどには買い取ってもらえない)のだから、使わないのなら要らないでしょう?
と数分間説得し、1つに絞らせました。

いまだに、母のモノを溜め込む本来の性質は健在のようです。


※本日は画像なしです(撮り忘れ)

認知症の検査は初診に連れていくまでのハードルが高い(にしおかすみこさんのWEB連載)

2021-11-22 | 母のこと
本日の朝食

 ・全粒粉クラッカー
 ・菜の花の胡麻和え
 ・ミニトマト
 ・豆乳みそ汁

菜の花、まだ旬には早い時期ですが近所のスーパーで1パック150円弱(税抜)で先週くらいから野菜売り場にお目見えです。
菜の花は割と好きなのですが、湯がくのがいつも面倒くさくてたまにしか買いませんでしたが、電子レンジで加熱しても十分おいしかったので、ここのところよく買っています。
色どりもきれいになるし、料理も和洋選ばずに使えるので重宝する旬野菜です。


さて、タレントのにしおかすみこさんがWEBで連載している記事、今月分がアップされています。
OGPイメージ

80歳の母は認知症なのか…にしおかすみこが母を病院に連れて行った時の話(にしおか すみこ)

にしおかさんといえば、「あたしだよっ」「にしおか~すみこだよっ」とSMの女王様風の衣装に身を包んだ漫談で人気を博した芸人だ。2020年、コロ...

FRaU | 講談社

 


今回は、認知症の検査へお母さまを連れていく内容です。
認知症の症状は、似たような言動でも強い語気の人と弱い語気の人がいたり、激しさが増す人と積極性が失われて元気がなくなってしまう人とがいたり、はっきり言ってしまうと人それぞれです。
認知症状が出ている人に対して、こうしたらいいというアドバイスがあっても、実行する側(応対する側)の受け止め方や性格で微妙に違ってくることも多々あります。

私の母は、ほぼ認知症だと思うのですが、脳神経外科で検査した際に脳には異常がなく、医師からも何故認知症状が出ているのか、見当がつかないと言われたため、その後少しほっておくことにして現在に至ります。
検査を受けたのは2年前くらいですが、その後一進一退と言いますか、私の個人的な見解としては何らかの体調変化が出ている際に、認知症状(と思われる言動)が出ている気がします。
たまにネットで調べるのですが、母のような感じの症状に当てはまる例が見つからず、この人本当は違う病気かしら?と疑い始めていますが、それだと尚更どこの科を受診したらいいのかわからずにいる状態です。

私の母に最初の認知症検査を受けさせに行く前には、母がいつもと違う言動をした際に、一度診てもらうか?と何度も問いかけていました。
そうすることで、行く気になる瞬間を見極めたいという気持ちがあったからです。
その際の母は、体調がよく機嫌のよい場合は「行ってみてもいいよ」という返事でしたが、体調が悪かったり機嫌が悪いと「そんな検査受けなくても、おかしくなんかなってない!」と言って受診を拒否していました。
そんな感じだったので、私はわざとことあるごとに「検査行く?」と言っていましたが、最後とうとう受診することになったのは、母の頭痛がなかなか治まらないからでした。
何か、重篤な病気が隠されているかもしれないから、すぐに診てもらった方がいいと暗示をかけて連れていきました(笑)
実は、頭痛はヘルペスが原因の外的な痛みだったのですが、結果オーライでしたね(苦笑)

しかしながら、受診にこぎつけるまでには、やはり時間がかかるというのが本音ですね。
自分(連れ添いする者)の都合もありますし、なにより本人が不安になったり不機嫌になったりするような状態で連れて行くのは、よいとは言えませんからね。
にしおかすみこさんも、受診するまでの経緯をコミカルに表現していらっしゃいますが、実際のところお母さまとのやり取りや、受診することになったものの、連れていくまでや病院に着いてからの様子を読んでも、心身の疲労はかなりもものだったかと想像します。
本当に、認知症って最初の受診(引導を渡す)までが、ハードルが高いのだな、と改めて感じた記事内容でした。

私の母も、もう一度受診させなければならないのですが、少し考えています。
先ほども少し触れましたが、もしかしたら脳そのものよりも、別の要因が母の認知症状(と思われる)を引き起こしている可能性があるので、もう少し様子を見たいと思っています。
今はまだ、これはいよいよマズいぞ、と感じるまではもう少し先延ばしにすることにします。


にしおかすみこさんの記事は、まだまだ連載が続くようで、来月の更新が楽しみです。

超絶偏食家の母に食べてもらう工夫(Short diary)

2021-10-14 | 母のこと


画像は、本日の昼食です。

 ・全粒粉バゲットのサンドイッチ
 ・目玉焼き
 ・豆乳と味噌のスープ

相変わらず、手間を省けるところは省いていますが、本日の食事で一番手間をかけたと思います(笑)

一度に野菜も主食のパンも口の中に入れられるサンドイッチは、偏食家の母に完食してもらうためには非常に頼もしいメニューのひとつと言えます(笑)
今回サンドした具は

 ・にんじん(生)と赤玉ねぎ(生)の水分を抜いて塩こしょうはちみつで味付けしたサラダ
 ・マッシュパンプキンとマッシュポテトをミックスして枝豆を入れてマヨネーズで和えたペースト
 ・キュウリのスライス(生)

それぞれ別々に盛り付けると、必ず野菜を残す母ですが、サンドイッチにすると完食してくれます(笑)
世の中の子育て中の皆さんも、子どもに食べてもらう苦労がおありだと思いますが、食事の準備をしてあげる必要がある(自分では作るのが無理になった)高齢者に食べてもらう工夫も、結構大変ですね(苦笑)


今回も、画像をアップしてみました。
いつも文章だけなのでイメージできない部分もあったかもしれませんが、これからはなるべく画像を入れながら記事を上げていこうと考えています。

高齢者の熱中症になる原因の話

2021-07-26 | 母のこと
毎日、暑い日が続きますが、同時に熱中症で救急搬送されたり、残念ながらそのままお亡くなりになった方のニュースが毎日のように流れてきます。

高齢者は熱中症になっても、気が付きにくかったり、ギリギリまで我慢したりするので、症状が出ているときには手遅れの状であることも多いそうです。
私の母は、今年すでに誕生日を迎えていて81歳の高齢者です。
ずっと同居しているので、私が室温の管理をしたり水分補給を促したりしていますが、もし母が1人暮らしだったり、あるいはまだ父が健在で母が家事をこなすような生活をしていたら、もしかしたら熱中症で倒れることもあったかもしれないと、最近になって実感するようになってきました。

本日は、高齢者である母の様子を交えながら、高齢者が熱中症にかかってしまう原因やきっかけについて、私なりの考えを綴ります。

体感が鈍い
昨年までは「弱」設定で、室温を25度~23度の間で手動で調整していましたが、今年は試しに「エコ運転」というモードで一日中エアコンを稼働させ続けています。
エコ運転だと、弱よりも少し部屋の中が涼しくなるのか、暑がりの私でさえ少し「涼しすぎ?」と感じることがあるのですが、ここ数日は不快なほどの暑さは感じないものの、やはりじんわりと暑さを感じる時間帯があります。

そういう時には、必ず母にも「暑くないか」と確認するのですが、かつて家族の中で一番暑がりだった母が「ちょうどいい」と言ったり「すこし寒いくらい」と言ったりするようになりました。
おそらく、体力も筋肉も落ちて代謝が悪くなっているので、暑さを感じる身体のセンサーが鈍ってきているのだと思います。
実際、テレビなどで医師が「高齢者は加齢によって暑さ寒さを感じにくくなってくる」と説明してくださっているのを、何度も見聞きしましたので、母も例にもれずその状態なのだと思います。
ですから、母は毎日快適に過ごしているか、あるいは少し寒いくらいと感じているようです。

しかし、暑くなる時間帯などは、どこからどう見てもじんわりと額に汗を滲ませて、息も苦しそうにしているにも関わらず「暑くない」「ちょうどいい」と言います。
そして、それが暑さ寒さを感じにくいということなのだなと、実感するようになりました。
ですから、ほんの少しでも熱中症なのではないかと疑われる体調のときには、水を飲ませたり本人が暑がっていなくても、部屋が涼しくなるようにエアコンの風向きを調整したりしています。

水分補給がむずかしい
母は、肥満が原因だと思うのですが、一度にたくさんの食べ物や飲み物を摂ることができません。
少量でもすぐに満腹になってしまいます。
よく、妊婦の方でお腹が大きくなっているときに、お腹の中の赤ちゃんに胃を持ち上げられて、食べ物をあまりたくさん食べられなくなると聞きますが、肥満も似たような感じだと思います。
もっとも、胃を持ち上げているのは「脂肪」なのですが......

そういうわけで、普段より余計に水分を摂るというのが、母の場合しっかりと意識しないとできません。
そういえば、今日はあまり水分を摂っていないな、と私が判断して「何か飲む?」「喉乾いてない」と気が付いたら確認するようにしていますが、深夜に私が寝ているときはさすがにそれができません。
母は夜型人間なので、夜中起きていることが多いのですが、その間にどのくらい水分を摂っているのか、私にはわかりません。
普通なら、夜寝る前にコップ1杯の常温水や白湯を飲むといいと言いますが、いつ寝るかもわからないので、とりあえず私が寝る前に母に声をかけて、水やお茶を用意させています(お茶は、あまりよくないと言いますが、飲まないよりましなので)

また、母の場合少し認知症だと思われる症状もあるため、水分をいつ摂ったのかを本人が覚えていないことが多いです。
そのため、そろそろ水分補給したほうがいい時間かな、というのが解らないのですね。
高齢者の1人暮らしや、高齢者のご夫婦の2人暮らしなどは、もしかしたら母のように「いつ水分を摂ったかわからない」ため、飲み過ぎたらトイレが近くなると思い、水分補給を躊躇っているかもしれないですね。

エアコン操作がわからない
母もそうですが、高齢者の中にはエアコンのリモコン操作方法がわからない人もいると思います。
どのボタンを押せば、快適な室温設定ができるのか、ということもそうですが、夜は冷えるのでタイマーを設定するとか、弱い風にするなどといったことができずに、最終的に消してしまうということも、ないことはないだろうと思います。
母の場合は、恐ろしいことに「暖房」を押してしまうこともあったので、もしかしたらそれが原因で熱中症になってしまうこともあるかもしれませんね。
(関係ないですが、リモコン操作を覚えた猫や犬が「暖房」を押していたという笑い話は、よく目にします(笑))

悲しい現実「貧困」
ここまで綴ったことは、側に誰かがいたり、わかりやすく何かに書いておいたりすれば、家族や本人がなんとか対処できることなので、事前に熱中症を防ぐことも可能ですが、悲しいことに今の日本では「貧困」のために余計な電力を使えない、使いたくないという独居の高齢者も少なくないです。
年金だけでは、生活が苦しいという方は、食費や光熱費を節約する傾向があります。
食費と光熱費は、目につきやすい家計費目なので、最初に削りたくなるのですよね。
我が家はたまたま、夏と冬に電気代が高くついても、なんとかやりくりできるだけの年金額をいただけていますが、いくら節約しても、食費や光熱費を減らしても、家計が苦しい家庭もあると思うと、高齢者の1人暮らしや老夫婦の2人暮らし、あるいは子どもも高齢である親子での暮らしでも、電気代と水道代だけはなんとかできるような新しい支援方法が出来たらいいのにな、と考えてしまいます。

生活保護を申請するという最終手段もありますが、高齢者の多くは「持ち家」のローンも完済して、やっと「自分の家」になった人も多くいると思うので、自宅を手放して生活保護を受けるのはとても辛いでしょうし簡単には決断できないと思うので、難しい問題だと思います。
また、高齢者だけではなく若い世代でも「貧困」によって、飢餓状態や熱中症で救急搬送される例も聞きますから、「貧困」はかなり深刻な問題なのだと思います。
最近になって、生理用品が購入できない貧困状態のことが話題になりましたが、健康や生理現象に関することすべてを削らなくてはならないくらいの貧困って、先進国であるはずの日本で起きていてはいけないことのようにも思います。

残念ながら、今大臣を務めている方々のほとんどが「高度経済成長」と「バブル」の恩恵を受けたことがあり、その時の「いい暮らし」を経験していて、さらにもともと先祖代々が「裕福」であったという経歴の持ち主も多いので、貧困の本当の問題点は理解できないのかもしれないですね。
でも、想像を絶する「貧困」状態の家庭は確かに存在しますから、本当になんとかしてほしいですし、明日は我が身で私も将来「貧困」状態の高齢者になる可能性は高いので、他人事としては考えられないですね。


もし、身内や家族に高齢者がいる場合は、ちょっとお節介かもしれないと思うくらいに、頻繁に体調を聞いたり水分を十分に摂れるように準備を手伝ってあげたり、エアコンのエコ設定を教えてあげたりしてほしいと思います。
私はたまたま、高齢の母と一緒に暮らしているので、なんとか予防できていますが、熱中症で命を落とすことは本人も家族も本意ではないと思います。
ですから、手を貸すことができるのであれば、積極的にしてあげるのがいいのだろうと、思います。

やはり腎臓の数値がよろしくない母(Short diary)

2021-07-21 | 母のこと
本日は、整形外科へ母を連れていきました。

先月末、骨粗しょう症の検査の一環として、血液検査をした母。
今、服用しているビタミンDが配合されている処方薬の効果を調べるためでもあった血液検査ですが、やはり腎臓に関わる数値は、あまりよろしくありませんでした。
ただ、整形外科の先生によると、腎臓と骨粗しょう症は関係がないので、内科で治療してもらうようにとのことでした。
そうでしょうね、知ってました(笑)
その他の数値は、おおむね良好というか、気にするべき数値は出ませんでした。

腎臓に関しては、内科ですでに治療や予防のしようがない(服薬などは効果があまりない)と言われているので、特になにもすることはないということですね。
気のせいかもしれませんが、整形外科で処方していただいている薬を飲むようになってから、調子のいい日が少し増えました。
とはいえ、やはり微妙なときはあり、今にも倒れそうになっているときもありますが、なんとかこらえられている感じです。

なんだかんだで、母は栄養不足な部分(偏食が原因かと思われます)が大きく影響しているのではないかと思います。
もう少し、いろいろ食べてくれたらいいのですが、困ったものです。

母の症状の謎に近づけたかもしれない話

2021-07-09 | 母のこと
本日は、母が眼科と内科を受診するので、送り迎えをしてきました。
そして、母に不定期に訪れる謎の症状に、一歩近づいたかもしれない話を聞けたので、その内容を含めて母の持病について綴ります。

眼科にて
先週、眼科の半年ごとの健診にて、眼のレンズ部分に濁りが出てきたので、レーザーで部分的に切開する治療をしていただきましたが、本日はその事後経過観察と反対側の眼もレーザー治療するかどうかの相談でした。
結果としては、レーザー治療をした方の眼(左眼)は濁りは取れたものの視力はあまり回復しませんでした。
よって、右眼もレーザー治療をするつもりでいましたが、現時点で左眼に比べて濁りが薄いことと、レーザー治療の効果が左眼については現れていないことを踏まえて、今回右眼のレーザー治療は見送ることにしました。

次回の眼科訪問は、半年後です。
そのころに、もし右眼の視力が極端に下がっているようであれば、またレーザー治療をするかもしれません。
糖尿病がなければ、単純な白内障で終わっていたのでしょうが、糖尿病のためにどうしても目に濁りが出てしまう母。
このままでいけば、失明するのが早いのか永遠の旅にでるのが早いのか、という感じだと思うので、眼の治療についてはあまり深刻に悩まないでおこうと思います。

内科の定期健診と処方薬受取
毎月、薬を貰わなければならないので、内科へは必ず連れて行っています。
ここのところ、母は体調がまあまあの日が増えてきて、食欲も一時期なかったのがウソのように、常に「お腹が空いた」と言っている状態です(笑)

しかし、どうしても改善しないのが謎の症状です。
前触れなしに突然意識が朦朧とし、その症状があらわれると立ち姿勢を保てず、手が震えて、意識と体調が回復すると、その謎の症状があらわれていた間のことは全く覚えていない、といった感じです。
数か月前、かかりつけの内科で血液検査をしてもらったのですが、採血の最中にその謎の症状があらわれ、しばらく病院で休ませてもらいました。
採血が原因かとも思いましたが、後日の検査結果では血中に異常な数値はみられず、医師も何故意識が突然朦朧としてしまうのか、その時は見当がつかないと仰っていました。

そして、今回の定期健診で、かかりつけの医師から謎の症状の原因について「もしかしたら」ということで、割と有益な情報を教えていただきました。

謎の症状の原因は血中のpH?
かかりつけ医が言うには、血液中の一時的なpHの変動が原因で、意識障害が起きている可能性が高いとのこと。
意識障害については、母の場合数十分から数時間で回復するので、病院で検査をする際には必ずと言っていいほど

「異常なし。むしろ年齢の割には状態が良い血液」

と言われる始末でした。
娘の私としては、母の意識障害があらわれている瞬間に検査してくれ、と何度も思いましたが、症状があらわれるのはいつも家の中ですし、意識障害が起きている間は歩けないため外に連れ出すこともできないし、かといって救急搬送を要請するほどの症状でもないので、結局症状が落ち着いたときにしか採血できないという状態でした。

そして、今回のかかりつけ医の話へと繋がっていくのですが、医師の予想だと

腎臓の働きによって血中phが変動しているのかも

とのことでした。

説明によると、突然ではあるけれど短時間で回復するのは、腎機能の働きが悪く、通常弱アルカリ性に保たれている血液が酸性に偏ったために、意識障害に繋がっているのではないか、ということです。
意識障害の他にも、母は倦怠感をよく訴えるので、私も医師の予想(仮定?)を元に調べてみましたが、血液が酸性に偏ると脱力感や疲労感があらわれるということがわかり、思わず「なるほど」とつぶやいてしまいました(苦笑)

もちろん、それが決定的な原因かどうかは動脈から採血する検査をしないとわからないとのことでしたが(かかりつけ医では検査できないそうです)、調べてそれが原因と確定できたとしても、現時点では確実に症状が改善する治療や薬はないそうで、症状がいつあらわれるかというのも予測できないそうです。

ここからはあくまでも個人的な感想です
実は、最近になって体調の良い日が増えたことについて、私なりに「これが影響しているのでは?」と思われることがありました。
それは、整形外科で処方された骨粗しょう症を改善するためのビタミンDを含んだ薬の服用です。
この薬を処方されて以来、謎の症状があらわれる機会が減ってきていると感じていました。
気のせいかな、とも思いましたが、母の偏食っぷりを考えると確実に栄養が偏っていると思うので、ビタミン剤入りの処方薬は栄養補給の役割も担ってくれてるのかも、と勝手に思っていました。

そして、今回の内科で教えていただいた腎臓のことを調べてみると、やはり腎機能が悪さをする原因として、ビタミンD不足というのがあるそうで、ここでやっといろいろ謎に思っていた母の症状と繋がってきました。

私なりにまとめると、

 偏食→カルシウムやビタミンDなどが不足→腎機能が悪くなる→血液pHが酸性に偏る→謎の意識障害や倦怠感

といったことになると思います。

ここまでわかれば、こちらで対処できることを考えておけるので、少し気持ちが楽になりました。
とはいえ、できることはただひとつで、

母に栄養を摂らせる

ことだけです(笑)
症状があらわれることについては、予測も予防もできないので、その症状があらわれないようにするために、ビタミンDとカルシウムを意識して摂らせることしかできませんが、できることや効果がありそうなことが何となくわかってきたことで、私の中にあったモヤモヤも解消されると思うと、少しスッキリしました(笑)

ただ、母の意識障害はいつあらわれるかもわからないので、やはりサポートはこのまま継続していく必要がありそうです。
ですから、私が長時間留守にしても多少は大丈夫なように、見守りサービスやセキュリティの利用などについて調べて、もし母のような人に適していれば、私もいよいよ働きに出られるのではないかと考えています。
何にせよ、母の体調への対処方法がわかってきたのは、大収穫だったと思います。


ということで、今回は母の謎の症状の原因がなんとなくわかったかも?という話でした。
世の中には、母のように原因がはっきりしない症状で悩んでおられる方やその家族の方も多いと感じています。
私のかかりつけ医のように、質問してもすぐには答えらしきことが出せない場合も多いでしょう。
しかし、何度となく質問をしたり症状を説明し続けていれば、どこかで繋がる答えが出てくるかもしれませんから、もし謎の症状がある場合は、根気よく医師と相談するのが一番なのかもしれませんね。

母、整形外科と眼科を受診

2021-06-30 | 母のこと
本日は、母の付き添いで整形外科と眼科へ行ってきました。

整形外科にて
4月に骨折して、その後順調に骨折部位は繋がったのですが、骨密度の検査をした結果「骨粗しょう症」との診断を受けて、改善するための薬(というよりサプリメントに近い)を処方してもらっています。
処方薬を服用し始めて1ヶ月以上経ったので、血液検査をしました。
結果は、次回処方薬を貰いに行くタイミングで知らされます。

母は、60代くらいまでは骨粗しょう症などとは縁遠く、むしろ年齢の割には骨が丈夫だと医師から太鼓判を押されていましたが、数年前から入退院を繰り返し、何度も救急搬送されるたびに徐々に体力が落ちていき、今では短い距離でも歩くと疲れてしまうほどになってしまったので、その間に骨も弱ってきたのでしょう。

私は専門家ではないので、はっきりとした原因は想像するしかないのですが、まず運動らしい運動が持病(心不全)が原因でできないこと、外に出たがらないことが多いため太陽光に当たる頻度が激減したこと、偏食であることなど、複合的な要因があるのだろうと思われます。

母を見て思うことは、とにかく外を歩く機会があるのなら、なるべく太陽の光を浴びながら歩いた方がいいということです。
今は、梅雨時期でなかなか晴れた日に散歩とはいかないかもしれませんし、これからの季節は猛暑で逆に外に出ると危険な日もありますから難しいかもしれませんが、とりあえず外を歩く機会は逃したらいけないな、と思います。
そして、できることなら屋外での運動も取り入れて、バランスよく食事をすることが、長く健康でいることの基本だな、とつくづく思っています。

眼科にて
白内障の手術をした後、半年ごとに経過観察をしつつ、糖尿病が原因の水晶体の濁り具合を都度診察していただいていましたが、本日の受診結果としては、少し濁りが酷くなってきていて、視力が落ちてきているということでした。
ただ、今すぐにどうということはなく(眼が見え辛いというのはありますが)、レーザーを当てて濁りを取る治療で様子を見ることになりました。

レーザー治療したのは左眼。
治療時間はほんの数分で、あとは点眼薬で炎症を抑えつつ、また1週間後に経過観察&右眼のレーザー治療をするか否かを選ぶ、ということになりました。
なぜ、受診時にレーザー治療をするかしないかを選ぶのかというと、緊急性がないので時間があるときにゆっくり治療すればいいとのことです。
ただ、私も母も今は自由に時間を調整できるので、むしろ「この日に治療しましょう」と言っていただける方が、何も考えなくて楽なのですけれどね(苦笑)

次回の受診は来週(のいつでもOK)なので、何度も通うのも面倒くさいから右眼もレーザー治療していただこうと思います。

眼の濁りについて
母の眼の濁りが酷くなったとの診断は、予想できていました。
というのも、1ヶ月くらい前からやたらと「眼がみえない(見辛いという意味)」ということが増えたからです。
糖尿病の影響で、眼が見え辛くなっているので、糖尿病が改善しない限りは視力も徐々に落ちていくのだろうと思うのですが、糖尿病による視力への影響は、結構酷くならないと自覚症状がないと聞きます。
母も、白内障の手術をした直後は「見えない(見辛い)」を連呼していましたが、1ヶ月もすると言わなくなりました。
しかし、手術から約2年近く経った今、また急に「見えない」と訴え始めたので、本当に視力については油断できないです。

このまま、症状が徐々に悪くなれば、いずれ失明してしまう可能性もあります。
こう言ってしまうのも不謹慎ですが、母が旅立つのが先か、母が失明するのが先か、という感じです。
おまけに、母の認知症についても、今後どうなるのかわからない状態なので、最悪認知症になって失明もして、糖尿病と心臓の症状がいつ悪化するかもわからない状況も抱えて、本当に目が離せなくなる日が来るだろうな、となんとなく想像しています。
それでも、命がある限りはなんとか本人が快適に暮らせるように、整えてあげないといけないな、とぼんやり考えています。
自宅介護になるのか、施設に預かってもらうのかは、その時になってみないとわかりませんが、何かしらのサポートを必要とすることになるのは間違いないので、私自身はいつでも行動に移せるよう準備しておく必要があると、母が何かしらの症状で体調を崩すたびに考えています。

そして、いつか自分にも、介護が必要になるかもしれないと考えながら、少しでも介護を受けなくて済むように、今から頑張って健康維持をしていかねば、と母を反面教師にしています(苦笑)

たまに記憶力が戻る
母は、おそらく認知症なのだと思うのですが、いわゆる「アルツハイマー型認知症」や「レビー小体型認知症」ではないようです。
2年前に脳神経外科を受診した際は、その傾向は全くないと診断されましたので、認知症らしき状態は何か違うことが原因なのだと思います。

考えられるのは「血管性認知症」なのですが、こちらも受診時にはその兆候は見受けられませんでした。
ただ、脳の血管が異常に細いとは言われました。
細いということは血栓を起こす可能性が高いということなので、それが原因の脳梗塞や脳出血を起こす可能性はあると言われました。
ただ、実際は脳梗塞も脳出血も起こしていませんし、4月に頭を6針縫う怪我をした際も、脳の異常は認められませんでした。

それでも、母は数分前のことは忘れてしまうし、毎日のように繰り返されるニュース(今なら新型ウイルス関連など)を初見感覚で見聞きしているので、午前中と同じ内容の夕方のニュースに全く同じ反応をしたりします。
ところが、本日は午前中に見たニュースの内容をしっかりと覚えていて、午後のニュースで再度見た際に「朝から何度もこのニュースをやっている」と言い出しました。
少し、びっくり(苦笑)
一時的なことなのかもしれないし、逆に認知症状が進んだ結果なのかもしれませんが、もし改善傾向になるのならありがたいのですけれどね。
まあ、そんなに上手くは行かないでしょうし、こういうことが起きた次の日に、急に体調を崩したりする母なので、たまたま覚えていただけだと思うことにしましょう。


本日は、母の病院のことや母の現在の病気のことを綴りました。
時々、母のことを綴るのは、今後何かあった際に参考になる症状や行動があったかもしれない、と振り返るためでもあります。
本日綴った内容が、いつか役に立つ日が来てほしいような、来てほしくないような複雑な気持ちですが、今後も母のことについては、なるべく残していこうと思っています。

要注意の症状?(Short diary)

2021-06-19 | 母のこと
知っていましたか?
降圧剤(血圧を下げる薬)を服用している人は、夏の暑い時期に血圧が下がりすぎて低血圧になってしまうことがあるって。
私は、正直思いもしませんでした。
血圧が高いから、もしくは高いことで身体が危険な状態になってしまう持病があるから処方されているはずなのですが、夏場に熱中症になり、その状態で降圧剤を服用すると血圧が下がりすぎてしまうのだとか。

ちょっと、まって。
ここ最近、また母がせん妄のような状態になることが増えてきたのですが、もしかして血圧が下がりすぎてるかもしれないということ?
たしかに、朝方になると少し暑そうにしているから、熱中症のことは常に頭にあったのですが、まさか血圧が下がりすぎるとは。
だったら、もっと早く言ってよ(どこかの時点で本人は説明を受けていたかもしれませんが、私には伝わってない)

でも、そういう場合があるということを知っているだけでも、今後夏の間は母の状態が悪くなる前に対処できることもあるので、遅まきながら知ることができてよかったです。
今夜からでも、少し余計に水分を摂らせて、家の中が暑くならないように気をつけねば。
エアコンの稼働については、今の時期は微妙でして、外がある程度涼しくても家の中は蒸すといった現象もあるのですが、エアコンをつけると逆に寒くなることも多いので、温度調節が難しいし、電気代も急激に上がります。
しかし、人の命には代えられませんから、こまめに温度調節します。

それにしても、まだまだ知らないことが多いなあ。

新型ウイルスワクチンを打たない選択(マシュマロの母の場合)

2021-06-11 | 母のこと
本日のタイトルどおりなのですが、私の母はワクチンを打たないことになりました。
その経緯と理由を、本日は綴ります。

迷った集団接種
母にワクチンの集団接種券が届いたのは、5月初頭。
しかし、私はすぐには予約をせず、かかりつけ医の判断を仰いでから申し込みをしようと思っていました。
母にも、そのことは納得してもらっていたので、特に何もせず1ヶ月が経ちました。

集団接種を迷った理由は、母の体調がいつ最悪の状態になるか予測できないからでした。
母の場合、接種後の副反応以前に持病の症状が急に発症するため、集団接種会場での接種待ち時間と接種後の事後観察時間を何事もなく過ごせない可能性もありました。
よって、集団接種を急いでするよりは、かかりつけ医で接種できるようになるまで待つつもりでいました。

先月はうっかり相談し忘れました
先月、かかりつけ医へ定期診察へ行ったのですが、その際についうっかりワクチン接種をすべきかどうかの相談を、し忘れていました。

次の診察は約ヶ月後(今月6月)でしたので、その間にもしも新型ウイルスに感染したらどうしようかとも思っていましたが、母はまだ骨折がやっと治癒したばかりなので、1人で買い物などに出かけることはありません。
また、私もいろいろと気を遣って外出は控えたり、買い物もオンラインショッピングやデリバリーを増やしていたので、感染リスクは少ない方かな、という自己判断もあり、そのまま今月まで過ごしました。

かかりつけ医の意見
本日、母の診察のためかかりつけ医へ行ってきました。
そして、今度こそワクチン接種の相談をすることができました。

結果、かかりつけ医からは「やめておきましょう」と言われました。
初めは、アレルギーがないのであれば接種しても問題ないけれど、というお話だったのですが、母の持病の程度と母が直接感染するリスクが低いことを鑑みて、最終的には私に接種券が届いたらすぐに接種の手配をすることで、ある程度は大丈夫なはず、ということになりました。

ワクチンを打たない理由
これまで、何度も母の持病について綴ってきましたが、再度母の持病について記しておきますね。
私の母は、糖尿病と糖尿病由来の心臓病(心不全)です。
また、ずっと服薬治療を続けているのが、高血圧です。
加えて、数年前に胃のポリープ切除手術をしています。
胃のポリープの方は、もう完治しているはずなので(新しいポリープができていたら話は別ですが)特に心配する症状はないのですが、糖尿病の方は低血糖を起こしたり、心不全が原因と思われる呼吸症状が出たり、血圧もたまに上がることがあるので、ワクチン接種に関して注意が必要な人であることも含めて(心臓病と血液が固まりにくい薬を服用していることなど)接種しない方がいいだろうということでした。

ワクチンを打たない理由を改めて箇条書きにすると

 ・要注意の持病や症状がある(心不全、血液が固まりにくい薬の服用)
 ・糖尿病による血糖値の乱高下や血圧の上昇が原因の体調不良が起こるかもしれない
 ・待機中に体調不良を起こすと、救急搬送の可能性もゼロではない(むしろ高いかもしれない)
 ・外出頻度が極端に少ないので、感染リスクが低い
 ・かかりつけ医曰く「これまで感染していないのなら、これまでどおりの生活を続けていれば感染しないのでは?」

ということになるでしょうか。

ワクチン接種をするかどうかは話し合って決めましょう
私の母の場合は、持病が接種条件の注意が必要な人に含まれていたことと、そもそも病状が急に悪化するので、ワクチン接種以前に待機が難しいかもしれない、ということがあったので、接種すべきかどうかというところが出発点でした。
また、かかりつけ医があったので、ここでの相談は必要不可欠でした。
もし、家族やご本人が接種に関して不安な体調や持病を持っているのであれば、まずはかかりつけ医や以前受診した病院の医師へ相談をするのは最低限しておいた方がいいと思います。

医師への相談の結果、母はワクチンを打たないことにしましたが、私は違います。
医師からも「あなたは絶対に打ってね」と念を押されました。
私自身は持病がないので、現在たまに体調不良になることはありますが、ワクチンは接種すると決めています。
ちなみに、私の体調不良は頭痛やなんとなく感じる全身の倦怠感ですが、おそらく外出回数が減ったことと、睡眠不足が続いていることが原因だと思われるので、ワクチン接種については問題なさそうだと思っています。
ただ、アレルギーに関しては調べたことがないので大丈夫だとは断言できませんが、おそらく大丈夫だと思われます。
ワクチン接種を受ける数日前からは、体調を整えるために運動したり十分に睡眠をとって、準備しておくつもりでいます。

ワクチン接種のメリットとデメリットを客観的に調べよう
母は接種回避で、私は接種すると決めましたが、ワクチンを接種することのデメリットを知らないわけではないです。
テレビやWEBで伝えられていることは把握していますし、実際に副作用が出たとされる人のインタビュー記事や告白も目にしています。
ただ、副作用に関しては本当に人それぞれで症状が違うでしょうし、参考程度にしておいて、いざ副反応が出た際に自分と同じ症状の例を思い出したらいいだろうと思っています。
また、副反応が出て全く動けない状態になってしまった場合を想定して、接種後(特に2回目)は何もしなくていいように、洗濯物をすべて終わらせておいて、食事は調理しなくても食べられるモノかデリバリーを準備しておかねば、と考えています。

ワクチンを打つメリットは単純明快です。
接種すればウイルスに対する抗体が体内にできるので、ウイルスが体内に侵入してきても抗体によって発症しない可能性が高くなりますし、仮に感染して症状が出たとしても、軽症で済む確率がぐっと上がります。
たったそれだけですが、それだけで十分です。
何故なら、それがワクチンだから(笑)

もし、ワクチンを接種することに不安がある人は、まずワクチンってなあに?というところから始めて、ワクチンの歴史を正しく学んでから、接種をするかどうかを決めたらいいかもしれないですね。
いずれにしろ、接種するかしないかの最終判断はご本人がするしかないので(判断が難しい人は近しい人が代わって判断)納得のいく知識を得られるまでは接種を保留するのもアリだと思います。

ただ、ワクチンによって抗体を持つ人が増えれば、大多数の人が安心するということだけは確かだと思いますよ。


本日は、私の母が新型ウイルスワクチンの接種をしないことについて綴りました。
もし、持病があって接種を迷っている方、家族にそのような人がいるという方に、参考にはならないかもしれませんが、こういう家庭もあるのだな、という程度で読んでいただけたらと思いました。
また、私に接種の順番が回ってきたら、その際は私の症状などと合わせて、こちらのブログで紹介する予定です(まあ、いつになるか判りませんけれど......)

骨はきれいにつながりつつある話

2021-05-14 | 母のこと
足を骨折し通院していた母ですが、本日レントゲンを撮っていただいたところ、ほぼ接合してきていました。
ズレることもなく、きれいに重なってきているとのことで、今まで24時間付けていた固定器具は、外出時だけでOKということになりました。
次回は、1週間後に受診です。

母の骨折は、スパッと亀裂が1本入ったように折れていたため(イメージで言うと牛蒡の斜め切りを途中でやめたような感じ)特に問題もなく接合されつつあるようです。
痛みについても、ここ2週間くらいで訴えなくなっていて、先週から家の中では杖がなくても歩けるようになっていたので、順調に治癒しているのだろうとは思っていましたが、医師によると骨粗しょう症ぎみなのでそれが心配事のようでした。
まあ、そんなにたくさん歩き回ることもないので、今まで通りの生活をしていれば、完治するまでに時間はかからないかもしれないです。
骨折した直後、固定器具を付けたまま履けるサンダルを慌てて購入しましたが、それももうお役御免かな?

ひとつ、気が付いたことというか、気になることがあります。
以前から何度も言っていますが、母は肥満体形です。
にもかかわらず、少しお腹がすけば棚や冷蔵庫を開けておやつや軽食を探して食べる、という悪い癖がありました。
そのため、1日に何度も食べてしまい、何なら翌日分にと作り置きしていたおかずが、いつの間にかなくなっていることもしばしばあり、一向に体重が減らずむしろどんどん体重が増えていた気がします。
しかし、骨折当初は家の中も自由に歩けず、トイレに行くのも私が支えて連れて行く状態だったので、お腹が空いても勝手に棚や冷蔵庫へ食べ物を探しに行くことができない状態になりました。
私としては、これは規則正しく食べさせるチャンスだと考え、さすがにおやつ抜きは可哀そうなので、決まった量と決まった時間にだけ間食を用意しておいて、3度の食事とその間食以外は食べさせないようにしたのです。

最近になって、母の全体的なフォルムがボリュームダウンしてきたような気がします。
まだ、お腹の贅肉は減っていませんが(苦笑)背中などはスッキリしてきたように見えます。
また、以前はよく気分が悪くなっていたのですが、最近は気分が悪くなる頻度がかなり減ってきており、調子のいい時間が増えてきました。
これは私の推測でしかないのですが、おそらく砂糖と炭水化物(特にグルテン)と塩分の摂取量が減ったため、血糖値や血圧が安定しつつあるのかもしれませんね。
以前は、おそらく摂りすぎでしたから、世話は大変だったものの骨折したおかげで身体の中は少しだけ健康に近づいたかもしれません。
この調子で、バランスよく食事をしてくれたらいいのですが、そろそろ家の中を1人で自由に歩き回り始めたので、私のこれまでの努力(母の食事量をコントロールするという努力)が、水の泡にならないように、何か策を考えなくてはいけないと思う今日この頃です(苦笑)

さて、母が骨折してしまったために中止した旅行ですが、緊急事態宣言が解除になり母も私もワクチンの接種が2回とも終了したら、また旅行の計画でも立てたいと思っていますが、計画立てた途端にまた何かあったりして(苦笑)
そうはならないことを、祈るばかりですね。