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マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

通院間隔が長くなった母(Short diary)

2021-04-26 | 母のこと
後頭部の裂傷と足の骨折で、整形外科に通院している母ですが、これまでは週3回だった診療と治療が、今週から週2日になりました。

母は、血液がサラサラになる薬を服用していたため、後頭部の傷の抜糸も1度に全部はできず、3回に分けて抜糸しました。
抜糸した後も、かさぶたがなかなか固まらず、ガーゼを当てていても、寝ている最中にガーゼがズレたりすると、かさぶたがこすれて再度出血、ということを繰り返していましたが、今はやっと小さなガーゼを当てる程度まで、かさぶたが小さくなりました。
このかさぶたもきれいに剥がれてしまえば、ガーゼを当てておく必要がなくなり、寝るときや着替えるときに気を遣わなくて済むようになるので、母も少し気を抜いて生活できます(笑)

あとは、足の骨折部分がいつごろ完全に繋がるか、というところですね。
まだ、固定する器具は付けたままにしておくように言われているので、まだまだ先でしょうか。
腫れは小さな饅頭くらいですが、歩行時の痛みはほとんどないようです。
ただし、患部以外の部位が痛いそうで(おそらく筋肉痛)、なかなか思うように歩けない様子ですね。
本人もかなり鬱陶しさを感じているようなので、早く外してあげたいです。

やっと抜糸が済みました(Short diary)

2021-04-14 | 母のこと
後頭部を裂傷し、6針縫った母ですが、本日やっと抜糸が全て終了しました。
母は、血液をサラサラにする薬を服用しているので、ちょっとした傷や怪我で血が出ると止血に時間がかかります(血が固まらないので)
そのため、抜糸の際に少量出る血液でも、まるで深い傷を負ったかのように出血してしまいます。
ですから、抜糸も1回に2本ずつしかできず、本来ならば先週抜糸が終了していたはずなのですが、結局抜糸のための通院を3度してしまいました。

でも、抜糸が終われば後は傷口が完全にふさがるのを待つだけなので、ひと安心というところです。
今後は、傷口の治癒状況と薬の塗布とガーゼの交換で、通院することになります。
ただ、傷は跡が残るでしょうから、少し違和感は残るかもしれませんね。
髪の毛も、傷跡部分に生えてくるかどうかは、微妙ですしね。
まあ、母は外出時に必ず帽子をかぶる人なので、人目が気になることはないと思いますが、あとは傷口が隠れるような髪型にするくらいしか対処方法がないかな?

しかしながら、後頭部の抜糸が終わっても、足の骨折はまだまだ治癒までに時間がかかりそうです。
さて、いつになったら痛がらずに歩けるようになるのか、なかなか先は長いです(苦笑)

ワクチンの集団接種が母にとって罰ゲームになりそうな話

2021-04-12 | 母のこと
今月(4月)下旬から、福岡県内の各自治体でCOVID-19のワクチン接種券が随時郵送され、5月に入ってすぐに一般高齢者のワクチン接種が開始されます。
本日の夕方のニュースで、ワクチンの集団接種の様子が放送されていましたが、これは母にとっては罰ゲーム並みにしんどいな、と感じましたので、そのことについて綴ります。

テレビで見た集団接種の様子
テレビに映し出されたのは、広い会場に間隔を取って並べられたパイプ椅子に、接種が済んだ方々が座っている様子でした。
接種会場での被接種者は、まず受付で接種券を提示し(保険証も必要?)、次に渡された用紙にいろいろと記入します。
その後、接種となるようですが、接種者が多ければ接種するまで会場内に待機しておく必要があると思われます。
接種が終了したらすぐに会場内から出られるかと言ったら、そうではなく、接種後になんらかの副作用が出てもすぐに対応できるよう、30分間会場内の指定場所に座っていなければならないそうです。
その椅子が、パイプ椅子なのです。

年配者に30分間パイプ椅子はキツイでしょう
私の母は特にそうなのですが、年配者の中には長時間同じ姿勢でいると身体のあちこちが痛くなったり、起きていられなくなったりする人がいます。
そういう人たちにとってパイプ椅子は、座り心地の悪さナンバーワンの椅子だと思うのですよね。
でも、接種後の健康状態を観察する必要があるので、30分間待機は必要な時間です。
無理だとはわかっていても、せめてクッション性が高くゆったりと背中を預けられる背もたれが付いた椅子を用意してあげられないものだろうか、と思ってしまいました。

私の母は、肥満体形でもあるので、パイプ椅子に限らず椅子に長時間座るのは、かなりの苦痛のようです。
ソファやリクライニングチェアのように、ゆったり座ることができる椅子であれば、まだ頑張れるみたいですが、それ以外の椅子は座っているのが辛いと言います(ダイニングの椅子ですら10分も座っていられません)
そんな母が集団接種を受けるとなると、まず受付から接種までの待ち時間、そして接種後の30分間待機は、きっと何かの罰ゲームかと感じるくらいキツイだろうなあと思います。

個別接種まで待つか
最初は集団接種が主になるようですが、ワクチンの供給が増えた段階で、かかりつけ医などでも接種を受けられるようになるとのこと。
今の母の状況を考えると、集団接種よりもかかりつけ医で接種したほうがいいのではないかと感じました。
なにより、日によっては集団接種会場に用意された待機場所の椅子が満席になる可能性があるので、いくらワクチンを接種したからと言って、そこで感染しないとは限りません(事前の健康状態チェックがあったとしても)
また、母は持病があるので、もしかしたら集団接種ではなくかかりつけ医と相談した上で接種をするかしないかを決める必要があるかもしれないので、もし集団接種券が届いても、すぐには予約を入れないほうがよさそうですね。

優先はいいが、もう少し寄り添って
COVID-19のワクチンは、高齢者が重症化しやすいということもあり、子どもよりも高齢者が優先されますが、集団接種の会場は、もう少し工夫がほしいところです。
特に高齢者には、身体的な事情以外にも配慮が必要になることがあったりしますから(例えば水分補給だったり、トイレだったり)、そのあたりの配慮はあらかじめしておいてほしいと感じますね。
本当に、冗談抜きで接種を受けにきた高齢者が疲れすぎたり、居心地の悪さを感じたりするようだと、ワクチン接種に行く意味がよくわからなくなりますからね。
準備するほうも確かに大変だとは思うのですが、集団接種に来る方々にとっては、自分が体験することが全てですから、悪い印象や、居心地の悪さを少しでも軽減して差し上げてほしいです。


ワクチン接種がようやく始まるわけですが、私の母はやはり個別接種をさせたいと思っています。
もし、その選択で母がワクチン接種前に感染したとしても、それは仕方がないと割り切って、身体の負担が少しでも小さい方法で接種してもらいます。
でも、それは一体いつになるのか?
それまで、母には感染しないことを願うばかりです(もちろん私も感染しないように気を引き締めます)

抜糸2本?(Short diary)

2021-04-09 | 母のこと
本日は、母が傷を負い6針縫った後頭部の抜糸予定でしたが、2本しか抜糸できませんでした。
原因は、母が服用している薬。
心臓に血液をスムーズに送れるよう、血液をサラサラにする薬を飲んでいるのですが、それが影響して抜糸の際に血液が流れ出てしまうからのようです(一度出血すると、なかなか止まらないのです)

よって、抜糸は「来週に続く」です(苦笑)

整形外科通いは、まだまだ続きます(骨折も、まだ完治していませんしね)

明後日、抜糸することになった母。

2021-04-07 | 母のこと
後頭部の裂傷により6針縫い、その翌々日に足首を骨折した我が母ですが、明後日ようやく後頭部の抜糸をします。
現在の傷口の様子は、かさぶたが完全に固まっていますが、少し抑えたりすると痛みがあるようです。
抜糸が済めば、あとは傷口のかさぶたが取れるのを待つだけなので、今後は骨折の治療に専念できます。

頭を縫った際は、毎日(薬の塗布のために)通院するように言われていましたが、今週に入ってからは1日おきでいいので、私も少し楽になりました。
足の骨折に関しては、金具などで骨をつなげるなどはしなくて済んでいるので、今は足首を固定する器具を装着してはいますが、松葉づえなしでも歩けています(杖はもともと使っていますが)
ですから、私はできるだけサポートせずに、母が自力で歩ける場合はすぐそばを一緒に歩くようにしています(万が一倒れたらすぐに支えられるように)
一応、体調さえ悪くなければ、トイレへは自分で行けますし、もともと食事を摂る際は補助も介助も不要なので、家の中ではリハビリを兼ねて歩かせています。
骨折したからといって、甘やかしません(笑)

と言いつつ、骨折が判明した当日は車椅子のレンタルを考えました。
しかし、痛みが引けば結構歩いている母を見て、歩かせた方が骨がくっついた後のケアが楽かもしれないと判断し、どうしても出かけなくてはいけない場合のみ、出先の車椅子貸し出しサービスを使うことにしました。
年齢的なこと、持病のこと、骨折による後遺症(足首が固まってしまうなど)の懸念、いろいろ考えると車椅子のレンタルは微妙なラインですが、少しでも自分の足で歩けるのであれば、そうして欲しいですからね。

骨折の完治には、年齢的なことも考えると時間がかかりそうですが、これを機にもう少し痩せる努力をしてくれないかなあ、と思う娘なのでした(笑)

母の足について経過報告します。

2021-04-03 | 母のこと
昨日、母が救急搬送された後、帰宅してからずっと足が痛いと言っており、捻挫だと考えていました。
本日、整形外科で頭の傷を診ていただくついでに、足も診てもらいましたところ、

骨折でした!

ただ、複雑に砕けたり折れたりはしておらず、骨に対してスパッと縦に亀裂が入ったような骨折でした。
昨日、救急搬送された際には、特に腫れたりもしておらず、患部に熱を帯びている様子もなく、しかも母は足全体が痛いと言うので(患部以外は、多分筋肉痛)、病院もレントゲンを撮らなかったのですよね。
私も、常に足が痛いと言っている母のことだから、筋肉痛が酷くなったくらいにしか考えていませんでしたしね。

しかし、夕方になって酷く痛がるので、患部を見ると少し腫れて熱も帯び始めていたので、シップを貼って痛み止めを服用させてみたところ、夜は一旦落ち着き室内は少し歩けていましたが、今朝になってまた痛みが戻ってきていたようです。
整形外科では、骨をつなぎ合わせるほどの骨折ではないと言われ、総合病院へは行かず整形外科でそのまま治療していただくことにしました。
こちらの整形外科は、手術をする設備がないので、例えば骨をボルトで固定するなどの処置が必要な場合は、総合病院へ行ってもらうとのことでした。

今回、母が骨折した要因はよくわかりませんが、今回救急搬送される前に、膝から崩れるようにして倒れたので、その際に足に負荷がかかったのだと思います。
母は、体重が重たいにも関わらず、歩かないために足全体が細いので、骨折に繋がってしまった可能性がありますね。
やはり、体重管理は歳をとればとるほど、重要なことかもしれないと、つくづく感じました。
あと、今回母が膝から崩れるように倒れたのは、もしかしたら前日の下痢(薬の副作用)で貧血か脱水症状を起こしていた気がします。
一応、水分や塩分糖分は摂らせたのですが、少し足りなかったかもしれません。
いつもと違う体調になってしまった後は、重々気を付けないといけないということですね。
母を見ていると、本当にいろいろなことに気を付けて暮らしていかないといけないと自覚します。

ということで、頭の傷と足の骨折で、当分の間整形外科通いです。
そして、計画していた旅行はサクッとcancelしました。
楽しみにしていたのですけれど、頭は縫っていて足は骨折、行こうと思えば行けると思いますが(行き先に決めていた場所では車椅子がレンタルできるので)、温泉にも入れないし好きなお店や施設にも入れないとなると、楽しみが減ってしまいますよね。
格安で行けるプランだったので、もうその値段で行けることは当分ないのですが、致し方ないですね。
今回は、旅行はするな、ということだったのかもしれません。

本日も母が救急搬送された話

2021-04-02 | 母のこと
連日、母が救急搬送されたり、服用薬の副作用が出たりした話を綴ってきましたが、本日は急に膝から崩れ落ちて立ちあがれなくなり、3日ぶり?に救急搬送されました。

整形外科の帰り
本日も、後頭部を縫った傷のケアのため、午前中に整形外科へ行ってきました。
母は、少し体調が悪そうかな、という印象でしたが、歩けてはいたので病院へ連れて行きましたが、帰りの車の中で「少し、しんどそうだな」という感じが漂ってきました。

とりあえず、飲み物を購入して母に飲ませ、マンションのエントランスで車から降ろしましたが、本人が「なんとなく変」と言い出したので、身体を支えながらエントランスのベンチまで連れていこうとした矢先、膝から崩れ落ちました。

おそらく、貧血(眼の粘膜が白かったので)だとは思うのですが、とにかく立ち上がれないので、ベンチ近くまで這って移動してもらうも、ベンチに座ることができず、エントランスの床に座り込んだまま数分、症状が和らぐのを待ちました。

回復がいつもより遅いので救急搬送依頼
午前中のマンションのエントランスは、結構人通りがあります。
通り過ぎるマンションの住民の皆さんから、お声をかけていただいたり、立ち上がるのを手伝っていただいたり(結局立ち上がれませんでしたが)と、とてもお世話になったのですが、どなたが何号室の方なのかサッパリわからず、ただただお礼を言うだけの私。
そうこうしているうちに、顔見知りの住民の方が声をかけてくださって、地面に座り込んでいる母に敷物を持ってきてくださったり、また違う家の方が毛布を貸してくださったりして、回復を待ちました。

しかし、母は一向に回復する様子がありません。
同じように、歩けなくなったりふらついたりすることは、これまで頻繁にあり、かかりつけ医からも「それは病気の症状としてありがちなこと」と言われているので、少し休んで回復するようであれば様子を見るようにしていましたが、今回はさすがに回復が遅いので、救急車を呼びました。

数値に異常はなし
まあ、9割方予想はしていましたが、血液検査もレントゲンも異常は見つからず、心電図や血圧も正常範囲。
ただ、見た目に息が荒い(割には酸素濃度も良好と言われました)、足や背中が痛いと常に言い続ける、といった状態で点滴を受けながら何度も態勢を変えていました。

結局、何がどう悪いのかが全く分からないまま、帰宅することになった母。
まあ、これまで何度も同じ状況になったので、もう私も慣れっこです(苦笑)
検査結果の詳細を聞いて、診療費の清算を終え、タクシーで帰宅。
ただ、足が痛いとずっと言い続けているので、マンションのエントランスから自宅に戻るまで、めちゃくちゃ頑張らせて歩いてもらいました。

捻挫かな?
腫れてはいないのですが、どうも足から崩れ落ちたときに足を捻挫した可能性があります。
しかし、可能性があるというだけの話で、皮膚の色も変化はないし、何がどうなっているのか、母の説明だけでは見当もつきません。
もしかしたら、他の要因で足が痛いのでしょうか?

介護保険を申請して、車椅子のレンタルだけでもした方がいいのかな、と考えたりもしています。
毎回なのですが、救急搬送されても身体の内側(内臓や血液など)の異常は(数値的には)みられず、しかし身体が怠い、足が痛い、腰が痛い、脇が痛い(抱きかかえようとすると痛がります)と訴え、治療が終わった直後は自力で歩くことも困難です。
ただ、しばらくすると自力で歩けるようになるので、そうなると介護保険の適用対象者とみなされないのですよね。

また同じ話になるのですが
一時的に歩行が困難でも、日常生活で自力歩行できている場合(杖は使いますが)、どうしても介護認定が下りません。
要支援1の条件も、母には当てはまりません。
しかし、一時的であっても歩行困難だったり起立できない状況になった場合は、介助や補助が必要です。
ただ、母の場合はその介助や補助が必要な場面が、本当に数か月に1回という感じなので(今回は短い周期で救急搬送されましたが)、何かのサポートを受けるにしても全額負担(介護保険は使えない)になりますし、そもそも介助や補助のケアサービスをしてくれる場合でも、要介護や要支援の認定を受けている人に限るという前提がありますので、民間であっても自治体や国であっても、サポートを受けるのは難しいでしょうね。

でも、私の母のような状況の人、結構いると思うのですがどうでしょうか?
私の母は、ちょうど隙間に存在している事例なのかもしれません。
誰かのフォローやサポートを必要とするけれど、公的な介護認定は受けられない、しかし、絶対的に何かしらのフォローやサポートがなければ、不自由な瞬間がある。
そんな状況の人に対するサービスって、いろいろ探してみるのですが、見つからないのですよね。
あったとしても、怪しげだったり(苦笑)

多少ジャンルが違いますが、家事サポートや掃除サポートをお願いするという手も考えたことがあります。
しかし、あくまでも家事を外注しているにすぎず、体調が悪い人やほんの少しの期間だけサポートを必要とする人へのケアはしてもらえません。
私としては、家事は適当に自分がするので、母の歩行を一時的に補助してくれるサービスがあったらいいのに、といつも思います。
しかしながら、そういう隙間にいる人のことまでは想定していないのが、現状ですよね。
そして、いつも私は究極の願い事をしてしまいます。
いっそ一気に悪くなって、介護認定されるくらいまで身体が弱るか、見違えるように健康体になって、誰からのサポートもフォローも受けずに済む身体になるかしてほしいですね。

反面教師であり明日は我が身でもある
母を見ていると、近い将来かならず独居老人になる私は、母のような症状にだけはならないように気を付けなければと思います。
まずは、糖尿病を始めとした生活習慣病と言われる病気をなるべく遠ざけ、年齢なりの健康を維持する必要性があると考えています。
軽微な筋トレを始めたのも、長期的に身体のメンテナンスに役立つと考えているからです。
もちろん、体重減を目指してはいるのですが、それよりも健康であることが主な目的です。
少しでも、自分で動ける時間が多い方が、自分も辛い思いをしなくて済むと思いますし、少しでも身体が動けるまま最期を迎えたいというのが、私の願いでもあります。

かといって、ある日突然病気になってしまうこともあります。
その時に、自分は誰にどのように、何をしてほしいのかを、はっきりさせておく必要もあるのかな、とも思います。
それは、とても難しい予測であり希望でもありますが、考え得る限りのことはしておきたい、それが私の考える終活のメインテーマでもあります。
書面で残してもいいでしょうが、具体的なフォローは専門とするサービスにあらかじめお願いしておくことが、今は一番いいような気がしています。

何にしろ、老後を迎えて過ごすということは、簡単なことではないなとつくづく感じています。
子どもの頃は、近所のおじいちゃんおばあちゃんを見て、いつか自分もこんなおばあちゃんになるのかな、と考えることもありましたが、実際元気に人前に出て暮らしているお年寄りは、ほんの一握りなのかもしれないですね。


母のことについて、連日の投稿にお付き合いいただき、ありがとうございます。
私は、自分のことも含め、なるべく今の私が置かれている状況を、当ブログに残しておきたいと考えています。
私と似たような状況の人とは、共感しあえることもあれば、少し違うな、と感じることもあるかと思いますが、自分一人ではないよ、と思える誰かがいるというだけで、なんとなく心の支えになりそうな、そんな気がしてブログを綴り続けていますので、読むには厳しい内容だとしても、お許しくださるとうれしいです。

カーペットを処分した話と薬の副作用の話

2021-04-01 | 母のこと
タイトルだけ見たら「なんのこっちゃ?」となりますよね?
でも、ちゃんと繋がるので、本日は薬とカーペットについて綴ります(笑)

ずっと処分したかった廊下のカーペット
廊下と言っても、マンション室内の廊下ですから、それほど長くはありません(苦笑)
ただ、そのたった数メートル(2メートルくらいでしょうか?)でも、母はカーペットないと嫌だと言って、引っ越してきた当初から敷いていました。
その後、何度か買い替えはしたのですが、その都度「なくてもいい」とはならず、私は買いに行く手間と、掃除の手間(埃やダニの駆除)が嫌で、買わない提案をし続けてきましたが、母の許可が下りませんでした。

しかし、本日とうとう否応なしにカーペットを処分する事態が発生し、無事家庭ごみとして出すことができました!

なぜカーペットを処分できたのか
実は、母が思いきり汚してくれまして、母にしてみたらそれどころではない事態だったのですが、私は「よし、カーペットを処分する口実ができた!」と、内心しめしめと思っていました(苦笑)

汚れたと認識した瞬間、私の行動は速かった(笑)
カーペットを巻き、玄関先に寄せ、他の後始末(何の後始末かは後述します)を終え、いちばん大きな家庭ごみ用ポリ袋に入れて、頑丈にポリ袋の口を閉じました(笑)

正直なところ、とても大変な半日だったのですが、カーペットを処分できたのはとても大きい成果でした。
これで、カーペットの埃や汚れを気にすることなく、ダニの住処もなくなり、掃除機もかけやすくなります。
母には悪いと思うのですが、ほんの少しだけ「母よ、ありがとう」と思っています。

薬の副作用
母がカーペットを汚した理由、それは実は昨日服用した薬の副作用でした。
朝、私が起きる頃、母も起きてきたのですが、トイレから出てきた母の様子がおかしいのです。
ローチェストの引出を開けて、ごそごそしています。
なんとなく、嫌な予感がしたので声をかけると、トイレを失敗したと言います。

そう、実は傷が化膿しないように処方された抗生物質が体質に合わずに、下痢を起こしていたのです。
これは大変と、着替えを手伝おうとしている最中も、再度トイレへ行きたがる母。
しかし、下痢による体力消耗とおそらく脱水症状も起こしかけていたようで、ふらついています。
これは大変と、母をトイレへ誘導している途中で、床とカーペットが汚れていることに気が付く私。
まずい!このままでは、家中汚してしまう!と思ったので、母にはしばらくトイレに座ってもらい、その間に母が汚した場所を拭いたり除菌したりしていたのですが、さすがにカーペットの汚れを落とす気にはなれず、そのまま汚れた部分が内側になるよう巻きました(そして、カーペットの処分の話に繋がります)

結局、母は何度もトイレへ行く羽目になり、母の動きだと到底間に合わない状況なので、本日だけでショーツと部屋着のボトムスを各3着ずつ、こちらも処分することになってしまいました。
ショーツはまだ予備があるのですが、部屋着のボトムスは買いに行かないと、あと2着しかない(苦笑)

整形外科の医師に下痢の話を伝えると
今回、整形外科で処方されたのは、抗生物質と整腸薬でした。
私は、てっきり整腸薬が効きすぎているのだと思っていたのですが、医師に話をすると抗生物質が腸内細菌を壊すので、それで下痢をしたのだと教えてくださいました。
そして、傷口はもう血も止まってふさがっているので、抗生物質は服用を止めましょう、とのことでした。

しかし、病院を受診する前に朝食後に服用した抗生物質が、まだ体内に残っている母。
どう考えても、また何度かお腹が緩むはずだと思い、今回初めてパンツ型の大人用おむつを買いに行きました。
最初は、尿漏れパッドの一番大きいサイズを購入して、当ててもらおうと思っていましたが、ちょうどお試しパック(薄型2枚入り)があったので、尿漏れパッドと一緒に購入。
今現在、着用して貰っていますが、本人も違和感などない様子なので、今夜はパンツ型おむつで寝てもらおうと思います(夜中寝ている最中にお腹が緩むと大変なので)

このパンツ型おむつ、今度の旅行でも着けてもらおうと思っています。
母の体力と感染症のことを考えて、あまり他人と接触しない車での移動を予定しているので、高速道路を走っている最中にもよおしても安心できますからね。
母も、今まで尿漏れなどの経験がないので(薬の副作用とはいえ、今回初めて粗相をしました)おむつなど興味すらなかったのですが、今回応急処置として着用してみたら、割と気に入った様子でした。

カーペットはもう買わない
母にとっては散々な一日でしたし、私も後始末が大変な日でしたが、カーペットを処分できた喜びの方が大きくて、もう二度と廊下のカーペットは買わないぞ!と心に決めています(笑)

今回、カーペットを外した廊下の床は、ハウスダストが溜まって真っ白でした。
そこを何度も拭いて、きれいにしながら

「カーペットがないだけで、なんて掃除が楽なんだ!」

と感動すら覚えました(笑)
また、カーペットがないおかげで埃が目につきやすくなったので、汚いと思ったらすぐに対処できます。
本気で家の中を清潔に保ちたいのであれば、カーペットは不要ですね。
これで、あとカーペットやラグが残っているのは、和室と母の部屋だけになりました。
母の部屋は、母の好きにさせているので、最後までラグを残すと思いますが、次なるターゲットは和室のカーペット(笑)
そのうち、和室の畳を取り替えようと目論んでいる私は、その時に確実にカーペットを処分してやるのだ、という野望を抱いています(おおげさ)


さて、本日は廊下のカーペットを処分した話と、母の薬の副作用の話を綴りました。
なるべく直接的な表現は避けましたが、読んでいて気分を害した方には、申し訳ないです。
それにしても、薬の副作用ってこんなにすごいのか、と少し恐ろしくなった出来事でしたね。
もし、母がまだ若くても、あれだけの状態になってしまうと、ぐったりしてしまうでしょうね。
予測するのは難しいですが、薬を服用する際はリスクも覚悟しなければならないな、と改めて思った出来事でした。

本日より毎日通院になった母の話

2021-03-31 | 母のこと
昨日の夕方、私が買い物から帰宅した際に、母が頭部から出血した状態で倒れていたので救急搬送された話を綴りましたが、本日より自宅近くの整形外科で、抜糸までのケアをしていただくことになりました。

徒歩5分ほどにある整形外科
我が家からは、徒歩5分程度の場所にある整形外科ですが、実はお世話になるのは初めてです。
以前、その病院が経っていた場所にはガソリンスタンドがあったのですが、廃業した後10年くらいはスタンドがそのまま残っていて、その後更地になって整形外科が開業されました。
整形外科ですが、リハビリテーション科もありリハビリ専用の部屋もあるので、患者は多いようです。
私の母も、足腰が近年弱ってきているので、リハビリに通わせたいと思うも、病院嫌いな母は絶対に行かないと言っていましたが、今回別件(頭部裂傷)で毎日通うことになってしまいました。

雨が降っておらず、母の体調がまあまあの日は、徒歩で通ったら少しは体力が付くかな?と目論んでいるところですが、果たして母は歩いて病院へ行ってくれるでしょうか?(笑)

医師の診療
診療と言っても、総合病院の紹介状があるので、していただくことは傷口の状態確認とケア(薬の塗布)です。
口頭で、気分が悪くなったりしていないか、などは聞かれましたが、母は不思議と外側からのダメージに強い人で、かなり前に家の中で転んで、その際も頭部(耳の後ろあたりだったかな?)を7針縫う怪我をしたにも関わらず、脳へのダメージは全くなく、今回も脳への影響は一切ありませんでした。
ですから、診療自体も簡単かつすぐに済んでしまいました(笑)

さて、来週母との旅行を予定していたので、医師に抜糸はいつぐらいになるのか、頭は洗っていいのか、来週旅行しても大丈夫か、と質問してみました。
答えは、抜糸までには10日以上かかる、頭は洗ったらダメ(濡らしたらダメ)、旅行は......まあ行くのは大丈夫だけどその日までに抜糸するのはムリ、とのことでした。
それならば、もうcancelするのも面倒くさいし、一応旅行は予定通りいくことにしますか。

頭が大きいのでネットが外れる
後頭部にガーゼを当てている母は、ガーゼがズレないように頭部へネットをかぶせられていました。
しかし、母は少し標準よりも頭が大きい人です(苦笑)
また、首が短くくびれがないので(太っているので首が脂肪で太くなっている)、どうしてもネットがズレて外れてしまいます。
本日も、帰宅してから何度もネットがズレるので、何度もやり直しているうちに私の方がキレてしまい、清潔なタオルで頭を巻いて傷口を保護しつつ、帽子をかぶって生活するように言いました。
いっそターバンでも買ってきて、巻き方を覚えて巻いてあげようかな?という気持ちに、今なっています(笑)

ガーゼも安定しない
傷口へ当てているガーゼですが、こちらもネットがズレる度に剥がれたりズレたりしてしまいます。
原因は、髪の毛が長いので(と言ってもショートボブっぽい長さ)、テープがしっかりと着かないのです。
頭を怪我している状態ですが、今後ガーゼの取り替えや頭髪の清拭を楽にするためにも、短くしてもらうことにし、近所の格安カットへ行って、めちゃくちゃ短く切ってもらいました。
とはいえ、傷口はガーゼでふさがっているので、その周辺まではカットして貰うわけにはいきません。
帰宅してから、私がガーゼを取り替えるついでに傷口周辺の頭髪を短くカットしたところ、やっと少しだけガーゼを留めるテープが安定するようになりました。
まあ、それでも寝転んだりするとズレてしまうのですけれどね。

どうでもいい話ですが
母の怪我とは直接関係ないのですが、傷には肉をたくさん摂ると早く治るという人がいました。
聞いた当初は、そんなことあるのかな、と半信半疑でしたが、どうもあながち間違ってはいないようです。
正確には、たんぱく質を摂るといいらしいのですが(他の栄養素ももちろん大事です)、母は肉類全般が嫌いなので、魚や大豆料理、大豆加工品を多めに食べさせる必要がありそうです。
そこで、以前ショッピングモール内のスーパーで見つけた大豆ミート加工食品です。
大豆ミートであれば、私もなんとなく見た目に脳が騙されて満足できるし、母も大豆だとわかっていれば食べてくれますから、しばらく大豆ミートを活用する日々が続きそうです(笑)

大豆以外は、魚をなるべく食べてもらうようにする必要がありそうですが、塩分が気になるのであまりたくさんは摂らせたくないのですよね。
母は、魚にドバドバと醤油をかけてしまう人なので、制御させるのに苦労します。
塩分がなくても美味しく食べてくれたらいいのですが、困ったものです。


ということで、頭部の傷の治療のために、本日から毎日母を通院させることになりました。
徒歩圏内に整形外科があって本当によかったと、しみじみ思います。
家の近くに何科の病院があるかというのは、年寄りがいる家庭にはとても重要ですね。
でも、なるべくならお世話にならないように暮らしたいものです。

母が頭を6針縫う怪我をしました(Short diary)

2021-03-30 | 母のこと
夕方、買い物へ行っている間(30分程度)に、母が倒れて頭を柱の角にぶつけたらしく、私が帰宅すると和室で仰向けになった状態で、頭から血が結構な量出ている状態でした。
母は、血管が詰まらないように血液をサラサラにする薬を飲んでいるので、主治医からはケガなどしたらすぐに救急搬送か病院へ連れて行くように言われています。
すぐさま、救急車を呼び総合病院へ。

診察治療の結果は、6針を縫う傷を負っていましたが、意識はずっとあり、頭の内部にも異常は見られなかったとのこと。
倒れた際の頭以外の身体の骨折などもなく、入院することはありませんでしたが、家に帰ってからは、母の血が付いている箇所の拭き取り、血で汚れた服の手洗い(明日、洗濯機にかけてみますが、落ちるかな?)、夕食を摂っていなかったので、母の食事を用意し、私も簡単に夕食を済ませました。
そして、このブログの更新前に、やっとお風呂に入りました(母は入れません)
それにしても、母は私がほんの少し留守にしているときに限って倒れますが、何なのでしょうね?

明日は、紹介状を発行していただいたので、近所の整形外科医院で診察をしてもらう予定です。
ところで、来週は母と旅行する予定だったのですが、行っていいかどうか病院の先生に聞いてみて、OKが出たら予定通り行って、NGなら明日にでもキャンセルします。
母も楽しみにしているので、できることなら行きたいですし、最初から無理な予定は経てずに臨機応変に楽しむ予定にしていたので、なんとかOKが出てほしいです。