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いかにもアブラナ科の白い花が集まって咲く「スイートアリッサム」(春の花シリーズ 23-15)

2023年03月16日 07時21分49秒 | 

いかにもアブラナ科の白い花が集まって咲く「スイートアリッサム」。隣のピンクのものも同じ種だ。春に先駆けて咲く。ニワナザナとも呼ばれる。

(2023年春 川崎市)

2023年春の花シリーズ

「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ 23-01)
「セツブンソウ」(春の花シリーズ 23-02)
「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ 23-03)
「福寿草」(春の花シリーズ 23-04)
「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ 23-05)
「福寿海」(春の花シリーズ 23-06)
「ロウバイ」(春の花シリーズ 23-07)
「シナマンサク」(春の花シリーズ 23-08)
「八重寒紅」(春の花シリーズ 23-09)
「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ 23-10)
「クモマグサ」(春の花シリーズ 23-11)
「スイセン」(春の花シリーズ 23-12)
「ペーパー ホワイト 」(春の花シリーズ 23-13)
「キズイセン」(春の花シリーズ 23-14)

「スイートアリッサム」

スイートアリッサムとは
基本情報

スイートアリッサムは白色の小花が集まって咲き、ほんのりと甘い香りがあります。本来は多年草ですが、高温多湿に弱い性質のため、一般に、日本では一年草(Lobularia maritima、実生系)として扱われています。近年では、暑さと寒さに強く、生育旺盛で一年中開花する多年草タイプ(Lobularia hybrida、栄養系)も登場しています。枝が横へ広がり、カーペット状になるので、花壇の前列や縁取りに植えるとよいでしょう。
一年草タイプは種子で販売され、赤や紫、ピンク、オレンジ色などの花色があります。切り戻して夏に遮光すれば、夏越しもできますが、タネから育て直したほうがきれいに仕上がります。こぼれダネでもふえ、タネまきや栽培は難しくはありません。特別な施設がない家庭でも十分に育てられます。
多年草タイプは苗で販売され、花色には白と紫があり、また葉に斑が入る品種もあります。株を覆うようにこんもりとたくさんの花を咲かせ、1株でもボリュームがあります。冬は寒風や強い霜を避けて管理すれば株が傷みにくく、開花しながら冬越しします。夏も花が咲き続けますが、草姿が乱れてくるので切り戻して形を整えるとよいでしょう。
なお、アリッサムと呼ばれますが、アリッサム(Alyssum)属とは別属です。

基本データ
園芸分類 草花
形態 一年草,多年草 原産地 地中海北岸から西アジア
草丈/樹高 【一年草】10~15cm |【多年草】20~30cm 開花期 【一年草】2月下旬~6月上旬、9月下旬~12月上旬 |【多年草】周年
花色 【一年草】白,赤,ピンク,オレンジ,紫など |【多年草】白,紫 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 【一年草】弱い |【多年草】普通 耐暑性 【一年草】弱い |【多年草】普通
特性・用途 開花期が長い,香りがある,初心者でも育てやすい



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