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青い花が穂状にたくさんつく「ポンテデリア・コルダタ」(箱根シリーズ 024)

2020年06月30日 11時07分27秒 | 

長葉の水葵という和名がよく花を説明している「ポンテデリア・コルダタ」。青い花が穂状にたくさんつく。長い葉との対比もきれい。

(2020-06 神奈川県 箱根) 

「ポンテデリア」

ポンテデリア・コルダタ
科名:ミズアオイ科
学名:Pontederia cordata
別名:ナガバミズアオイ(長葉水葵)
原産地:北米南部
草丈:80cm-1m
開花期:6月-9月

ポンテデリア・コルダタとは
ポンテデリアは北アメリカ~南アメリカの淡水の湿原・沼地などに自生する水生植物で、5種類が知られています。コルダタはその中の一種で、和名でナガバミズアオイ、英名でPickerel weedと呼ばれます。Pickerelとは淡水魚の名前で「カワカマスの幼魚」と和訳されるようです。weedは「雑草」の意味ですので、直訳すると「カワカマスの雑草」とでもなるのでしょうか?

日本では最初切り花として普及し、苗の形で出回るようになったのは最近です。水中の土の中に根茎を伸ばして、光沢のある葉が水面に突き出て生育します。開花期は主に夏で、花はブルーで穂状にたくさん付けます。花穂の長さは15cm前後になります。

花茎や葉は内部がスポンジ状になっており水によく浮くような構造になっています。

 



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