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湿地で淡紅色の花を穂状につける「ホザキシモツケ」(箱根シリーズ 055)

2020年10月13日 16時51分19秒 | 

湿地で淡紅色の花を穂状につける「ホザキシモツケ」。長く伸びた雄しべもかわいい。絶滅危惧II類の指定が解除されたのはうれしい。

(2020年秋 箱根) 

 

ホザキシモツケ(穂咲下野、学名:Spiraea salicifolia)は、バラ科シモツケ属の落葉低木。1997年の環境省レッドリストより絶滅危惧II類に指定されていたが、2007年より解除となっている。

特徴
樹高1~2m。葉は披針形で鋭鋸歯縁、互生する。
花期は6~8月。5~8mmの小さな花は淡紅色で、花びらは5枚、雄蕊も淡紅色で花びらの倍長い。円錐花序が密集して8~15cmの長い花穂となる。この花の特徴から「穂咲」と命名された。
9月頃、茶色い実を付ける。

分布
涼しい気候の湿地帯に分布する。

日本国内 - 東日本
北海道釧路湿原、霧多布湿原他
栃木県奥日光
長野県霧ヶ峰
国外 - ユーラシア大陸北部(極東、朝鮮半島、中国、シベリア、ヨーロッパ)

 



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