野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

ストケシア、桔梗、アカタテハ

2020年06月28日 07時28分38秒 | 

もう咲き始めた桔梗の花。開花時期は梅雨の頃から初秋の九月まで。蕾の形がユニークな花ですね。俳句の世界でも好まれた季題でした。「こち向いてぽかりぽかりと桔梗かな 山口青邨」。去年は夏の神代植物公園の多様性センターで撮影した花でした。詳しいデータは次のページをご覧ください。

袋のように膨らんだ蕾も愛らしいキキョウ

 

今日も雨空で、今ソラの写真はパス。代わりにストケシアの花で吸蜜するアカタテハの写真をごらんにいれます。よくアザミの花でみかけるアカタテハですが、もちろんストケシアも好物ですね。

ストケシアのデータ
花色:紫白
学名:Stokesia laevis
別名:ルリギク
科名:キク科
分類:常緑多年草
原産地:北アメリカ
大きさ:背丈30~50cm 横幅30~70cm
主な見所:花(6~10月)※初夏~夏が最盛期

ストケシアの特徴
ペレニアルガーデンでよく見かける丈夫な花です。ヤグルマギクに似た花弁が細かく分かれる花は繊細な印象ですが、株全体としてみると野性的な雰囲気をもっています。葉は笹のような細身の形をしており、株は横にやや広がります。自然と分枝するのでこんもりまとまります

 

アカタテハ
チョウ目 タテハチョウ科 タテハチョウ亜科
Vanessa indica
大きさ (前翅長)30-35mm
時 期 3-11月
分 布 北海道・本州・四国・九州・沖縄
前翅は朱色と黒色、後翅は茶色のタテハチョウ。ヒメアカタテハに似るが、本種の方が大きく、後翅が茶色いことで見分けられる。
山地から人家周辺まで幅広い環境で見られる。アザミなど、いろいろな花で吸蜜する。
成虫で越冬するので、早春から飛びはじめる。幼虫の食草は、カラムシ、クサマオ、ヤブマオなど。

 

 

 



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