白の花弁にピンクのぼかしが入った山茶花「大空」。これも肥後の名花だ。一重の平開咲きで、末端に特に強い紅が入る。黄色の花芯とのコントラストもきれい。
(2019-12 東京都 神代植物公園)
サーモンピンクのバラ「ファバージェ」。ピンクのバラでも色合いがユニークだ。名前は化粧品会社の名前とも、ヨーロッパのジュエリー会社の名前とも。いずれにしてもフランス風の名前で、アメリカ人からみたヨーロッパ的な華麗さへの憧れを示すのだろうか。開くと剣弁高芯咲きの八重で、花がすこしごちゃごちゃするようだ。
(2019-10 東京都 神代植物公園)
品種名：Farberge
系 統：F（フロリバンダ）
作出年：1969年
作出国：アメリカ
作出者：Eugene S.Boerner（ジャクソン＆パーキンス社）
交配親：(Fashion × Hawaii) x Zorina
名前の由来は、米国・訪問販売化粧品会社の名に因みます。
フランス風に「ファベルジェ」と表示している時もある。
花 色：サーモンピンク色
花 形：剣弁高芯咲き、房咲き
花 径：中輪
香 り：中香
開花性：四季咲き
樹 形：直立性
樹 高：1m
樹 勢：普通
用 途：花壇、鉢植え