今年のアカデミーにノミネートされた
イニシェリン島の精霊
びっくりするような運びの映画で
見終わってしばらく
余韻が続いているので
監督の代表作だという
スリー・ビルボードを
遅ればせながら慌てて観た。
ちょっと失礼な言い方になるけど
コーエン兄弟が撮った
ドゥー・ザ・ライトシング
という感じがした。
好きだーという意味です。
アメリカ南部の保守的な街での
滑稽ですらある対立や人間関係は
まるで今の日本そのものにも見え
ツイッターあたりを
ちょっと閲覧すると
怖ろしさを感じることが増えた昨今と
似通った匂い
にもかかわらず
ラストでなぜか
心が浄化される
そんな気持ちを味わった。
ということで
また頭から見返してます笑
すごいねー
こっちも すごかったー
見終わったあと
崖の上に ぽつんと取り残される
かつての名作で体験したあの感じ…
後は自分で考えろよな!で終わるやつ。
醍醐味。
追伸
といいつつ
何かヒントちょうだいよ笑
イニシェリン島。
とネット上をウロウロしたら
無茶な自説の人が多く困惑。
こちらの中盤で
監督は一言こう言ってます。の情報。
これだけもらえれば十分↓
感想、は自由だけど
解説、考察と名乗っている人には
根拠や分析するだけの知識量に対する
謙虚さや専門外のことを発表している
という視点が必須だと思うな。
専門外の人ほど
断定的に語りがちで
いびつにみえた。
タモリさんが
政治について
聞き役に徹して話題だった
あの感じと対照的な態度。
付け加えると
町山智浩さんについては
うなずける時もあるし
うなずけない時もある
というスタンス。
今回はうなすげた。
謝謝
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