それでも blog は続く

なんかパレスチナでは、Hamas が Fatah にかわって Gaza 地区の実権を握ったとか何とか。
しかし、この状況に至るには、EU・米・UN・ロシア（カルテットと呼ぶらしい）がパレスチナに対する援助を止めていたのも一因らしい。
・'EU Placing Palestinians in Debt'（2007年6月13日 IPSNEWS.net）

EU・米・UN・ロシアが、2006年の選挙によってできた（Hamas 入りの）政権を認めたくない気持ちもわかるのよ。
だって、Hamas がいる政権なんかこの4者（？）の意に従わなそうだったし。
なんといっても、Hamas はイスラエルの存在なんか認めないなんて公言していたくらいだからな。

それでも、一応選挙で選ばれた政権を外国政府（？）が否定するのは不可解といえる。
（2000年の米大統領選でも、ほとんどの国は某大統領による政府を認めたことを考えれ）
「イスラエルの存在を認めない」という方針を捨てさせる前に、他にやることがあるだろうに・・・。

そんな状況下の Gaza でも、ちゃっかり blog を書いてる人もいるんだよな（本当かな？）。
・Awaking in Hamastan（2007年6月15日 tabula gaza）

今後の Gaza での生活に不安を抱いてる様子がうかがえる。
というか、この blog を書いてる人はいつまで書き続けられるのやら（不謹慎）。


2008年11月30日追記：
「実験」→「実権」という修正を行った。

なお、現在でも Gaza 地区は Hamas に実効支配されている。