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すでに失敗例は示されてるのに・・・

2012-01-18 20:37:47 | 八ッ場ダム騒動
今回は簡易更新。


昨日のことになるが、八ツ場ダムの建設再開に反対する集会が東京都内で行われたのだが・・・。
・八ッ場ダム建設再開 都内で抗議集会 反対派、全国から結集(2012年1月18日 TOKYO Web)
・霞が関に110団体 「ダムより震災復興」(2012年1月18日 mytown.asahi.com)

何かが欠けてる気がしない昨日の一連の集会。
以下、2012年1月18日分 TOKYO Web『八ッ場ダム建設再開 都内で抗議集会~』を全文(略

---- 以下引用 ----
八ッ場(やんば)ダム(長野原町)の建設再開に抗議する集会が都内であった十七日。
参加者は県内を含め全国各地から集会に駆け付けた。
集会に先立ったデモでは「民主党は公約を守れ」「ダムに使う金を復興に」と声を上げながら国土交通省や衆議院議員会館などの周辺を巡った。 
(伊藤 弘喜)

 八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会(東京)や八ッ場あしたの会(前橋市)など九団体でつくる実行委員会の主催。
約百五十人が日比谷公園から出発した。

 五年ほど勤務した経験から長野原町を「第二の故郷」と呼ぶ前橋市の男性(69)は「町の自然を守れなければ次世代に顔向けできない」との思いに駆られ参加したという。

 熊本市内から駆け付けた「川辺川を守る県民の会」代表の中島 康さんは、八ッ場ダムと同じく計画が長期化した後に国が中止表明した川辺川ダム(熊本県)の反対運動に携わっている経験から「政府や市民団体は地元ともっと話し合ってほしい」と提案していた。

 河川工学や水問題の専門家らが八ッ場ダムの問題を報告した集会の参加者は約三百人に膨れ上がった。
八ッ場あしたの会の渡辺 洋子さん(前橋市)は「二週間余りの準備でこれだけ集まったのは国民の怒りの表れだ」と語気を強めた。

 集会の最後には、八ッ場ダムを考える一都五県議会議員の会の角倉 邦良代表(群馬県議)が、利根川水系の河川整備計画づくりがダム本体工事再開の条件であることから「計画を策定する有識者会議委員の少なくとも半分は、ダムに中立な方に入ってもらえるよう働き掛ける」と述べた。
---- 引用以上 ----

抗議デモ自体は必要なのは言うまでもないのよ。
ただ、何か大事なものが足りないんだよな。
簡単に書くと、八ッ場ダムの建設予定地となってる地元の人達の存在なんだけど。
って俺が書いても説得力はないけど・・・。

つーか、何で地元の人達を?
理由としては、去年12月前田 武志国交相が八ッ場ダムの建設再開を直接地元の人達に伝えに行った際、(誇張があるにしろ)歓迎していたという事情があるからだ。
それを無視して昨日の抗議デモを行ったとしたら、結局約3年前に DPJ がやらかした失敗を辿るだけに終わってしまうだけじゃ?
地元の人達の賛同無しの反対活動の結末はすでに見たはずなのに・・・。


とにかく。
抗議デモを企画した八ッ場あしたの会や参加した人達には、上に書いたことを忘れないで欲しい。
やるべきことは、参加者の方々による(twitter 上での)感想をまとめるだけじゃないはず・・・。
・1/17の緊急抗議集会「八ッ場ダム建設再開は許されない!!」(2012年1月18日 八ツ場ダムをストップさせる埼玉の会)


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