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夕刊を出せない時代?

2008-08-01 20:15:13 | 時事ネタ(国内)
なんか秋田魁新報という新聞が、今年の10月から夕刊を廃止するらしいが・・・。
・秋田魁新報、夕刊を廃止 購読料は値下げ、10月から(2008年8月1日 asahi.com)
・夕刊を朝刊に統合し、値下げ(2008年8月1日? さきがけonTheWeb)

今回、秋田魁新報は、今日付けの朝刊でこの話を発表した。
以下、さきがけonTheWeb に載っていた画像(今日付けの朝刊に載っていたと思ふ)を書き写しておく。
ただし、俺の主観で強調を入れてみた。

---- 以下書き写し ----
10月から値下げします
夕刊を朝刊に統合


読者の皆さまへ

秋田魁新報社は十月一日から夕刊を朝刊に統合し、同時に月極購読料を現行の三千七円から二千九百五十円に値下げします。
長い間、読者の皆様に親しんでいただいた夕刊をなくすことは心苦しい限りですが、何とぞご理解を賜り、引き続き秋田魁新報をご愛読くださいますようお願い申し上げます。

原油の急騰にともない用紙代など新聞製作コストが上昇し、販売や配達に要する経費もかかり増しになっております。
加えて景気の低迷で長期に渡り広告需要が落ち込み、新聞発行を取り巻く環境は厳しさを増しております。

業務の見直しや経営の合理化などの努力を続けてまいりましたが、景気回復の兆しが見えない現状ではこれも限界に近く、購読料への転嫁が迫られてるのが実情です。

しかし、諸物価が軒並み高騰を続け県民生活を圧迫してる中で、読者の皆様に更なる負担を強いることはできません。
熟慮の結果、値上げはせず、夕刊を朝刊に統合することを決めました。
販売や配達にかかるコストを見直し、購読料は値下げします。

夕刊の文化欄、読者の投稿欄、芸能欄、大型コラムなど、主要な面は朝刊のページ数を増やしてそっくり盛り込みます。
国内外のニュースはもとより、県紙として、より地域に密着した情報や話題を充実させた読み応えのある新朝刊を、読者の皆様にお届けすることを誓います。
---- 書き写し以上 ----

夕刊の主要面をそのまま朝刊に・・・。
って、どんだけ朝刊に記事を盛り込むんだって話だよな。
ま、広告や元から朝刊で掲載してる記事の入れ方を工夫するのかもしれないけど。

なお、秋田魁新報は、土曜日の夕刊については10年前以上に廃止してたっぺぇ。
今度は、asahi.com の記事からその部分と秋田魁新報の発行状況について述べてるところを引用しておく。
---- 以下引用 ----
(中略)
同紙はすべて朝夕刊セットで、発行部数は25万9千部(日本ABC協会調べ)。
52年7月から朝夕刊セットで販売してきたが、96年4月からは毎週土曜日の夕刊を廃止していた。
---- 引用以上 ----

なんつーか。
地方の新聞は、今までのように夕刊を出せるだけの余裕がない状況になってきてるのかな?

まぁ、この問題は地方紙に限った話じゃないのだが・・・。
・毎日新聞、北海道で夕刊廃止(2008年5月13日 J-CASTニュース)

滅茶苦茶だ。


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