日本の捕鯨船団、反捕鯨活動家を拘束する３

で、日本の捕鯨船団が反捕鯨活動家を拘束した話の続き。
Sea Shepherd 側は、解放の際に条件をつけないことを求めてきた。
といいつつ、豪政府に2人の身柄移送を要請してるようだが・・・。
・Sea Shepherd will only accept 'unconditional' Govt help（2008年1月17日 abc.net.au）

一応、豪政府と日本政府間では、拘束された2人の身柄引渡しについて協議したという。

ただし、日本政府が2人の身柄引き渡しをする気があるかどうかは怪しい・・・。
というのも、日本政府が解放の条件に『捕鯨活動の妨害をやめること』というのを突きつけられたからだ。
この条件を受け入れた日には、Sea Shepherd の存在意義が問われかねないから、簡単に Sea Shepherd が折れるとは思えないし。
ま、日本政府がこんな条件を出したのは、今回の一件をきっかけに反捕鯨活動団体を潰しにかかりたいのかもしれんが・・・。

もっとも Sea Shepherd が一番恐れてるのは、この件が日本で裁判沙汰になってしまうことかもしれんが。
そうなったら、今後の活動へ悪影響を及ぼしかねないし・・・。


この件に関して、日本政府が余裕くれてる図が浮かんで来たぞ・・・。




2008年1月18日追記：
これ書いた数時間後に、件の2人が豪政府に身柄を引き渡された。
無論、日本政府・豪政府・Sea Shepherd にとってこれで終わりとはいかないんだろうが・・・。