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自衛隊の敵は一般市民?2

2007-06-08 20:44:27 | 時事ネタ(国内)
一昨日発覚した陸自の騒動に関して社説が何本か出てきたので、軽くコメントしておく。

・情報保全隊―自衛隊は国民を監視するのか(2007年6月7日 asahi.com)
・自衛隊の国民監視 暗黒政治の復活は許せない(2007年6月7日 日本共産党中央委員会)
・自衛隊 市民の自由を尊重せよ(2007年6月8日 東京新聞)

3紙とも、「言論や市民に対する圧力」という見方をとっている。
情報保全隊が作った資料が、共産党に渡る前に政府や自民党・公明党に渡ってるかもしれないと考えれば・・・。

続いては、沖縄からの視点。
・自衛隊の国民監視 矛先の向かう先が違う(2007年6月8日 琉球時報)
・この人権感覚は問題だ(2007年6月8日 沖縄タイムズ)

今回ばかりは、本土側と意見はそれほど違いは無い。
陸自の行動がそれだけ悪質だった、という証拠なのかもしれない。


結局、根本から問題を考えるには、自衛隊の存在そのものに対する疑問を発しなければならないのだろう

自衛隊は何のために存在するのか?
自衛隊は誰のために存在するのか?
俺には、これに対する答えが思い浮かばない。



最後に、監視対象の 1人になっていたシバレイ氏のコメントを一部引用するか(手抜き)。

・志葉も監視対象!自衛隊の国民監視に対する声明
(2007年6月9日 志葉 玲[REI SHIBA] Official Web Site )

私はジャーナリストとして、また、不当に監視対象となっていた一人として、防衛省に強く抗議したいと思います。
これは、表現・言論の自由に対する、許しがたい侵害です。
そして、教育基本法が改悪され、共謀罪の新設も議論されるなど、国民の心の内面まで、管理し罰しようという、日本の民主主義を脅かす一連の流れの中で出てきたものでもあるのでしょう。

 防衛省は不当な監視・調査活動をただちに停止するべきです。
そして、なぜこんな事をしていたのか、一体どこまで調べていたのか、情報を公開し、説明責任を果たすべきでしょう。
2007年6月9日
ジャーナリスト 志葉 玲



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