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Like a Poodle

2007-06-09 21:16:16 | 時事ネタ(海外)
G8 サミットについて、日本では首相が活躍してたかのように報道が行われていた。
でも、国が変われば視点も変わるわけで・・・。

↓では、それを裏付けるかのように(?) Blair 首相に焦点を当てている。

・A concession or a convenience?
(2007年6月8日 Guardian Unlimited)

上の記事では、Blair 氏が G8 サミットの前から温暖化対策のために必死になって動いていた様を描いている。
特に、第7段落なんてお涙頂戴レベルだったりする。

Mr Blair last month sought to persuade Mr Bush he could be part of a global deal to cut carbon emissions against a background of changing political mood in the US on global warming.
Mr Bush's concern was the fear of jobs going east if the US became enmeshed in carbon reduction obligations that did not apply to India or China.
Mr Blair argued the US could take the helm and form a new framework on cutting emissions within the next 18 months so a clear successor to the UN's Kyoto agreement could be formed before it expires in 2012.

Blair 氏は最後まで「Mr. Bush のプードル」だった、ってか?


それはともかく。

サミットでネタにされていた地球温暖化対策の取り決めには、個人的に疑問を抱かざるを得ないのよ。
一番の問題は、G8 参加国がどれだけCOXなどの排出量削減を行うかが決まってない事だ。
下手したら、排出量削減を G8以外の国に負担させるだけで終わりかねないし。
「CO2削減目標の50%以上」という基準量がいつの時点のものになるかわからないのも疑問だし。
「2013年時点の排出量から50%削減」じゃ、対策として焼け石に水だろうし。

あ、来年のサミットでの成果を強調するために、今年のサミットは各国が妥協したのか。
これなら、安倍氏の手柄にしても文句が出ないだろうし(毒)。
その前に、来年のサミットに出席する首相が安倍氏とは限らないけどさ(不謹慎)。


おまけ:
・勝利--G8は閉じ込められた!(2007年6月7日、声明文)(2007年6月8日 NO! G8 2008)


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