今年の国連総会が迫るさなか、Amnesty International が世界各国で行われてる対テロ政策の報告を出してきたのだが・・・。
・UN counter-terrorism review should make human rights a priority（2008年9月4日 Amnesty International）
報告書のタイトルは、"SECURITY AND HUMAN RIGHTS COUNTER-TERRORISM AND THE UNITED NATIONS"というもの。
そのうち、概要部分が Amnesty の日本語サイトにも出るかもしれんが・・・。
一応、簡単な説明をしとく。
例の報告書では、国連が2年前に採択した『国際的対テロ戦略（United Nations Global Counter-Terrorism Strategy）』なるものを採択されたことで、世界各国で対テロ政策が広く行われてきたことを念頭に入れている。
その上で、テロリズムや政府の対テロ政策で人権が侵害されてる実態とかについて指摘している。
ついでに、国連安保理にいる国が、対テロ政策の名の下に人権侵害を繰り返してることも・・・。
（報告書では人権侵害の実例も書かれてるが、紹介するとキリがないので省略）
で、報告書のオマケにあたる "ANNEX I VICTIMS OF TERRORISM" では、世界各国に対してテロの犠牲者の保護に必要なことを訴えている。
その上で、テロの容疑者（実行したかどうか不明な点に注意）への不当な扱いについても（テロの犠牲者保護の部分に比べると短いけど）指摘をしている。
以下、Amnesty の報告書 P.46（.pdfファイル版の数字）から一部引用しておく。
---- 以下引用 ----
（中略）
Miscarriages of justice and other human rights violations against suspected perpetrators of terrorist attacks violate the victims’ rights to justice and truth.
When states hold in their custody suspected perpetrators of attacks against civilians and refuse to bring them to justice in a fair trial, instead subjecting them to enforced disappearances, indefinite detention without trial, or unfair trials, states not only violate the rights of suspects but also the rights of the victims of the attacks, who without fair trials will not be able to see justice done and learn the truth about those attacks.
Wrongful convictions resulting from unfair trial compound the problem, as the case is closed and those who are actually culpable remain at large, leaving the victims with neither truth nor justice, and still in the dark about the true identity of those responsible.
Justice for the victims of terrorist attacks will not be achieved without fair trial of the suspects.
---- 引用以上 ----
まぁ、テロの容疑者と見なした人物に真っ当な扱いをしない例なんてかなりあるらしいしな～。
特に、民主化を武力で強引に推し進める某U国なんて・・・。
さて、Amnesty に散々言われた国連は、対テロ戦略についてどのような対応をするのだろうか？
ちなみに。
幸か不幸か、日本は例の報告書で俎上に上がってなかったんだよな。
単に、対テロ政策の名目による人権侵害が表に出てないという可能性もあるが・・・。
これってどういうことよ？
・UN counter-terrorism review should make human rights a priority（2008年9月4日 Amnesty International）
報告書のタイトルは、"SECURITY AND HUMAN RIGHTS COUNTER-TERRORISM AND THE UNITED NATIONS"というもの。
そのうち、概要部分が Amnesty の日本語サイトにも出るかもしれんが・・・。
一応、簡単な説明をしとく。
例の報告書では、国連が2年前に採択した『国際的対テロ戦略（United Nations Global Counter-Terrorism Strategy）』なるものを採択されたことで、世界各国で対テロ政策が広く行われてきたことを念頭に入れている。
その上で、テロリズムや政府の対テロ政策で人権が侵害されてる実態とかについて指摘している。
ついでに、国連安保理にいる国が、対テロ政策の名の下に人権侵害を繰り返してることも・・・。
（報告書では人権侵害の実例も書かれてるが、紹介するとキリがないので省略）
で、報告書のオマケにあたる "ANNEX I VICTIMS OF TERRORISM" では、世界各国に対してテロの犠牲者の保護に必要なことを訴えている。
その上で、テロの容疑者（実行したかどうか不明な点に注意）への不当な扱いについても（テロの犠牲者保護の部分に比べると短いけど）指摘をしている。
以下、Amnesty の報告書 P.46（.pdfファイル版の数字）から一部引用しておく。
---- 以下引用 ----
（中略）
Miscarriages of justice and other human rights violations against suspected perpetrators of terrorist attacks violate the victims’ rights to justice and truth.
When states hold in their custody suspected perpetrators of attacks against civilians and refuse to bring them to justice in a fair trial, instead subjecting them to enforced disappearances, indefinite detention without trial, or unfair trials, states not only violate the rights of suspects but also the rights of the victims of the attacks, who without fair trials will not be able to see justice done and learn the truth about those attacks.
Wrongful convictions resulting from unfair trial compound the problem, as the case is closed and those who are actually culpable remain at large, leaving the victims with neither truth nor justice, and still in the dark about the true identity of those responsible.
Justice for the victims of terrorist attacks will not be achieved without fair trial of the suspects.
---- 引用以上 ----
まぁ、テロの容疑者と見なした人物に真っ当な扱いをしない例なんてかなりあるらしいしな～。
特に、民主化を武力で強引に推し進める某U国なんて・・・。
さて、Amnesty に散々言われた国連は、対テロ戦略についてどのような対応をするのだろうか？
ちなみに。
幸か不幸か、日本は例の報告書で俎上に上がってなかったんだよな。
単に、対テロ政策の名目による人権侵害が表に出てないという可能性もあるが・・・。
これってどういうことよ？
