昨日から、色んな意味で問題山積みの行政刷新会議による「事業仕分け」なるものが始められた。
・<国土・景観形成調整費「廃止を」 事業仕分けスタート(2009年11月11日 asahi.com)
その対象には、「調査捕鯨」団と深い関係のあった財団法人こと海外漁業協力財団への出資も含まれていたという・・・。
・調査捕鯨は税金のムダづかい(2009年11月10日 greenpeace.or.jp)
つーか、「事業仕分け」の対象となる事業って何?
って人は以下を参照(手抜き)。
・事業仕分けの対象となる事業・組織等(案)(2009年? 内閣府;.pdfファイル)
個人的には、防衛省の『自衛隊の募集事業』が何なのか気になるが・・・。
話を戻す。
問題の財団法人への出資は、農林水産省が行う予定の事業だったりする。
しかし、この財団法人、何かと曰く付きの団体だったりする。
つーのも、ここの幹部クラスが水産庁や農林水産省の OB というナイスな経歴の持ち主だったりする。
この辺りは以下を参照(手抜き)。
・第7号 平成21年2月3日(2009年2月3日 国会図書館)
そして、2009年10月31日時点の理事長は田原 文夫氏。
最終職歴は水産庁長官、というこれまた素晴らしい実績を積んでいる。
・会員紹介(全国漁港場協会ホームページ@保存はお早めに)
ただ、田原氏の退職に関しては(時期や動機含め)不可解な点が残ってるが・・・。
この辺は以下を参照。
・水産庁長官に小林氏 官房長には白須生産局長(2005年7月8日 47NEWS)
で、さらに話を Greenpeace Japan の声明に戻す。
この中では、Obama 大統領の来日に合わせて日本が「調査捕鯨」を中止するよう訴えていたのだが・・・。
以下、2009年11月10日分 greenpeace.or.jp『調査捕鯨は~』から、星川 淳事務局長のコメントを(略
---- 以下引用 ----
(中略)
グリーンピース・ジャパン事務局長の星川淳は、「鳩山政権は調査捕鯨を見直すことで税金のムダづかいを削減し、天下りの温床となっている調査捕鯨関連の公益法人を断ち切ることで選挙公約を果たしながら、同時に南極海クジラ保護区における捕鯨を止めることで国際的な日本の信頼を回復することもできる」と語り、オバマ大統領来日と行政刷新委員会による事業仕分け作業開始という絶好の機会に、調査捕鯨の見直しを表明すべきだと訴えた。
---- 引用以上 ----
何だろうな。
COP15 の準備会合で「化石賞」を受賞した鳩山(兄)首相に対し、Greenpeace Japan がここまで(過度の)期待を寄せてるのかわからないんだよな。
つーか、COP15 の準備会合に関する声明を Greenpeace Japan は出してないし(怒笑)。
鳩山(兄)首相の環境政策がどのような方向性を打ち出すのか掴みかねてるとはいえ、Greenpeace Japan の鳩山(兄)首相への態度は正直甘すぎるのでは?
ま、Greenpeace Japan も COP15 本番が終われば態度を変えることを期待してるが・・・。
2009年11月13日追記:
昨日の「事業仕分け」で、件の海外漁業協力財団へ出資した基金については一旦国庫に返納することとなった。
・第3WG 評価コメント:基金(1)―漁船漁業構造改革総合対策基金、水産業燃油高騰緊急対策基金、資源回復等推進支援事業造成基金、貸付事業基金(2009年11月12日? cao.go.jp;.pdfファイル)
「看板替え」で終わったら笑うしか・・・。
おまけ:
今度の「調査捕鯨」に抗議する予定の Sea Shepherd が新たに導入した船(Ady Gil号)の設計者こと Pete Bethune 氏に関する記事(笑)
・Earthrace may take on whalers(2009年5月26日 Stuff.co.nz;Taranaki Daily News)
Bethune 氏にしてみれば、自分が設計した船の極地における耐久性を Sea Shepherd に実験させてる、という皮肉な考え方もできなくも無い・・・。
・<国土・景観形成調整費「廃止を」 事業仕分けスタート(2009年11月11日 asahi.com)
その対象には、「調査捕鯨」団と深い関係のあった財団法人こと海外漁業協力財団への出資も含まれていたという・・・。
・調査捕鯨は税金のムダづかい(2009年11月10日 greenpeace.or.jp)
つーか、「事業仕分け」の対象となる事業って何?
って人は以下を参照(手抜き)。
・事業仕分けの対象となる事業・組織等(案)(2009年? 内閣府;.pdfファイル)
個人的には、防衛省の『自衛隊の募集事業』が何なのか気になるが・・・。
話を戻す。
問題の財団法人への出資は、農林水産省が行う予定の事業だったりする。
しかし、この財団法人、何かと曰く付きの団体だったりする。
つーのも、ここの幹部クラスが水産庁や農林水産省の OB というナイスな経歴の持ち主だったりする。
この辺りは以下を参照(手抜き)。
・第7号 平成21年2月3日(2009年2月3日 国会図書館)
そして、2009年10月31日時点の理事長は田原 文夫氏。
最終職歴は水産庁長官、というこれまた素晴らしい実績を積んでいる。
・会員紹介(全国漁港場協会ホームページ@保存はお早めに)
ただ、田原氏の退職に関しては(時期や動機含め)不可解な点が残ってるが・・・。
この辺は以下を参照。
・水産庁長官に小林氏 官房長には白須生産局長(2005年7月8日 47NEWS)
で、さらに話を Greenpeace Japan の声明に戻す。
この中では、Obama 大統領の来日に合わせて日本が「調査捕鯨」を中止するよう訴えていたのだが・・・。
以下、2009年11月10日分 greenpeace.or.jp『調査捕鯨は~』から、星川 淳事務局長のコメントを(略
---- 以下引用 ----
(中略)
グリーンピース・ジャパン事務局長の星川淳は、「鳩山政権は調査捕鯨を見直すことで税金のムダづかいを削減し、天下りの温床となっている調査捕鯨関連の公益法人を断ち切ることで選挙公約を果たしながら、同時に南極海クジラ保護区における捕鯨を止めることで国際的な日本の信頼を回復することもできる」と語り、オバマ大統領来日と行政刷新委員会による事業仕分け作業開始という絶好の機会に、調査捕鯨の見直しを表明すべきだと訴えた。
---- 引用以上 ----
何だろうな。
COP15 の準備会合で「化石賞」を受賞した鳩山(兄)首相に対し、Greenpeace Japan がここまで(過度の)期待を寄せてるのかわからないんだよな。
つーか、COP15 の準備会合に関する声明を Greenpeace Japan は出してないし(怒笑)。
鳩山(兄)首相の環境政策がどのような方向性を打ち出すのか掴みかねてるとはいえ、Greenpeace Japan の鳩山(兄)首相への態度は正直甘すぎるのでは?
ま、Greenpeace Japan も COP15 本番が終われば態度を変えることを期待してるが・・・。
2009年11月13日追記:
昨日の「事業仕分け」で、件の海外漁業協力財団へ出資した基金については一旦国庫に返納することとなった。
・第3WG 評価コメント:基金(1)―漁船漁業構造改革総合対策基金、水産業燃油高騰緊急対策基金、資源回復等推進支援事業造成基金、貸付事業基金(2009年11月12日? cao.go.jp;.pdfファイル)
「看板替え」で終わったら笑うしか・・・。
おまけ:
今度の「調査捕鯨」に抗議する予定の Sea Shepherd が新たに導入した船(Ady Gil号)の設計者こと Pete Bethune 氏に関する記事(笑)
・Earthrace may take on whalers(2009年5月26日 Stuff.co.nz;Taranaki Daily News)
Bethune 氏にしてみれば、自分が設計した船の極地における耐久性を Sea Shepherd に実験させてる、という皮肉な考え方もできなくも無い・・・。