ジンバブェでは、総選挙の投票結果に関して票の数えなおしが終了した模様。
その結果、一部の方々の予想通り(?)Mugabe 大統領側が望んでいた再投票が確定したらしいが・・・。
・(2008年4月20日 independent.co.uk)
野党側の代表を務める Morgan Tsvangirai 氏(南アフリカにいる)は、再選挙になってもジンバブェに入る予定はないという。
というのも、Mugabe 政権下のジンバブェに戻っても拘束されるとかで命の危険に晒されると見ているからだとか。
一方、票の数えなおしについては色々問題があるらしい。
つーのも、投票箱が勝手に開けられていた可能性が指摘されているからだ。
その上、再集計を監視していたのが南アフリカが主導権を握ってる SADC 率いる監視団だったからさぁ大変。
前にも書いたが、南アフリカ政府は Mugabe 政権を支持する姿勢を取り続けている。
もっとも、中国からジンバブェへ輸出する武器を積んでた船の積み下ろしは拒否したが(注)・・・。
この状況下で票の再集計が行われた点について、野党側の方々は色々批判している。
以下、independent.co.uk の記事から一部を引用しておく。
---- 以下引用 ----
(中略)
The recounts were being observed by a South-African led team from the Southern African Development Community, but the opposition has been disillusioned by the feeble stance of the organisation and its designated mediator, President Thabo Mbeki of South Africa.
Yesterday former UN secretary-general Kofi Annan said the situation in the country was "dangerous" and pointedly urged Africa's leaders to do more.
"The recounts remove any doubts about the ZEC being a partisan organisation," said David Coltart, an opposition senator and constitutional expert.
"If they start announcing that someone else has won a seat, it will be illegal. Only a court can decide that a result should be overturned."
It was clear, Mr Coltart added, that Zanu-PF had known the presidential result since 2 April, when the government-owned Herald newspaper reported that there would be a run-off.
The delay since then had removed any claim to legitimacy that the poll could have given Mr Mugabe.
"All this amounts to is a rather clumsy coup disguised as an election."
(以下略)
---- 引用以上 ----
しかし、再投票が監視団つきできっちり行われても、それまで Mugabe 大統領側がやってた色んな嫌がらせで与党側の票が増えるかも。
それに、野党側が Mugabe 大統領側に政治活動を妨害されてる状況じゃな~。
まともに選挙が行われるかどうか正直わからないな・・・。
もっとも、Mugabe 大統領が政権の座を降りてもすぐにジンバブェの経済状況が良くなるわけがない。
これへの対策については、俺があーだこーだ書ける立場じゃ無いので止めておく。
・・・
おまけ:
2008年4月20日朝日新聞8面『世界の論調』に掲載されていた2つ目の論説の原文↓。
・How come Zimbabwe and Tibet get all the attention?(2008年4月17日 guardian.co.uk)
英による犯罪行為から、第1次大戦後に作った 3つの協定(サイクス・ピコ協定、フサイン・マクマホン書簡、バルフォア宣言)が抜けてるよ(違)。
それと米英の犯罪行為から、イスラエルへの支援が・・・。
その結果、一部の方々の予想通り(?)Mugabe 大統領側が望んでいた再投票が確定したらしいが・・・。
・(2008年4月20日 independent.co.uk)
野党側の代表を務める Morgan Tsvangirai 氏(南アフリカにいる)は、再選挙になってもジンバブェに入る予定はないという。
というのも、Mugabe 政権下のジンバブェに戻っても拘束されるとかで命の危険に晒されると見ているからだとか。
一方、票の数えなおしについては色々問題があるらしい。
つーのも、投票箱が勝手に開けられていた可能性が指摘されているからだ。
その上、再集計を監視していたのが南アフリカが主導権を握ってる SADC 率いる監視団だったからさぁ大変。
前にも書いたが、南アフリカ政府は Mugabe 政権を支持する姿勢を取り続けている。
もっとも、中国からジンバブェへ輸出する武器を積んでた船の積み下ろしは拒否したが(注)・・・。
この状況下で票の再集計が行われた点について、野党側の方々は色々批判している。
以下、independent.co.uk の記事から一部を引用しておく。
---- 以下引用 ----
(中略)
The recounts were being observed by a South-African led team from the Southern African Development Community, but the opposition has been disillusioned by the feeble stance of the organisation and its designated mediator, President Thabo Mbeki of South Africa.
Yesterday former UN secretary-general Kofi Annan said the situation in the country was "dangerous" and pointedly urged Africa's leaders to do more.
"The recounts remove any doubts about the ZEC being a partisan organisation," said David Coltart, an opposition senator and constitutional expert.
"If they start announcing that someone else has won a seat, it will be illegal. Only a court can decide that a result should be overturned."
It was clear, Mr Coltart added, that Zanu-PF had known the presidential result since 2 April, when the government-owned Herald newspaper reported that there would be a run-off.
The delay since then had removed any claim to legitimacy that the poll could have given Mr Mugabe.
"All this amounts to is a rather clumsy coup disguised as an election."
(以下略)
---- 引用以上 ----
しかし、再投票が監視団つきできっちり行われても、それまで Mugabe 大統領側がやってた色んな嫌がらせで与党側の票が増えるかも。
それに、野党側が Mugabe 大統領側に政治活動を妨害されてる状況じゃな~。
まともに選挙が行われるかどうか正直わからないな・・・。
もっとも、Mugabe 大統領が政権の座を降りてもすぐにジンバブェの経済状況が良くなるわけがない。
これへの対策については、俺があーだこーだ書ける立場じゃ無いので止めておく。
・・・
おまけ:
2008年4月20日朝日新聞8面『世界の論調』に掲載されていた2つ目の論説の原文↓。
・How come Zimbabwe and Tibet get all the attention?(2008年4月17日 guardian.co.uk)
英による犯罪行為から、第1次大戦後に作った 3つの協定(サイクス・ピコ協定、フサイン・マクマホン書簡、バルフォア宣言)が抜けてるよ(違)。
それと米英の犯罪行為から、イスラエルへの支援が・・・。