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The direction of the Second Lebanon war

2007-05-04 21:25:11 | パレスチナかイスラエルか
なんか知らんけど、イスラエルで Olmert首相と Perez国防相に対する辞任要求が出ている。
でも、二人とも辞任する気は無いようだ。
・Olmert vows to stay on despite mass rally calling on him to quit(Haaretz.com 2007年5月4日)

原因は、去年イスラエルがレバノンに仕掛けた戦争において、どのような決定が行われたかをまとめた報告書が公表されたこと。
↓は、報告書の概要みたいなものである(全文はヘブライ語で書かれてるだろうし・・・)。
・Winograd Commission submits Interim Report(2007年4月30日 Israel Ministry of Foreign Affair)

この序文の3節と4節は、言葉だけをとればまともだったりする。
一応和訳してみたけど、例によって適当だったり。

3.我々調査委員の役割は、に与えてきた。
個人の責任について追及することも含め過去に起きたことを学ぶことの必要性を、誰も軽く見ていない。
過去は、未来に向けた教訓を学ぶための鍵だ。
いわんや、これらの教訓を学ぶこととそれらを役に立てることは、我々委員会の結論で一番大事なところだ。

4.教訓に学ぶことを強調するのは、公的委員会の役割に伴う我々の趣旨に沿うだけでない。
イスラエル社会の強さにある偉大なるもの1つは社会が自由であり(外に)開かれていて創造的であること、という我々の信条にも沿うのだ。
成し遂げたことととに、その信条に挑むことは行動と経験に対し責任を果たすことだ。
それと共に、イスラエルは学ぶ社会でなければならない--
未来に向き合う能力を良くするため、取り組みや起こした失敗に対して検証を行う社会に・・・。


しかし、報告書の内容は、首相や国防相といった人々には非常に厳しいものみたいだ。
報告書では、第2次レバノン戦争を行う前の判断に重大なミスがあったと論じている。
国防相に至っては、軍事に関する知識と経験が足りなかった、と書かれる始末。

ま、これだけ報告書でボロクソに叩かれ抗議デモが起きても、首相と国防相は辞任しないだろうが・・・。
もっとも、両方とも辞任したとしても、イスラエル政府の見せるパレスチナの人々に対する態度が変わるとは思えないが。


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