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魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

わが家のお節、栗きんとんを作るの巻

2012年01月04日 | 主夫の台所考
 栗きんとんを作る! 
 
 主夫の台所、暮れの行事に「白菜漬け」と「栗きんとん」作りがある。
栗きんとんは、お正月・お節の憧れのものだった記憶がある。
蓮根や八つ頭のお煮しめはこどもたちにとってはそう嬉しいものではない。
きんとんの中から栗を探り当てて喜んだものだ。菓子や甘味の高価な時代
だったせいもある。だから、今でも栗きんとんは自分にとって特別の存在だ。

      

 作り方も半端な量ではない。かつては3kg、4kg作って実家の届けたりもした。
 いまでも、2kgくらいは作る。

 材料となる栗の甘露煮を吟味する。
  菓子材料の専門店に行って、国産の大型缶入り(2kg)を長らく使ってきたが、
  2年前から、愛媛県産の1kg入りの瓶詰めを卸市場で探してきた。
  スーパーで売っている少量入りのものではとても間に合わないまいから。

 サツマイモを吟味して大量に買う。
  石川、徳島、千葉県産を使ってきたが、ことしは黄色みの濃い鹿児島産を使ってみた。
 サツマイモを厚く皮むきをし、刻んで一晩ミョウバン水に漬ける。

 大なべで茹でる。
 茹で上がったものを、熱いうちに裏漉しする。
  この作業は子供たちの仕事だったが、このごろは自分ひとりの作業。
  小一時間あれば出来るので、むかし大騒ぎをしてやったのは何だったのだろうか。
  子供たちのイベントの決めた母親の知恵・策略だったのかも知れない。
 
 練る
 裏漉しのサツマイモに、たっぷりの砂糖と塩少々加え、甘露煮の汁を加えて火にかける。
  しゃもじでかき混ぜる。手を休めると焦げ付いてしまうのでひたすらこねる。
  こねて、こねて、頃合いを見て栗を加えて、またこねる。この間に、蜂蜜を加えて味・
  こく・つやを出す。

  練りと砂糖が足りないと、照りが出てこない。この練り具合が仕上げのコツか。
  練りあがったところで、大きな木鉢に移して、余分な水分を飛ばす。

 こうして作るのがわが家のやり方。
  長年の行事だから、仕上がり具合の評価がうるさい。家族みんながそれぞれ一家言ある。
  正月を迎える前、暮れのうちに結構つまんでしまう。

**お得情報:デパートのお節売り場を見に行って、仕上がり具合と値段を確かめてみる。
       試しに買って味の比較もしてみたいが、とっても手が出ない。
       自家製の原価と比較して、4~5倍の値段がするのだから。

 
 
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魚っ食いのお節

2012年01月04日 | 魚の食卓
魚っ食い”うおとりえ”のお節

 何でも素材から手作り主義の”うおとりえ”は、正月お節も
出来るだけ手作りすることとしている。したがって腕に覚えの
あるものの域を出ない。普段のものの中から、お正月らしくア
レンジすることになる。


      

  海老しんじょう  :つくり置きの常備菜の中から。伊勢えび・車えびでなくても、海老はえび:芝えび。
  たらこの粕漬け  :生タラコを酒・醤油漬けしたものを、酒粕に漬け込んだ。数の子の代わり。
             軽く焼いて添えてみた。粕に香りがして結構いけました。
  まぐろ・トロ   :魚っ食いとしては必須アイテム。
  栗きんとん    :30年以上続いている我が家の名物アイテム。
            沢山つくって、親戚・知人にも届けていたが、最近は作る量も減ってきた。
  卵焼き      :厚めに焼いて盛り付けてみた。
  煮豆       :黒豆といきたいところだが、難しそうなので、普段どうりの虎豆を煮る 
 *蒲鉾・はんぺん  :残念ながら作ることが出来ない。こだわりの店に買いに行く。
             作り溜めをしないから、何月何日何時と指定の予約を入れておかないと買えない。
             悔しいけれど立派なご商売。そこまで暖簾を築くのは大変だったと思うが、そこに惹かれる。
  煮物       :大根と八つ頭をいつも通りに。蓮を煮忘れた。
  酢の物      :生海苔が12/30に入手できたので。
  蒸し物・茶碗蒸し :材料さえ揃えれば、作るのは割りに簡単なので最近はまっている。
      シュウマイ:暮れの内に作って冷凍にしておいたもの取り出して。
  漬物       :毎日食べているものをいつも通りに。

      

  以上が、主夫の台所”うおとりえ”のお節でした。


   

  
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